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明星大学2023シーズンを赤裸々に書く時々

オイらはポンコツマジック


3月 春遠征珍道中
4月 入学式と練習三昧すし三昧
5月 良い季節 スプリングトーナメント!!!
6月 梅雨だけど ルーキーゲーム OB大集合 プロvs streetちょっと学生ゲーム

8月 合宿そして開幕
9月 地獄の連敗街道
10月 奇跡の3試合 4年生ラストゲーム

3月 春遠征珍道中

3月というのはいつもドタバタギャングスタライフになってしまうのは毎年のこと
MUは宮崎遠征、鹿児島遠征、大阪遠征と3つの遠征に行くことになる(コロナ禍前はさらに沖縄遠征もあった)私は鹿児島遠征と大阪遠征に帯同しました。
鹿児島でのメインは吉田監督(筑波大学)陸川監督(東海大学監督)樋口監督(大阪商業大学)とのパネルディスカッションに登壇することだった。もの凄いメンツの中に
なぜ?WHY?私のなのか…それは主催した方に聞きたいところである。
そんな中陸川監督とのパネルデスカッションで私にディフェンスについて語って欲しいと質問されたときには、横に東海大学最強ディフェンスの陸川監督が居るのに…
今世紀最大のWHY??になったのは言うまでもない
そして鹿児島の夜は様々な監督さん達の交流会もあり楽しい会だった
もちろん私は徹底的にノンアルコールで戦い抜いた!!!!
大阪遠征では、多くの新人選手を連れて関西の強豪、九州の強豪との試合ができてとても良い機会となった。毎年本当にヤングリゾートの皆様にはお世話になっている

なんとなく撮った見た@宿舎にて
関西遠征ホテルのロビーにて明星の子達は小学生みたいです。
関西遠征の試合前の円陣
新幹線に乗る
等身大パネルと増茂コーチ(彼はこの偉大な方を知らない)


4月 入学式と練習三昧寿司三昧

今年も多くの学生が明星大学に入学してくれた。
いつも私はジャージで行くと言うスキルをかまして行く
今年は写真も撮ってみた。

入学での集合写真学部ごとだったのもあり全員ではないw

そして大量の人数になり…カテゴリー分けなどをして…もうそれだけでパニックだった
この頃私は…どうやって昨年の課題を乗り越えるべきか?個を作ることどうすれば良いのかに没頭している、、私は三笘薫選手の本を読んだり、サッカーの本を読みまくる
サッカーが好きだからである(なんでやねん)それと同時にこの頃趣味を探した方が良いと周囲に言われ…えーと、、、そのーとなった結果。

スポーツカードを集めて見よう!となった。

まずはセブンイレブンとかで売っているプロ野球チップスカードを集めて
そしてNBAはハンドラー、サッカーはドリブラーを集めようと心掛け
ただルールとして大人買いは禁止として日々、渋谷ミント、池袋ミントを中心に日々
集めているこの趣味はまだ継続中です。

私大好きペニーはテンション上がる
卒業生があったので買って見た
ballaholicの寺園
卒業生があったので買って見た2
コールアンソニーも好き
ballaholicの翔太

ちょっと話はそれてしまったが。
私はNFL選手のワークアウトを良く見るようになった。
あれだけの身体を素早く動かしていることに今更ながら度肝も抜いた。
そう彼らこそアジリティモンスターだ!と今更ながら思う。
そこで勉強して毎練習NFLのトレーニングを実施することにした。
いつも良くYOUTUBEなどで見ている
参考までにどうぞ


5月 良い季節だ!スプリングトーナメント開幕

5月は毎年ゴールデンウイークに開催される関東大学選手権大会
明星大学はベスト16シードそこで1回勝てば、大体昨年ど優勝(ランキング1位)と
ベスト8をかけて試合がある。

まずはなんとか無事に初戦の相手である西武文理大学に勝利して
そしていよいよ。

大ボス白鴎大学との一戦となる

この時期5月という時点でどこまで関東1部であり優勝チームの白鴎大学相手に
個として戦えるのか?そこがポイントになる。
勝つこともちろん目指したいところではあるけれどもバスケットボールという競技は
ジャイアントキリングが起きにくいスポーツ。つまりは実力差がしっかりとゲーム結果に反映されてしまうスポーツであると私は思っている。
とは言え、関東1部の最強チームとガチンコマッチできるなんてそうない機会なので
こちらは全力投球フルスイングモードで戦う準備をした。

