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カセットテープ2,000円の時代、と5月11日の日記

昨日届いて、いろいろ思ったことがあったので、カセットテープについての話をしますね。

ぼくは「レコード」というものに無縁で過ごしてきまして、今復刻してきているレコード音源みたいなものを見ても、実はあまりピンとこなかったりします。

音楽は、「縦長のCD」を購入したのが一番古い記憶でして、その時買ったのはコレでした。

恋しさとせつなさと心強さと

(こんなプレミア化はしていないはず…と思ったら、新品未開封はこのくらいの相場みたいですね。恐ろしい。。)

当時、主題歌だったんですよね、たしか。「ストリートファイター」だった記憶です。やっぱり調べてみたら、そうでした。

なぜその時、このCDを買ったのか、全く記憶がないのですが、まちのデパート的なお店で、CDコーナーがあって、そこで1000円程で買ったんですよね。小学生の頃。

小学生の中頃、3.4年生にとっての1000円…大金だった気がします。母親に買ってもらったのかも。

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それでも、音楽を買ったという経験。それが、今でも鮮明に思い出せるということは、やっぱりそれなりのモチベーションがあって、手に入れた嬉しさがあったのでしょう。

なんでこんなことを思い出しているかと言えば、昨日届いて聴いている「カセットテープ」のその裏面を見て、衝撃を受けたんですよね。

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読み方が合っていればですが、製作年「1989年」で、値段は、2,000円で、税込2,060円。

そうかこの時消費税は、3%だったんだなぁ…とか、なんだかいろいろと笑

妻は割とラジオを録音したりする関係で、カセットテープ時代が長かったようで、このことを少し話をしました。

「バブル景気の真っ只中だしねぇ、800円くらいだった気もするなぁ。」とのこと。

特にこのテープが高いわけでもなく、今でいう、マキシシングルとか、アルバムみたいな感覚だったんでしょうね。A面、B面で、曲数もそれなりに入っているし。

なるほどなぁと。

ところで今、ストリーミングサービスが、台頭しているので、こうした「形としてのメディア」を手にすること、どんどん少なくなっているなぁと思っていました。

高校時代の友達がこんなツイートをしていました。

なんだか不思議ですが、こうした流れあるかも知れないですね。もっと「確かなもの」を求めていくというか、途切れなくデジタル化されていることにちょっとだけ「違うかも」と感じる人が増えていくというか。

もちろん、ストリーミングサービスのいいところはすごくあると思ってますし、ぼくもSpotifyは2年以上は有料会員で毎日お世話になってます。

ただ、あらゆるコンテンツ、動画もそうだし、音楽もそう、こうした文章だってそうかも知れない。

その間にある「手間」や「作業」が、省略(デジタル処理)されていることで、CDやレコード、カセットテープを替えたり、巻き戻したり(←久しぶりにやったら結構手間でした笑)する「行為」自体が、時間としての価値を持ったりするのかなぁと。これ、じぶんでもわかりにくい言い方しているなぁとは思いつつ、書いています。

「アナログ」というものの、今の時代における役割を、今一度考えてみたいなと思っています。

 *

5月11日(月)

朝、6時にパッと起き上がり、朝のウォーキングへ出かける。ゆったりと公園の緑を見つつ、気持ちよく歩く。2月頃から少しずつ続けていて、数えてみると50日以上は歩いているよう。

無理なく続けていきます。

帰宅後は、妻の出社を見送ったのち、朝のヨガを。20分くらいのプログラムで、ゆったりとしたもの。ここ2週間ほど朝と寝る前に続けていますが、少しずつ体調の良さにつながっているきがする。

仕事の前に、娘を起こして、一緒に近所を散歩。娘は自転車で、ぐいぐい進む。最終的には公園に行き着き、ぐるりと何周かして、朝のお散歩は終了。

お昼まで届いたカセットテープを流しながら、仕事。途中何度か入れ替えたり、無音部分を送ったり、巻き戻したりする。そういう作業も含めてのメディアなんだなと思う。

お昼は、娘のお散歩ついでに、近所のいつも中華屋さんへ。定食と焼売を単品で注文。娘、焼売が好きで最近よく食べます。家でも作ってみようと思いました。

その後も少し公園で身体を動かしてくる。

娘もじぶんも汗をかいたので、2人とも着替えをする。夏ですね。

午後は、作業中心の仕事。今週、来週と少し選考会が続くので、その準備を。4年目になって初めての全面オンライン面接なので、少し慎重に準備をしています。

暑さが度を越してきたのもあって、アイスコーヒーを淹れる。この季節は冷たいものを取り過ぎ注意とは言いつつも、淹れてしまう。

夕方までラジカセを流しつつ、仕事をし、妻が帰宅後は切り上げて、家族で夕飯。

「鳥もも肉のトマトソース煮」を食べました。

おいしい1日で締めくくり。




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小川大介/自家焙煎喫茶WEEKEND
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