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ラジオの言葉使い、つれづれ

ちょっと、日頃思うことを聞いとくれと、つれづれなるままに書いてみたいシリーズ。

毎朝、本当に毎朝…もとい毎日の一人時間にはぼくはラジオを聴いているんです。

会社の職場に着いた時、待ち合わせの時、道で出くわした時、どんな時でもその時耳にイヤホンが入っていれば、それは“ラジオを聴いている時”だと、言い切ることができます。

そのくらい昔から「ラジオリスナー」なんです。

で、これだけラジオを聴き続けていると、ある一定の法則に気がつくことになります。

そしてそれが気になって気になって、仕方がなくなります。意識しているかどうかは別として、同じような違和感を持つ方もいるかも知れません。

それは、ナビゲーター、DJ、アシスタントさん、メインパーソナリティーがいつも通りしゃべっている時ではなく、「ゲスト」が登場した時に感じられます。

しかもそのゲストが「普段から仲の良い人」であった場合に起きることが多い。

どういうことかと言うと、「普段の言葉使いで話してしまう」という現象なんです。いわゆる「タメ口」ってやつですね。

通常、ラジオにゲスト出演する場合って、その時話題になっている方であったり、何かの映画やドラマ、音楽のPRのために出演する場合もあると思います。

たまたまその方が、ラジオパーソナリティとの関係性がものすごい近い場合、それまでは「ですます調」で視聴者向けに話していたスタイルが一気に軟化してしまって、「~だよね」とか「~だね」「どーもー」なんて感じになることがあります。

これ、本当にたまにですが、たしかにあるんですね。

これって、当人同士にとっては、仕方のない現象だと思うんです。普段から仲良く話している人と、「今から、敬語で話してください」って結構無茶な話だし、話しづらいですよね。

ただ、耳だけで聴いているリスナー側としては、どうしてもその話の内容が、「二人だけの会話」みたいになってしまっている感じがして、すごく違和感(距離感とか疎外感?)を感じてしまうんですね。

そういうのを聴いて、「ああ、なんか仲良い感じ、いいなぁ」と感じる方もいるかも知れません。それはそれで幸せですよね。2人ともよく知っていて、2人が仲良くしている話を聴くのが好き、という場合はそうかもしれません。

しかし、ぼくにとっては逆。

大体どんな場合であっても、やっぱりちょっと変…だと感じてしまう。

この話、言葉や文字で説明するのが本当に難しい話題ではあるのですが、実際にラジオで話しているのを聴いてみるとわかると思います。

わかる人、いますでしょうか?笑

「公共の放送」…というよりも、「カジュアルな雑談」に近いモードになるというか。

それこそ少し前に話題になった「Clubhouse」のような感じに、話が“カジュアルダウン”する印象を受けるんですね。

話者が「こちら(リスナー)」を向かず、「お互い」のみを向いているという感じ。

まぁ、それでもおしゃべりの楽しければいいのですが、30分とか1時間くらいの対談番組でもない限り、どうしてもその時間だけ浮いてしまう印象を受けるんです。

そういう点では、文章にも「文体」があるのと同じく、話し方にも何か「規則」みたいなものがあるのでしょうか。

このことはまだ誰にも話したことはなかったのですが、普段から気になっていることシリーズとして、ちょっと書いてみました。

こういう日常のちょっとした違和感をこうやって書ける場所があるっていいですね。

また何かあれば書いてみようと思いました。

文字にできて、すごくスッキリしました!

ちなみにサンプルを探してみましたが、わりと不意打ちが多いのと、「ラジオ番組」だとタイムフリーで聴ける期間が決まっているので、「Spotifyのポッドキャスト」を試しに貼っておきます。

ぼくが直近で違和感を感じていた放送がこれですね。冒頭からいきなりの「普段言葉スタート」ですので、お時間あるときに聴いてみてくださいね。好きな番組です。

とはいえ、内容はすこぶるおもしろいんです笑

ちなみに、普段の内容はこんな感じ。


どことなく、雰囲気が違って聞こえませんか?

今日のところは、ここまで!

それでは!

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小川大介/自家焙煎喫茶WEEKEND
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