35歳の元ハロオタがかすみ草とステラで現場復帰する話(誰も興味ない)

2023年8月28日、私と「かすみ草とステラ」の歩みがスタートしました。
厳密に言うと、もう少し前から歴史はスタートしてますが、現場至上主義の私としてはこの現場デビューの日をスタートとすることにします。

今年5月初旬、インスタを何気なく見ていた時に何気なく表示された美少女(後に小柴美羽さんと判明)が全ての始まりでした。同僚の若手社員に「何をするにもまずはインスタ」と若者のイロハを教えられた私が、あの透き通った小柴美羽さんの写真に魅せられ、「かすみ草とステラ」に出会ったのでした。

平凡なアイドルであれば、そのままスワイプして流してしまうところ、「動いている小柴さんはどんな感じなのかな?」と私に思わせるには十分すぎる魅力が、小柴さんのその写真にはありました。

まずYouTubeで一番再生されてそうなMV「青より青く」を拝見。
うん可愛い。ソロパートもいい。そうなれば、かすテラの動画をみることが日々のルーティンになるのは造作もないことでした。

かくいう私、コロナ禍前は長きにわたってハロオタでした。ふとしたきっかけで2009年2月にももちこと嗣永桃子さんに出会って以降、細々とではありますが、現場至上主義でハロオタを続けながら、晩年は森戸知沙希さんを推していました。しかしながら、2018年のカントリーガールズの活動停止以降、自身のプライベートの事情もあったり、そして追い打ちはコロナで、アイドルを追いかけるということ、アイドル現場にいくということへのアドレナリンが出なくなっていました。

たまーにハロプロの情報を漁りながら、また現場に出れたら楽しいだろうなと思いつつも体はついてこない、そんな日々を過ごしていたわけです。
そんな中、インスタやTwitterで小柴さんをフォローし始めて、全く消えてわけではなかったこのアイドルオタクとしての炎が、だんだんそれなりの火力に戻ってきて、ふと、「かすテラ現場行ってみたいな」と明確に意識するようになったのが7月の末日だったころだったと思います。

プライベートの予定や業務の段取りを考えたところ、私の現場デビュー日を8/28(月)かわちぃフェス@渋谷ストリームホールにすることにしました。

とはいえ、本当に失礼を承知な書き方ですが、こういうカテゴリーのアイドルさんの現場に言った経験はなく、物販とはなにか?特典会とは何か?フォローしている元ハロオタさんで今別アイドルさんを推している人の投稿を見るに何となく想像はつくものの、細かいルールとかロジが分からん!

というわけで、事前にちょっと情報収集はしつつ、でもやはり現場にいかないとわかんないよなーと、自信なさげに当日渋谷の新しくなったペデストリアンデッキを歩いていたのです。

新しくなった渋谷駅のペデストリアンデッキはわかりやすく、光の速さでストリームホールが入っているビルにつきました。
Twitterでいわゆる「タイテ」(この単語も初めて覚えたよ)を見るとかすテラの出演時間は19:30~。

OPEN17:30って書いてあるからそのちょっと前くらいの時間に来たものの、かすテラの曲だって「青より青く」くらいしかちゃんとわかってない私が、他のアイドルさんのステージを2時間スタンディングで見るのは無理な話と言うのはなんとなく予想がついたので、夕飯でも先に食べてから…とビルの中のレストランでちょとと時間をつぶすことに。それでもここから初めての世界に行くと思うと期待と不安で食事もいささか喉を通らずって具合で18:30過ぎにはフラフラとホールへと向かいます。

今回の公演は「かすテラお目当て入場でチェキ券プレゼント」だったのですが、私調べによると終演後に大体特典会なるものがあって、そこでチェキを取ってお話ができるっていうのは何となくわかっていたので、入場時に受付で聞かれたりするのかな?スタッフさんが聞いてくるのかな?それともアグレッシブに言わないとスルーなのかな?とか色々不安な面持ちで、受付にでチケットの画面を見せました。そしたらなんてことはなく、受付さんからこなれた感じで「お目当ては?」って聞かれました。

