じぶんのペースを取り戻しつつある。
昨日は終日、同窓会にて『コーヒー』を淹れ、
帰ってきてから『いだてん』を観て、ご飯を軽く食べて、『ボヘミアンラプソディ』を観た。
とても充実していた。
その分、身体もだいぶ疲れていたようだ。
今朝は10時の宅配便のチャイムで目が覚めた。
『YAECA』のパンツが届いた、やったー!
しかし、ずいぶんとゆっくり起きた朝。
うん、天気がよくて気持ちいい。
昨日のカレーの学校同窓会は、カレーがメインコンテンツではあるものの、それを取り巻くコンテンツが目白押しだった。
ぼくはコーヒーを淹れたが、スパイスを使用した創作ドリンクやチャイのほか、オリジナルのTシャツやアイテムを制作などし、フリーマーケットなども展開された。ぼくは同期生が展開する『ikoito』のランチョンマットとコースターを購入した。いろんな柄やアイテムがあり、毎回インスタなどの更新を楽しみにしていた。
その2つに、いろいろ並べて楽しんだ。
毎日飲んでも飽きない『ほぼ日の日本茶 奥の』や、『東屋の急須』、湯冷ましに使っている『本郷焼の片口』、同じく『本郷焼のフリーカップ』、『BOSE』のコンパクトスピーカー。
じぶんの愛用している好きなものだ。
好きなものを眺めたり、使いこんでいくのは楽しい。
好きなものに時間を使うことは、
じぶんを愛することだ。
そんなことを朝から考えた。
昨日の夜は遅くなることがわかっていたので、
あらかじめムスメは妻の実家に預けてあり、昼の12時に帰宅予定だった。
時計を見ると、10時半をまわったところ。
それまで、モーニングがてら、昨日の振り返りなどをしたいと思った。
こういうときに、いきつけの喫茶店があるのはうれしい。ぼくの日記に何度も登場する江古田『トレボン』は、年末年始の休みをのぞいて、定休日はない。毎日コーヒーベストを身につけたマスターが30年以上続けてきた、伝説の喫茶店。
調子がいいときも、わるいときも、
ぼくはふとしたタイミングでここにくる。
何かが変わったり、アイデアがひらめいたり、特別な何かがあるわけではない。
ただ、『そこに、ある』のみ。
『ほぼ日手帳(左)』と『5年手帳(右)』を店のカウンターに並べて、モーニングを注文する。
「今年もよろしくお願いします」
と、挨拶そこそこに、2つ、3つことばを交わして、ぼくは手帳に向かう。
マスターはこちらから話しかければ、底抜けに柔和な笑みで会話をするが、それ以外はお客を自由にしてくれる。
厚切りトーストと、ジャムとバター。
そして、熱々のブレンドコーヒーが出てくる。
毎度の風景だ。
コーヒーを少しすすり、手帳に再び目を落とす。昨日の振り返りを書き終えてからトーストをかじる。
なんてことなく、貴い時間。
娘の帰ってくる時間だからと、
店を出て自宅へ戻る。
午後からは、少し遠出をして、南青山へ。
ほぼ日とSWITCHの共同企画で『今ぞ、梅佳代』展が絶賛開催中なのだ。年末には京都のTOBICHIで開催され、それの東京巡回展。
娘と手をつないで、南青山を歩く。
梅佳代さんの写真を展示という形でちゃんと見たのは、実は今回が初めて。
母になった梅佳代さん、子供を中心とした写真を多く展示している。まさに『今ぞ』感だ。
表現すること。感じること。
写真、音楽、映画、文章など、
『今』を表現する術を、できるだけ多く持っていたいといつも思う。
それはじぶんを生かす『武器』でもあり、
反対にじぶんを逃す『逃げ道』でもあるのだ。
『表現をする』ということは、
じぶんの気持ちや内面に押し込められた何かを発散する『手段』。その手段は巧拙にかかわらず、あればあるだけいいと思う。
「上手いか下手か?」とか、
「いいか、わるいか?」は、他人基準。
いたって無意味だ。
それよりも、じぶんが『今』という瞬間と、
目の前に居る『その人』を、どれだけ尊んでいるかが大事なのだと、梅佳代さんの写真に写るノーガードな笑顔を見て感じた。
どんな感情を持ったか、を心底大事にしたい。
考えるよりも、感じたことを観ていたい。
とてもとりとめない感じになりました。
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございます。
考えてばかりいると、心のアンテナがどんどん錆びていく気がするんだよなぁ。