個がどのように見えるか?という点に置いては

①PUSHしてペイントまで入れるかどうか
②誰か1人でも30点以上(願わくば30点オーバーが2人欲しい)
③ディフェンスリバウンドルーズボールでファイトできるかどうか

この3つを今の時期達成できるかがリーグ戦にも大きな影響になると思っている。
この3つ全て達成しないと圧倒的な個を作ることがリーグ戦までに到底間に合わない。

そんな気持ちで挑んだ。
前半はまずまずは展開となったが
後半相手のギアが…ギアサードくらいになりボコボコにされる

ここでSNSでちょっと話題になった
PICKなんて使うな!発言をする私。

この真意をお伝えすると
昨今のバスケットボールではONBALL screenは攻撃としてまずほぼエントリーされていることが多い..当然それに対しての対応するディフェンスは大学トップレベルのチームは鍛えれているそこでウチが安易にONBALLを使ってしまうとそこで潰されるリスクがある、しかも一度仕掛けようとして抜けなく…そこでONBALLを使うとさらにドツボになる…まずはハンドラーは仕掛けてペイントに入らないといけない。
次のセカンドアクションでのクイックヒットだったり、サイドpickを使うというのはあり寄りのアリだけども…
でもONBALL使わないで縦に仕掛けれたらかっこいいじゃん!という私の安易な考えであることをお伝えしよう。
そうつまりそれが理由である。
ごめんなさい。

しかし結果は散々な結果となってしまった。

スタッツから見ても
3PA 34
3PM 9
26%

2PA 46
2PM 17
37%

FTA 11
FTM 5
45%

RBD 39

個人スタッツでも最多得点は村上19得点 タイト15得点 モゼス13得点 

個が足りない。
私は良く学生達に言う。
君は誰だと?自分が何者なのか?
顔が見える選手になりなさい
チームスポーツということは理解しているけれども
君達は一生明星大学の選手ではない卒業して旅立つ時は来る
だから何がしたい、何ができる?
これを最低でも言える人間になりなさい
明星大学って本当に良いチームですね!と言われるよりも
〇〇くんって本当に良いですね!と言われることが大事だということ

この試合負けた後蒲田の中華で安定のノンアルコールビールでスタッフ共に反省をした
多分…もう忘れた。
それでも昔からの知人である白鴎大学の監督であり、U23代表監督である網野と試合ができたのはとても嬉しかった。(初めて公式戦で戦ったので)
50年後くらいにはまともに戦えるようになりたいなあと思う。(その頃は試合前にAIが勝敗を決めてしまう時代になっているかもしれないw)


6月 梅雨だぜ!ルーキーゲームとOB大集合のイベント

そんな敗戦からすぐに…ルーキーゲームが待っていた。今季ウチの主力の大半が1.2年生ということもありこの大会はしっかり狙っていこう!しかも勝ち上がれば白鴎大学さんと試合ができる!そんなモチベーションを持ってこの大会に挑んだ。

初戦の相手はまたまた西武文理大学(関東リーグ3部)との対戦。
この試合で…なんと後で私は気づいたのですが。

#29エースの村上akaズラダン
28分45秒出場 40得点 3P 7/14 50% 2P6/9 67% FT7/8 88%という数字を残した…多分もう10分以上出場させていれば..と思うと後悔しかない。

そして2戦目の相手は中央大学(関東1部リーグ)
春先に練習試合など(お隣さん)でお世話になっておりそこでの手応えも感じていた
しかし結果は無惨な結果となってしまった。
春先に比べて中央大学さんの方がグーンと伸びていた。

この試合ウチはまさに低空飛行していた。
この負けは何か起動修正しないといけないのか
選手達自身もこの負けに対して様々な感情を抱いただろうと思う。

試合後蒲田の中華に行ったのかどうか..もう覚えていないw

そしてこの時期Bリーグがオフシーズンということもあり。
Bリーグに所属しているballaholicがサポートしている選手やMU出身のプロ
さらにはballaholicのSTREET BALLERが集結して

BACK TO OUR ROOTS

というイベントを開催した。

MUプロからは、岡田プロ(仙台89ers)/TAKEちゃん(福島ファイヤーボンズ)福田ジャイアン(立川DICE)合気(鹿児島レブナイズ)
菊池コーチ(オーストラリアNBLリーグにてAC)
※合気はこの日まだ契約チームが決まってなくトライアウトのため不参加

