むらとまちと企業移住
さてコロナ禍であっという間の師走も終わりですが、企業移住も内から外からだんだん形になって来ました。
おさらいすると、企業移住に関心のある人たちが知りたいのは
「その地域のウェルカム度」。
そうなんです。財政支援だけが欲しいわけじゃない。
それより移住候補先がどのくらいフランクでオープンな町なのかを知りたい、
というアンケート結果が出てました。
でも、そもそもウェルカム度ってどうやって測ればいいのだろう・・
お洒落な移住サイト?
助成金や補助金の多さ?
名だたる企業の支社の数?
私たちは、一つの基準としてオープンデータに目をつけました。
公開されているデータから、例えばこんなところをポイントに分析してみます。
●女性はどのくらい活躍しているのか。
●若者の声の届きやすい仕組みがあるか。
●移住に関する民間のキーパーソン・コーディネーターがいるか。
●教育の多様性は確保されているか。
1700を超える自治体をオープンデータでサクッと調べて・・
・・いやいや。サクッとはいきませんでした。ガッチガチでした。
そこは我らが朋友(大部分を助けてもらった)、Zen.brothersさんに再び全面協力してもらい、首都圏などの大きな都市は省いて、統計上、私たちが興味深いな、と思った町へは現地に赴きヒアリングをしています。
スコアを見ると、都市の方が高い地域が多いという現実が現れます。
だから都市に人が流れるというのも自然な流れ。
その中で、健闘している地域の町がいくつもあります。
言わば、都市以上に都市らしい田舎探しです。
「移住」や「関係人口」のキーワードで
大抵出てくるあの村や町は、そうなる理由があったのですね。
年明け、データ公開と息巻いています!