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2025年のキャンプ、努力目標は食料自給率アップ

Amazonカートに入れたままポチれないテントがある。
内部面積210×130の2人用、20Dシルナイロン製のシングルウォール、非自立型ドームテントで重さが1.2kg。軽いテントとしてはCloudUpの1人用テントを持っているけど、1人用はあまりにも狭く、中にリュックを入れたら寝返りもうてないし強風激寒のキャンプで非常に苦労した。その経験があるから2人用を狙ってるんだけど、今回のテントも寒さには弱く、実際使うとなると4月~10月の半年に限られる。
夏ならCloudUpでも過ごせないことはないし、以前の最安値まで下がったら...とタイミングを図っているところだ。

非自立ドームテントという特殊さに惹かれる
12000円までポチらないぞ


さて今回のテーマは食料自給率の話。
薪の自給率は70%くらいかな?
現地で補給できないことも考えてホームセンターの薪を1束は積んでいるけど、現地で薪が増えることもあるし、まあまあ自給率は高いほうだと思う。現地で製材を行うためにナタ・ノコギリ・クサビ・ハンマーなどの重量物は増えるけど、不要なものを持っていかない工夫をすればそれほど面倒なことでもない。

自給率を増やしたいのは食材だ。できるならば50%くらいまでは近づけたい。
ただし自分に料理の才能は無いし、少ない調理器具と調味料しか持っていかないし、美味しさには期待していない。でもそれは馬鹿舌が救ってくれる。味が濃ければ美味く感じるし、最低限酒のアテになれば満足できるからだ。

キャンプに出かけると、料理をするのは実質は夜の一回だけ。
キャンプ場に着くのは14時~16時くらい。
夜まで我慢出来ない時は蕎麦を茹でたりインスタントラーメンを食べるけど、夜の食事は酒のアテがメインで残りが明日の朝食のおかずになるくらいの量を作ることにしている。それもLEDランタン1個とヘッドライトの薄暗い環境下での調理になるので繊細なことはできない。

米を炊くのは朝だけ。朝はガッツリ食う主義なので米は1.5合炊いて、オカズは夜の残りを乗せて丼か納豆や目玉焼きの簡単なものが多い。
昼は、移動中に食料補給に寄るスーパーで菓子パンなんかを買って運転中に食べたり、並ばなくていいのならばご当地めしを食べることもある。

もちろんキャンプ地の土地の名物は食いたい。でも名産は調理の腕が伴ってこそ名産なのであって、それを味わうのならば地元の名店で食べたほうがずっといいはず。A5ランクの霜降り肉を値段相応の味に調理する自信はまったくない。
だから例えば岩手県にキャンプに行っても前沢牛には目もくれず、豚バラコマ肉を買うことになる。
それでいいと思っているし分相応だと思う。今さら料理の腕を上げる努力や設備投資よりも、我慢して酒に溺れる方がずっと楽だからだ。

キャンプ場に着いて暗くなる前の時間はもっと有効に使いたい。
設営を終えたら軽くビールで乾杯なんてよくあるシーンはしたことがないし、薪探しと製材で忙しいけれど、これに食料調達の時間を加えたい。
哺乳類の捕獲となると一気にハードルが上がって現実味はないけど、植物と魚類ならばなんとかなりそうな気がする。

コシアブラ@背あぶり山キャンプ場
タラの芽・ヨモギ・ツワブキ@茂庭広瀬公園キャンプ場
フキノトウ@高塚高原キャンプ場
ムラサキシメジ・クリタケ@七戸町森林公園キャンプ場

山菜は知ってる範囲ならば今までも調達してきたが、もっと知識を深めたい。問題はキノコ。
キノコは直に大幅な体調不良、下手すれば命を失うことにもなりかねないのでビビってしまう。知ってる極少数のキノコにしか手を出せない。キノコや山菜は学ぶことが確実に食料増加につながるのだから実践してみるしか無い。
知識量が多ければ、ただの雑木林もスーパーの食料売り場や食料庫に変わると思うとすごいバージョンアップだ。ただ、疑心暗鬼で採ったものを自分で人体実験しなくちゃならない不安は大きい。
図鑑の写真と虫に食われ枯れ葉に埋もれたネイティブなキノコとの差がありすぎるんだよなー。

イワナ@法体園地キャンプ場

魚類は捕獲さえできれば調理にはそれほど苦労しないと楽観的だ。
魚種やサイズに関係なく、捕れやすいものを食べる量だけならばなんとかなりそうな気がする。
アジ、イワシ、ハゼ、ウツボ、フナ、ヘラブナ、コイ、ウナギ、ナマズ、スッポン、オイカワ、ウグイ、ワナ、ヤマメ、サワガニ、モクズガニ、テナガエビ、アメリカザリガニ、ウチダザリガニ、ミドリガメ、ブラックバス...魚種にそれほど抵抗はない。
捕れるか捕れないか、さばけるかさばけないかの問題だ。調理法は捕れてから考えればなんとかなる。揚げて甘酢あんかけを掛ければたいていは美味くなるはずだ。
しかし大きく立ちはだかるのが「漁業権」の壁。釣りを楽しむのが目的じゃなく、捕れるか捕れないかもわからない一食分のために日釣り券を買う気はさらさら無い、それならスーパーで干物を買ったほうがマシ。あくまでもこっそりトライするつもりでいる。

渓流のべ竿
エビ・カニ用籠罠

まずは食料調達ができるかどうか。
リール竿は持っているものを使うとして、とりあえず渓流竿とカニ・エビ用のわなカゴを激安サイトのTemuで購入した。多分おもちゃ同様のものだと思うけど、その程度のもので捕れなきゃスーパーで買った方がいいし、ふりかけでも腹はふくれる。その程度の軽い気持だ。

ガサガサ網と折りたたみバケツも買っておかなきゃな。
今年はキャンプ場を選ぶのに新しい要素が増えた。春が楽しみだ。


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