さらにはballaholicでMUの元#29キャプテンであるTAKAも参戦。

MUからは村上ちゃん。青木タイト小僧(1年生)隼斗小坊主(1年生)3名が参加。

まさにMUオールスターが大集結したのであった。

学生の子達はまさに借りてきた猫のようだった。
それでもなんとかやろうとしていたけども、プロやSTREETの前で個性を爆発させることができなかった。こんな舞台だからこそここで見せたろ!!精神がもっとも大事であることは私はいつも彼らに口酸っぱく言っている。

MU集合
適当に撮る私

8月 合宿から!もうリーグ戦開幕いやーん。

7月も終わり…
7月もとにかくNFLのアジリティと韓国U19代表の試合を何度も何度も見ていた私。

今シーズンテーマ
圧倒的な個をつくろう
hustle &drive

というテーマに沿って練習を取り組んでいた。
8月は猛暑の中…
試合としては、明星学園創立100周年を記念して MU SUMMER challenge games を開催した。相手はB3リーグ所属の埼玉ブロンコスさん
本当に快く引き受けてくれて試合をして頂いた。

そして合宿。
暑い。暑い。暑い。
ということで本庄東高校の先生にお願いをして本庄東高校で合宿をすることになった。
冷房ガンガン最高の環境で本当に感謝感謝でございました。
私はこの時…なんとギックリ腰になり杖をつきながら、そして保護者の方々が湿布を持ってきてくれてそれでなんとか合宿を乗り越えた。
私は立つの限界くらい…ギックリ腰に悩まされていた。

明星大学生は小学生のようだパート2
コーチングスタッフは愉快な奴ら
ブロコンス様にBIG感謝
なんか撮って見たシリーズ
てへへ
本庄東高校にて合宿最強の環境

のちにトレーナーさんから聞くとストレス性からきていますよ…

やっぱり!!

8月私は休みなく…いや8月だけではなくここ最近休んだ記憶がない。
8月はJBAのコーチング研修などやリクルートやら練習やら..やらやらで

そして8月末に開幕を迎える。

初戦の相手は
駒澤大学…序盤から全くウチのバスケットができない時間帯が継続して
それでも終盤に追いつき一進一退の展開になる。
最後は競り負けてしまった。
さらに2戦目は法政大学とも同じような展開になり接戦となったが負け。

そして迎えた3戦目
国士舘大学 前半面白いようにこちらが得点取りまくり。
最大28点差リードになる。
それでも国士舘はじわり、じわりと点数差を詰める。
そして大事な局面..で相手に同点スリーを決めれら延長戦。
結果延長ではボコられてしまっった。

私は選手たちと裏腹に..どの試合も結果として接戦ができているけれども
全くウチのスタイルはできていない!こんなゲームではダメだ!と怒る。
当然選手たちは、まだ結果が出てないけども…内容は悪くない!と。
それでも私は内容が悪いんだ!と激怒する。
昨今アンガーマネージメントというモノもあるけれども
私は感情を互いに剥き出して行くのが大事だと思っている。
多分良くないけどもw
だって人間だもんw

根性論大事です。

すいません><

そして事件が起こるのであった。

9月 リーグ戦いまだに…低迷。苦しいを乗り越えるべき挑戦。

国士舘大戦の後の練習で事件が起きた。

選手ももちろん…今の現状に満足はしていない。
負けも悔しい..少し疲れている様子だった。
それでも戦わないといけない現実がそこにある。

練習が非常にダレていた。
私は練習中止にしようと伝えた。
今日はダメだ、一度リセットしよう。
シューティングもダメだ。

と。
それで終えた瞬間。
村上がシューティングやります!と言う。

私はダメだ。
今日は帰りないさい(もう少し強い口調で言ったw)

村上>なんでですか!

私>ダメだ!

その瞬間..割愛。

私は思った…
村上背が伸びた?

スタッフが選手達とMTG実施。
他のスタッフと私は私のご機嫌を宥めてくれていた…

村上や選手達はもちろん頑張っている。
それでももっともっと自分たちのやるべきことに追求しないといけない。
スキルというのは、職人さんが刀を研ぐようなモノだ。
毎日日々向き合い。
コツコツと。

