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高塚高原キャンプ場
〒979-1201 福島県双葉郡川内村上川内
要予約 川内村役場産業振興課商工観光課係
平日:0240-38-2112 土・日祝日:0240−38−2111
無料 車両乗入れ可のオートキャンプ場
冬季は閉鎖
役場に電話1本入れるだけで使える無料のオートキャンプ場です。
穴場中の穴場だったのですが、最近は噂を聞きつけて県外ナンバーの車も多くなってきました。平日ならば当日予約も余裕ですが、週末は事前に予約したほうがいいかも知れません。
全部で13サイト(3サイトはウッドデッキ)の小さなキャンプ場ですが、区画も広く隣とのプライバシーもしっかり取れて車も乗り入れ可能なオートキャンプ場です。
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炊事場の下、4・5・7はグループが好んで入るみたいです。不思議なもので入口近くから埋まっていくので、個人的なお気に入りの一番奥のサイトの13は空いているときが多い。と言っても平日ならば完ソロのときの方が多いくらいでサイトは選び放題です。ちなみに予約時にサイトの指定はできません。
10~13のサイトは山の斜面が近いので風が強く吹き上げることもあります。
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トイレは立派な水洗洋式、炊事場はありますが飲料は不可となっているので準備はして登ったほうがいいです。近くに坊主清水という美味しい湧き水があるので私はここで水を補給してから登ることにしています。
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標高1000mの森林サイトなので下界がうだるような暑さの日には最適です。
去年地元に37℃の予報が出たのでたまらず避難。インナーテントを蚊帳代わりにしてタープ泊をしていたのですが、寒くて夜中にフライシートを張ってテントを閉じました。
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じつは最近は1のウッドデッキを連続して使っています。山形や岩手などでは珍しくもないウッドデッキですが、福島県ではほとんど見かけません。だから専用ペグを準備してる人も少ないのか、GWなどの混んでいるときでもウッドデッキにテントを建てている人はいません。車もすぐ側に付けられるし、横にはタープを張る広いスペースもあるし、薪はすぐに調達できるし、なにより静か。しばらくはウッドデッキが続きそうです。
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東日本大震災に伴う原発事故によって福島県の海岸線や阿武隈山地のキャンプ場は休止せざるを得ませんでした。そして10年の年月が流れ、除染もすすんでキャンプも可能な環境になったわけですが、閉鎖したままのキャンプ場、津波で跡形もなくなったキャンプ場、再開したキャンプ場の3種類に分かれます。
今私たちが使っている再開したキャンプ場も、①以前は有料だったけど再開にあたって1年間は無料で再出発して有料で営業しているキャンプ場、②公営だったのを管理を企業に委託して再開したキャンプ場、③有料をやめて無料で再開したキャンプ場などの形態に分かれます。
ここ高塚高原キャンプ場は震災以前は有料だったと思います。再開にあたって村は、山の整備や場内の草木の伐採は森林組合へ、トイレや炊事棟の清掃は麓に住む人に委託して無料キャンプ場としての再スタートを選んだんじゃないかな。
13サイトの小さなキャンプ場を有料化したところで管理人を常駐させてたら赤字は膨らむばかり、いっそ無料化した方が来てくれる人は喜ぶかも。くらいな再スタートだったんじゃないかな。
村内には「いわなの郷」という釣り堀+レストラン+コテージ+キャンプ場の村イチオシの有料施設があります。
キャンプ場は芝と林間の2種類のサイトで通年営業。ソロキャンプなら1100円で泊まれます。通年営業なので冬キャンプに使うこともありますが、安心安全なキャンプ場です。
2つのキャンプ場を有する村ですが、無料と有料、上手く棲み分けができている感じです。
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