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娘から教えてもらう、今の過ごし方

今、在宅時間が増えたことによって子供と接する機会が増えたことで、子供から教わることが、ものすごく多いなと思っています。

昨日、娘は登園自粛につき、一緒に在宅。

昼頃から雨が降ってしまったこともあり、公園に遊びに行ったにも関わらず、少しだけしか体を動かせませんでした。

反省を生かして、今朝は朝一番の始業前に公園に行って得意の雲梯をみせてもらおうと意気込んで行ったのが、冒頭の写真になります。

遊具に立ち入り禁止のテープがぐるぐると。。

大人のじぶんから見ても、やっぱり少し物々しさと、寂しさみたいなものを感じます。

これは、、と思って、娘の顔を見ると、伏し目がちに、少し曇った表情こそしていたものの、遊具に触れることもせず、広場の方に向かいスタスタ歩いて行きました。

娘としても、遊びたかったはずです。

昨日までは同じ遊具で遊べていたんです。

ただ、今の事情を静かに察して、だだをこねるわけでもなく、次にじぶんが興味を持てるものをすぐさま探し始めた。

その4歳児の「じぶんなり」が発揮された瞬間を見て、驚きました。

それと同時に、ぼく自身も学べるところがたくさんあるなぁと思ったんですよね。

昨日、「できないこと」を「していること」に転換するという話を書きました。

ついこないだまで当たり前にできたことが急にできなくなったり、手段や方法の変更を求められたりする。

今、おとなもこどもも、みんな同じような悔しい、寂しい思いをしているハズなんです。

世界がものすごい勢いで小さく、狭く、不自由になってきている。

でも、ぼくたちは生きていかなくてはならない。それだけは確か。

しかも、健全に。ストレスをできるだけ軽減させて、生きねばならない。

そのために、今まで以上に解像度を上げて、日々を過ごしたい。

だからこそ、じぶんの中に生まれた「違和感」とか「モヤモヤ」みたいなものをできるだけ、日記とか、このnoteに書き留めておこうという気持ちがあります。

実際、とても小さなことであっても、心のさざ波については書くようにしているのですが、なんとなく…そして本当に少しずつではあるのだけど、心と頭の霧とかモヤモヤがとれてきているような気がします。

今朝起きた時、「あれ、なんか気持ちが落ち着いてきているなぁ」と感じました。これも「感じたことに気づいたから」こそ、書けますよね。

毎日が特別な日なのだから、じぶんの中の何気ない変化こそ大切にしたい。

そういえば、昨日の夜は、100de名著のカミュの「ペスト」を2回分ほど、寝転がりながら音声だけで流していました。

エピソード中に出てくる会話や様子が今を本当に表していて、今日も続きを観よう(聴こう)と思っています。

本は読んでいないけれど、いつ、どんな形でも学ぶことはできる。


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小川大介/自家焙煎喫茶WEEKEND
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