「あ、これや!」と思いつつ、これは「かすテラ」と言うべきか、それとも「かすみ草とステラ」というべきものか、どっちなんだ的なことを0.2秒くらいの間で考え、省略して伝わらないという恥ずかしさを乗り越えた方がいいという人生35年の勘を信じて、後者の省略しないバージョンでいきました。
受付の方の「かすテラですねー」で全てを悟ったことは言うまでもありません。

とはいえ、無事入場、チェキ券的なものももらって、会場へ向かうことに。会場に入るとちょうど「昼夜逆転」さんのステージ中。
「あ、ライブハウス久々」って気もつかの間、やっぱり知らない曲聞きながらあそこにいるのも忍びなくなり、ロビーへ退散しました。
そして19:30ちょっと前、SAISONさんのステージ途中でライブ会場にお邪魔して、その時を待っているのでした…

ほどなくして、SAISONさんの出番が終わると、ついに「かすテラ」の出番。心地のいいBGMとともに白い子達が一杯出てきました!
まず私の興味は「小柴美羽ちゃんどこ?」
一曲目は「正夢の少女」(その時はわからず、後から調べて分かりました。)、目まぐるしく場位置が変わるものの、カチューシャが目印なので、とりあえず美羽ちゃんの場所はかろうじてわかる。入口が下手側だったので、その辺に陣取ってしまったが、上手が多かったのかな…と言う印象。
「青より青く」しかまともに知らないような状況で来ているので、ごめん。曲は乗れないので、とりあえずみんな見てます状況。

細かい記憶はそんなに鮮明には残ってないものの「その時は~♪」の隣のメンバーをのぞき込むダンスが特徴的だな~って思った記憶があるんだけど、割と前目(いっても、5,6列目くらい)で見れていたので、ステージの雰囲気はすごい伝わってきて。

もちろん一期生しか知らない状況で来ているけど、渡辺萌菜ちゃん、イメージと違って盛り上げる感じなんだぁとか。鈴森はるなちゃんの末っ子感は生で見ても変わらんのやなぁとか、そんな感じでステージ見つめながら時間は立っていき、4曲目の「大青春はじめます」まで終わってしまった。

計算的にはあと一曲くらいなのかなって感じだったのですが、来ました。私の唯一ちゃんと知ってる曲、「青より青く」!!
最後はこれまでずっとPVで見てきたこの曲を生で聞けて、月並みではあるが、「来てよかったなぁ」なんて思いながら、私の初めてのかすテラステージは終わりました。

ただ、浸っているわけにはいきません。

なぜならこの後初めての体験である、特典会が残っているのです。タイテによれば、特典会は21:00の終演後ということで、1時間程あるわけです。そうなれば当然特典会とはどのようなものなのか他のアイドルさんで見せていただくべしというわけで、昼夜逆転さんの特典会を横目で見ながら時間をつぶすことに。

とりあえず昼夜逆転さんの特典会をみて思ったのは…
「持ち時間長っ!!」
ハロプロ鬼高速握手の文化しか知らない私としては、かなりのカルチャーショックを受けたわけです。

話のネタはどうしよう?
初めて来たことと、知ったきっかけの話すればもつかな・・・とかそんな感じで割と脳内オーバーフロー気味の中、時間は進み、かすテラの特典会の時間に。