どうしても今の子達というワードを使うのは嫌いだけども
だって昔も今の子でしょ?というわけでさ。

時代は変わる。

正解を求めてしまう。

それでも生き様みたいなモノを語ろうぜ。

15秒の世界じゃないぜ。

1秒1秒刻んでいこうぜ。

幸いにも私には優秀なスタッフが周りにいて
自体は重くならずに済んだ。

そして迎えた4戦目VS東洋大学

やるぞ!と意気込んだ。
しかし序盤に村上が足首を怪我してしまった…(試合後病院へ)
立て直すこともできずに…
98-67の大敗。

翌日
村上は欠場
相手は上武大学..現状は4連敗。

結果は79-75で今季初勝利。
この日選手達の安堵の表情見た。

ただまだまだ試合は続いていく。
そこから2連勝して、名門青山学院大戦を迎え..ここでまた接戦を落とす。
勝ちも拾えるようになってきたが、負けもある

結果9月は5勝5敗。
2巡目にも入り大敗した東洋大学には1点差で勝利もできた。

武蔵野アリーナ
武蔵野アリーナ2
新しいウエア撮影
なんか撮った

10月 奇跡の3戦そして4年生引退。

少しずつだけども…何かが変わり始めた。
しかし自動残留はなくても入替戦に行く順位にいる明星大学
そんな中..大事な試合関東学院大学戦を迎え..
最後逆転シュートを決めれて負ける
さらに絶対に負けてはいけない玉川大学にも敗戦。
ここにきて今井くん(3年生)が筋膜炎を起こして内視鏡手術をして欠場。
怪我にもどんどん増えてきた。

上武大学戦

この試合勝った方が残留に大きく近ずくのだが…

序盤からウチのリズムには乗れず…
この試合も負けてしまう。
この時点で正直入替戦を覚悟しないといけない状況になる。

次の日
青山学院大学戦。
ここで勝ち星が欲しいところだったが。
チームに話したことは自分達が目指しているのスタイルは何か?
そこを先確認した。

その結果大敗した。

ただウチらしいバスケットスタイルの芽が生えて来た感じだった。
残り2試合、2勝しないと自力残留できない。

そんな崖っぷちだったけれども

良い雰囲気になって来た。

つまり覚悟ができた瞬間があの青学戦だったのだろう。

最終節

法政大学戦
前半負けていたけれども逆転に成功してなんとリーグ2位に白星

そして迎えた最終戦

順天堂大学戦。
最強オフェンスチーム!私は言った

このチームを超えないとウチは未来がないと思う。
殴り合いのバスケットボールして勝ち切ること。

序盤からそんなゲームを展開した。
4年生唯一のAチームである青山君、大事な場面でスリーを決めた。

4年間
私に何度も何度も怒られた。
彼は最高の選手である。
常にポジティブにいた。
全選手から慕われている。

ドラマを見ているかのような試合だった。

青山君は毎試合緊張する。
唇が白くなる。

それだけ毎試合覚悟を持っていた男だ。

かっこいい姿は本気に立ち向かう姿勢から生まれる。

やめないこと
最後までやること

1.2年生はすぐにプレイをやめる

でもこの試合全員が青山君の姿勢を見て感じたことだと思う。

プレイをやめないこと

どんなことがあっても。
最後まで。

言葉では簡単だけども…

青山海斗はやめない男。

僕らは自分たちのバスケットスタイルで順天堂大学に勝利して残留を果たした。

すごい結果でもない。

でも毎試合思うこと、最終戦人生最後の部活動。

僕らの最高の舞台である。

試合後青山君は一番に父母にダッシュして行った。
今までの感謝の気持ちを述べていたのだろう。

かっこいい男だ。
彼が明星大学を救ってくれた。

学生マネと青山海斗君
最終戦最高の舞台
4年生のマネの飯沼君(元野球部)
モゼス君1年生でリバウンド王を獲得
GOOD JOD

最後に

個を作ること
圧倒的な個を作ること

それは自分が何もか?人に知らせること知ってもらうこと

この世の中大事なことだと思っている。

試合は人生と同じ。
試合の主役は1人1人であり全員であること。

だから私は個に注力している
そんなスタイルを作っている

スタイルは形である
もっともっと見えないといけない。

どんな角度で見ても見える形

まだまだ足りないだらけでいつも反省をしている

バスケットボールはオフェンスに特化するべきだと思っている
リーグ2位の得点記録だったけれども、1位ではない。
ここはこだわっていきたい。

個人が1試合30点、40点叩ける選手がもっともっと増えるようにならないといけない

得点を取らなくて良い選手はいない


22試合のデータ整理をしている。
これこそが宝である。
これを公開することはきっとダメだと思うw

得点を取ること
どのような強度なのか

具体的に必要なデータが詰まっている。

追求探求の大冒険はまた始まる。

明星大学をいつも応援してくれる方々
本当にありがとうございます。

この場をお借りし感謝申し上げます
来シーズンも珍道中を披露したいと思います


さて練習を

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