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【MTGレガシー】スタイフルノートのすすめ(UR Ver.解説編)

こちらの記事は、基本全文無料になっておりますので、ご安心して最後までお読み下さい。

今回は最近好んで回しているURスタイフルノートの解説記事となっております。

以前からURの解説記事書くよ~って意気込んでましたが、サンプルがもう少し欲しいということで、MOで対戦サンプル集めのためにレガシーチャレンジに参加したところ、準優勝の好成績を収めることに成功しました。


あんまり勝つ気なかったけど無欲の勝利ってやつですねw

金魚と晴れる屋にもスタイフルノートを取り上げていただいて、
ドレノおじさんのわいは非常にうれしい次第です^^

優勝出来なかったのはモヤモヤが残りますが、このデッキは現環境で全然やれるという証明になったかと思います。

ということで調子に乗って本記事を執筆致しますので、
最後まで読んで頂ければ幸いです。

URスタイフルノートの概略

最近使っているリストです。

サイドボードは環境や参加するイベントによって微調整必要ですが、
メインはかなりすっきりしたリストになっております。
4積みのカードが14種類とかなりゲームの再現性が高く、
俗に言う美しいデッキの形をしています。
ちなみに筆者はピン差し多めとかの汚いリストも大スキw

リストを見て貰えばわかると思いますが、
古くからあるテンポ重視の由緒正しい昭和のスタイフルノートを
現代版にMH2の新規たちでバックアップするといった形のデッキになっております。

欠点としてアドバンテージ獲得手段がメインには無いため、如何に速やかにゲームを終わらせるか、不要牌を弾いていくかが重要になってきます。

URスタイフルノートのゲームプラン

このデッキにはゲームプランが大きく分けて2パターン有ります。
(サイドボーディング後は含めず)

①デルバー戦略プラン。
レガシーを代表するゲームプランで、
軽量クロック展開からのマナ否定戦略は現環境でも健在で、
もみ消しと不毛の大地を採用している事から低マナ域のゲームに相手を無理矢理付き合わせる事によって、相手の高マナ域のカードを一切プレイさせずにデルバーとチャネラーが走りきるプラン。
このプランで不要となるカード(叱責やドレノ様)は、チャネラーの諜報で墓地に送り高揚のサポートとして活用。
ドレノ様はクリチャー/アーティファクトで2種類分のカウント。最強かよ

デルバープランでも、叱責に関してはウルザの物語から出てくるトークン一掃やタッサの神託者を代表とする厄介なETB消しなど以外と有能。無警戒の所に叱責は結構刺さる場面も多くてスキw

デルバープランの場合は癖の強いURデルバーみたいな感じです。

②ドレノ様降臨プラン。
激しい叱責やもみ消しでドレノ様を降臨させるプラン。
ドレノ様崇拝の筆者としては全面的に推していきたいプランなのですが、
狙ってドレノ様降臨させても勝てないデッキがあるため、サブプランになる事が多々あります。
例えば白絡みのコントロールデッキなんかにもみ消しでドレノ様降臨なんてプレイしたら実質2対1交換で負けに行っているような物です。

ドレノ様降臨プランを遂行するべきデッキとしては、
デルバーミラーや赤単プリズンなど、メインでドレノ様を触るカードが乏しいデッキ。
こういうデッキに対しては超有効で、ダメージレースを崩壊させます。
基本2パンで終わりなので2ターン目にドレノ様降臨で大分有利な状況に持ち込めます。
安全面やカード消費を考慮して叱責経由で3ターン目くらい降臨させるのを推奨。

デルバープランを遂行しつつ隙を見てドレノ様降臨させたり、
デルバープランの天敵の忍耐などでクロックが止まったときのプランとして保険として使うなどの臨機応変に戦う柔軟性が求められます。

基本的にデルバープラン6~7割で戦う感じで、デルバープランで分が悪い相手に対してドレノ様の力を借りる。
こんな感じで戦うと安定した勝率をキープ出来るかと思います。

スタイフルノートと言うデッキ名では有りますが、
新しいURデルバーの派生形と考えた方が戦いやすいかなと思います。


天敵コントロールデッキへのアプローチ

スタイフルノートを握ったことがある人ならわかると思いますが、
白絡みのコントロールが天敵です。かなりキツイです
ドレノ使いはソープロ虹色の終焉至高の評決3テフェ終末・・・
この文字を見ただけでうわぁって気持ちになるかと思います。この苦手なカードをこれでもかって入れたデッキが青白コントロールです