会場がよくわからんので、フラフラとロビーを歩いていると、スタッフさんが設営を始めたので、何となく場所を理解。
とはいえ、このままここで待てばいいの?さっき入った時の特典券を出せばいいんだよね?ルールがわからなくキョロキョロ。
まあ取り合えずは様子見だな…そう思っていると、ラミネート加工された特典会最後尾のボードが並び始めて、皆それをもとに並んでいく。
あ、そういえばちょっと前友人に誘われて虹コンの特典会いったことあったな、あんときと一緒だ!なんて思いながら、小柴美羽ちゃんレーンはどこかしら??と探すと一番左にあった。でも誰もラミネのパネルまだ持ってない。あれこれ俺とると鍵開けか?
でも特典会デビューの鍵開けは精神持たんな…と後ずさりしてると、何名か並び始めた…

そして、裏の扉みたいなところからメンバーが次々に出てきて整列。

小柴美羽ちゃんの「かすみ草とステラ、特典会はじめます。よろしくお願いします!」の掛け声で始まりました。

特典会がスタートした直後、小柴さんの列には6人くらい並んでたかな?
でも6人くらいだと割とすぐ順番来ちゃうんじゃない?って気がして。
心の準備ができない私は列から外れて、呼吸を整えることに。

遠巻きで見ながら、一応ルーティンは掴みました。

まずスタッフさんにソロかツーショットかを言えばいい。
写真を取ったら、サインをしながらお話すればいい。
時間になるとソフトにスタッフさんに声かけされるから、お別れになる。

もはやこの超基本レベルの流れが分かっていない状態で来たのですが、雰囲気もわかってきたので、始まって5,6分、意を決して小柴レーンに並ぶことにしました。

あと3人、2人、1人。

早く小柴さんと話したいけど、でも時間が来てしまうこの感覚、アイドルとの接触の際の久々のこの感覚が懐かしいと思っているのもつかの間、順番が来ました。

スタッフさんに特典券を渡します。

ポーズの指定などよくわからないまま、とりあえず2ショットを。
そして、記念すべき小柴美羽さんとの初めてのトークが始まりました。

(ここからは曖昧な記憶なので、一言一句は会ってませんので、何となくのながらだけ)

小柴「あ、(結構考えている様子)初めて~?」
AJ「あ、はい… 今回初めて来ました、ちょっと前にふと見てたインスタでかわいい子が出てきて、誰かな…って見てたのが、美羽ちゃんで…。いつか行きたいと思って(早口)」
小柴「そうなんだ!?何だろう?リールかな…?よくわからないけど、いきなり出てくるよね?」
AJ「はい」
小柴「えーうれしいー、来てくれて。どうだった?」
AJ「はい、正直青より青くしか知らない状況だっただけど、最後に聞けてよかったです」
小柴「よかった!青より青くの時と私だいぶ印象変わってるし、11人もいるから、私の場所わからなくなかった?」
AJ「あ、でもカチューシャ見てました!」
小柴「そうか~でも来てくれて嬉しいー」
AJ「あの、また来ます!!カフェのイベントとか!」
小柴「あれね!私あのイベント好きなの~」
スタッフ「小柴さんお時間間もなくでーす」
小柴「名前教えてもらっていい?」
AJ「あ、AJですアルファベットでA,J」
小柴「ホントにありがとーまた待ってるよ~」

こんな感じでした。もうちょい話したことはあった気もするのですが、覚えている限りは。

初めて小柴美羽ちゃんと話した感想をいいますが…

まずは、、、美羽ちゃん株爆上がりです。
こんな私に何度も来てくれてありがとうと言ってくれたこと、それだけでもう満足というか、こちらこそありがとうであり、来てよかったという一言に尽きます。

そんなわけで、
コロナ禍以降、約3年半ぶりの現場復帰がかすみ草とステラになり。
対バン、特典会、チェキ・・・色々学ぶことが多く。人生35歳になりますが、物凄く新鮮で日々のコンフォートゾーンから脱出した感じがすがすがしく感じました。

2023年8月28日少し遅くなりましたが、かすみ草とステラと私のjourneyが、この渋谷ストリームホールで確かに始まりました。

一期一会の人生の中で、いい出会いができました。と既に思います。
この歩み、確かに文字に残していきたいと思います。

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