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「ぼくが喫茶をやるならば?」で考えたこと、と10月29日の日記【あと64日】
仮定の話です。
藪から棒に思わせぶり、で失礼します。
というのも、今日東京駅の丸の内周辺を歩きながら、ビシッとしたスーツで颯爽と歩く人たちを見て、「ああ、自分も金融マンを続けていたらああなっていたのかもなぁ」と思ったりしたのでした。
たまに思うんです、これ。
もちろんいい意味で、です。
というのも、やっぱり金融のマーケットの動きを眺めているのは、わからないことも多い分、生き物の面倒を見ているようでなんだか面白いんですよね。
妻は今も金融市場の最前線のところではたらいていますが、さて10年以上金融にどっぷり浸かっていたらぼくは果たしてどうなっていたのでしょうか。
考えると、ちょっとワクワクするし、ちょっと怖い気もします。
人生はトレードオフですからね、何かを得れば、その分何かを手放すことになる。
それが常です。
そう考えると、いろんな人の人生に触れられる今の道を来て、まぁ自分としては納得感もあるし、これからもとても楽しみなんですね。
まぁ、それでよいか、といつもなります。
不思議な感じ。
そういうわけで、ぼくは「スーツ」を着なくなって「10年以上」が経つわけです。
ただ、洋服がそもそも好きなので、「スーツ」には憧れがあったりします。
やっぱり男性の「スーツ」って見ていて格好いいんですよね。だいたいの人が2、3割増しで見える。
ぼくがよく行く大好きな喫茶店のマスターは70歳をゆうに超えているであろう、それはもう紳士的なおじいさまなのです。
いつだって下は黒いスラックスに上は白シャツ、ベスト(あの時代にはチョッキと言うんだろうか?)を決めています。
ぼくにはそれがとても格好良く、凜々しく見えて、もし仮にぼくが将来「喫茶」をやることになったら、ああいう格好でやりたいなぁと思っているんです。
いえ、“まだ”やらないですけどね。
上下はダーク系の、いややっぱり「黒系」のイメージで、スラックスはそんなに細くもなく、かといって動きやすいくらいの太さで。
上は白いパリっとしたシャツに、ベストを合わせる。首元はネクタイか、蝶タイ。
エレガントな所作で。
本当は、くたっとした自然味のある素材で、紺とか藍のような色合いのものを作業着として羽織るような、「和」の雰囲気にも憧れるんですよね。
ちょうど三筋(蔵前の近く)に今年移転したばかりのお店「蕪木」のカブくんのような雰囲気。
ああいう感じも憧れる。
こないだインスタを眺めていたら、あの羽織り物は、ぼくも好きなブランド「MITTAN」という京都のアトリエブランドだとのこと。
いや、さすがにいいもの着てるなぁと。
あとはぼくは「会津の物(aizunomono」を身につけていることが多いので、会津木綿の素材感で全体をまとめることもしてみたい。
使う道具も会津の焼き物。漆の素材を随所に使って、コースターにもこだわりたい。
まぁ、家だとまさにそんな感じなんですけどね。笑
普段着ているシャツも会津木綿のお気に入りの一張羅があります。僕の中では戦闘服と思っていますが。
喫茶をやるときに戦闘服が必要かどうかはわかりませんが、心に持ち続ける「魂」みたいなものは何をやるときも大事だな、と思っていて。
自営業をやる時になんかは、「1日の時間割」と「服装」くらいしか自分を律するものがなくなりそうだな、と思うからです。
ちょっとそこがまだ自分は踏み切れない不安さがあります。“自営業向き”ではないんですよね。ある程度の時間割が必要。服装も強制力があった方が楽。
そういう身の回りのものをある程度「制約」する「ルール」を作り、自分の気持ちと生活を律すること。
ぼくはその必要性をここ最近多くなった「リモートワーク」をしていてすごく感じるのです。
服装は自由だけれど、、
「リモートワーク」って、極端な話、夏場はパンツ一丁でもいいわけです。
パソコンのカメラで映る部分だけ気を遣っていればいいのですから。
もちろんちゃんと履いてますよ。笑
でもこれ、しいたけ.さんが言っていたことなんですが、「毎朝起きて、身支度を整えて“正装”してから、執筆に取り組む」という話。
やっぱり一流の人は、そういう細かいルーティンをしっかり持っている。
パンツ一丁とか、寝間着で仕事に取り組んでいたら、どこか大事なところで「そういう部分」が必ず“ほころび”となって出てくると思います。
そんなことを思ったりしました。
ぼくが「喫茶」をやるならば、まずは自分を律する「服装」に気をつけたいという話。
いや、まだやらないです本当に。笑
*
今日の一曲
これもラジオで流れてきた曲なんですけど、ジョンカビラさんのJーWAVEを聴いていて気持ちが上がった曲。
すかさずSpotifyで「お気に入り」登録をして、今日何度か聴きました。
ボンジョビの「It's My Life」です。それではどうぞ、熱唱してください。
*
10月29日(木)
朝は6時に起床。2日続けての飲み会明けの日。
ベトナムのビールから、サッポロラガー中瓶、沖縄ナゴビール、ホッピーと、ずっと同じようなものを飲み続けていて、さほどダメージがない。
こういう展開もありかと思う。これでワインとか、日本酒とかいっちゃうとダメになるやつ。
いつも通り朝の瞑想5分、白湯を飲んですぐに散歩の支度。ゆっくりと公園を歩いて日差しを浴びる。いいリズム。
帰宅して、朝食にはごはんと味噌汁、納豆を食べる。娘を起こして幼稚園に送っていく。最近なぜか下駄箱でちょっと寂しそうに手を離さないことが多い。どうしてなんだろう?
昼は、久しぶりにカレーとナンのお店に行く。チキンキーマを注文しておいしくいただく。
その後、少し歩いて散歩して、猿田彦恵比寿本店へ。微妙な時間だけどそこまでカフェインを欲していなかったので、デカフェを注文。
ゆっくりと淹れてもらって、少しベンチで飲んでから、テイクアウト。猿田彦、本当に気持ちいい人たち。
夕方もちょっと自分のやる作業が追いついていなくて、ガンガンやる。
18時頃に一旦コンビニで「ロカボナッツ」を買って一袋食べる。こういうの止まらないし止められない。
21時頃に帰宅して、家で妻の作ったさつまいもと鶏モモの炒め物、近所のお惣菜屋さんのかぼちゃや、アジの南蛮漬けやをいただく。
さすがにビールは飲まない。
ほぼ日の「生活のたのしみ展」で注文していた「ALMOST ALWAYS(ほぼ日の意)」のプリントされたTシャツが二枚色違いで届く。
これ着るのすごく楽しみ。
あと、スパイスセットも一緒に届く。カレーを作りたい。
届いたものをにんまり眺めながら、本を読んだりしてnoteを書いてから寝た。
やっぱりnoteは朝に書くに限るなぁ、頭の回転数が倍以上違う気がする。
夜のこういう時間も好きなんだけどね。
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