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「贈与」のもらい過ぎに気をつける、と2月22日の日記

“give(与える)からはじめましょう”

とか、よく言われるフレーズなのですが、ぼくは正直なところ「ほんとかな?」と疑って聞いていたりします。

と言うのも、結局のところは「バランス」と「中庸」だろうと、この歳になってみると思うんですよね。

『贈与』のことを最近すごくよく考えています。なぜかと言えば、この本を読んでたんです、週末使って真剣に。

かなり前に買って半分くらい読んだところで、ぼくが「旅するワークスタイル」になったこともあり、少し落ち着かない日々が続いていました。

先月末でそれも終わり、ある程度今後の道すじも立てたところで、今一度手に取る機会があったんですね。

自分にしては、珍しいことだなぁと感じています。

さて、この本、内容について触れると、結構いろいろな角度から書かないと誤解を生みかねないので、“例えば”の話をしたいと思います。

「感謝」は誰にでもできる返礼

そう思うんですよね。

「ありがとう」とか、

「おかげさまです」だったり、

「助かりました」という、ことば。

長いこと生きていると、人から言われたことありますよね、きっと。

それって、“自分の存在”からはじまって、行為、贈ったもの、その他いろんなことに対しての相手からの「返礼」だと思うんです。

礼を返すということ。

いきなり、小学生相手に話すような内容のことを言い出して本当にごめんなさいなのですが、もうちょっとだけ耳を貸してください。

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つまりこれ、受けた「贈与」を、イコール(=)にするってことなのかなと思っているんです。

「贈与」って、もらいっぱなしだと、なんかむず痒い感じといいますか、気持ちがいいようでいて、大体の人は気持ちよくないと思うんです。

なんかが滞っている感じがする。

それはまるで、“お金を借りている時”のような心境に似ているような気がします。

誰かに何かを借りたら返さなくてはならないし、何かをしてもらったら「お返し」をしたいと思うのって普通だと思うんです。

同じ等価のものを、正確に返すことはできないけれど、気持ちの中で受け取り過ぎたものをせめてお返しする。

それは、誰の心にもあることなんじゃないかなぁと思うんです。

結婚式やお葬式での、ご祝儀や香典へのお返し。

職場のお土産をもらったら自分もどこかに行ったら買ってくる習わし(時々本当に煩わしい時もありますけど笑)

奢ってもらったら、次回は奢って返す…みたいな感じもそう。

それらって、たぶん育った環境とか、付き合ってきた人間関係によって多種多様だと思うし、単純に「豊か」だとか「貧しい」とか言う基準でもない気がする。

人としての「構え」というか、そういう話。

こういった、「気持ちの中のもにゃっとした話」って、あんまり人としない気がするんですよね。

だからこそ、本を読んで浮かんできたようなことを、ちゃんと書き残しておきたいな、と思ったのでした。

『贈与』について、もう少し考えてみます。

そういえば『贈与税』っていうのは、一番高い税率なんですってね。

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2月22日(月)

前日から会津に来ている。

お酒は飲んでいないので、スッキリ起きれる。

朝は、7:30に起床、白湯を飲んで、母にコーヒーを淹れたのち、散歩に出る。

すごくいい天気で、この上ない幸せを感じる。

家に着くと、妻が前日に寝入ってしまった娘を風呂に入れている。もう朝食なども済ませた様子。

ぼくが運転をして、家族と母を乗せて、郡山へ出る。郡山市役所と、娘の転園先を探すのがこの日の目的だった。

はじめに、市役所に寄り、子どもの窓口で保育の空き状況や、手続きのスケジュールなどを聞く。

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その後、喫茶店でランチをとる。

ドン・モナミという老舗の喫茶店で、今年50年目になるという。こういうお店があるとぼくは街が好きになれる。

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娘がバジリコのスパゲッティを残したので、代わりにアイスクリームを注文して、ぼくが残りをいただく。喫茶店の味、さすがおいしい。

そこから、母(おばあちゃん)と娘が公園に行き、ぼくと妻は市内を散策する。

幼稚園をいくつか見て周り、随時電話を入れたりなどして、空き状況を確認したりする。

さっそくアクセスのよさそうな幼稚園からいい返事をもらえて、少し安堵する。

これで少しスムーズに進んでいきそう。

途中、お気に入りのカフェ『オブロスコーヒー』で休憩して、ぼくはホットチョコレート、妻はノンアルワインを頂く。

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夕方、少し肌寒くなってきたものの、終日天気もよくて気持ちよく外歩きができた。

母と娘がいる開成山公園まで歩き、娘が夢中になって遊んでいるのを眺めてから、帰路につく。

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途中、市内の『びっくりドンキー』で、ハンバーグの夕飯を。ノンアルビールのスタウト(黒ビール)があったので、注文してみるも、あまり美味しくはない。

そりゃあ、そうか。見た目は、甘いコーラ。

母も娘も爆睡して、ぼくは助手席の妻とおしゃべりしながら、会津の実家に帰宅。

疲れたものの、早い時間に夕飯も食べられたし、あとは、ゆっくりして寝るだけなので、先にお風呂に入って、22時くらいからウトウトする。

たまにはやることも全部放り投げて、早めに寝るのもいいな、と思う。

最近、身近な人でも生活スタイルをグッとスローペースにしている人がいて、なんとなくそういう時期なのかな、と思う。

たくさん歩いて、よく眠れた、いい一日!


ぼくも誰かの応援をしようと思います!