頑張って出したドレノ様が簡単に処される所は見ていてつらいものがあります。
特に3テフェ、こいつは絶対に通してはいけないカード。


筆者のドレノデッキ調整の歴史=対コントロールの歴史と言っても過言では無いほどコントロールデッキに対して対策を施しています。

だからといってコントロール対策にだけサイドボードの枠を削ける訳もなく、少ない対策札で如何にコントロールを捌けるかが重要になってきます。

最近の対コントロールへのアプローチを紹介致します。

現在のサイドボードですが、
対コントロール対策ってカードは相殺・ナーセット・ネメシス・呪詛の四種類です。(パイロ系は汎用性が高いため割愛)
ナーセット・ネメシスあたりは対コントロール専用色が強いですが、
他は汎用性がある物で、専用サイドって程では無いのでサイドの枠も最小限に押さえているつもりです。

コントロール対策のプランとして、最近のアプローチは
チャネラー+相殺

URデルバー大量発生時にミラー用に流行った戦法で、ミラーに限らず同系デッキやキャントリを使う青いデッキに有効な戦法だと私は感じました。
ストンピィなど相手には不要牌でしか有りませんが、非常に強力で汎用性の高いサイドボードだと感じております。

相殺をただ設置するだけではあまり期待できませんが、チャネラーや各種キャントリなどのトップ操作を行える状況を作れば非常に強力です。
独楽相殺を彷彿とする強さです。

今回の対コントロールのアプローチはそのチャネラー相殺でヒット率を上げるサイドボーディングです。

トップ操作はある程度行えるので、マナ数をサイド後は散らす構成となっております。

絶対に通したくない3テフェを筆頭にナーセットや一日のやり直し、たまに僧院の導師など3マナ圏のマスカンは多く、そこに相殺をあわせるべく3マナのカードを複数投入します。

FoN・ネメシス・ナーセット・呪詛と4種類投入、
地味にメインに借りてが1枚で3マナカードが合計5枚体制。

マスカンの3マナカードは絶対に通させない、という意気込みだけは常に持っていますw気休めでしかないですけどね

1マナや2マナのカードも多いので、各種キャントリや除去、相殺を割に来る虹色の終焉なんかも対応可能です。

以前は反復を使い回しなどで枚数アドバンテージでも対抗できていましたが、予報などでその戦法をとるのは得策では無いと考え、
枚数では無く質でアドバンテージを取るという方法も可能にしてくれます。
そう、チャネラー相殺ならね。
具体的には余分土地をドローしないなど、単純なことですがドローの質向上にも一役買っています。
また、枚数や質だけじゃ無く、相殺で2枚以上カウンター出来ればそれ以降はどんどんアドバンテージ差を広げてくれます。

もちろんサイド後のナーセットやネメシスは普通に通せればゲームを有利に進められるのでキャストも狙っていきましょう。

ここまで淡々と書いてきましたが、
理想論で、天敵にはどうしても有利に戦えるというほど勝率は高くありませんが、うまくかみ合えば勝てるようになってきました。

コンボとかデルバーには勝てるけどコントロールきつすぎって思っている
スタイフルノート使いは是非お試し下さい。

偉そうに相殺をおすすめしていますが、最近のデルバーのリスト見るとあんまり相殺使われてないんですねw
デルバーの有識者からしたら的外れなプランなのかもしれませんが、
今のところ感触的にはいいので取り上げさせていただきました。

デルバー有識者はコントロール対策とかどうしてるのか教えていただけたら幸いです。

おわりに

最後まで読んで頂き有り難うございました。

今回はURスタイフルノート解説編ということ、書いてきましたが、
読んでくれた方には伝わったと思いますが、ちょっと癖の強いデルバーくらいに感じてもらえればありがたいです。
デルバーを以前からプレイしていた人なら特にストレス無く回せると思いますので是非一度回して頂けると幸いです。
そこで気づいた疑問点や意見などはコメント欄やTwitterのDMで質問頂ければ答えられる範囲でお答え致します。
ぜひスタイフルノートならではの楽しさなど感じてもらえたら幸いです。

筆者はお酒が好きでいろんな種類のお酒をたしなみます。
デッキをお酒に例えると
デルバーはスーパードライ!
キレがあり万人受けで安定してうまい。みんな大スキ
スタイフルノートはラフロイグです。


癖が強く、最初は理解に苦しみますが、だんだん嵌まって、
いつの間にか虜になっている。こんな感じですw
筆者の主観と偏見でしか有りませんw


今後も《ファイレクシアン・ドレッドノート》の良さを知ってもらい
ドレノ使いの仲間が増えることを目標に活動して参ります。

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