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日々の少しの変化に光を当てられるように

「あ、赤だね〜」と、後ろに乗る娘に言った。

坂道で自転車をこぎながら、梅なのか早すぎる桜なのか、きれいな赤い花のある枝が目に入ったからだ。

「冬だね、寒いね」と、じぶんと並走していた季節は、思っていた以上に先に行って花を咲かせている。

冬の厚手のダッフルコートは最近着ていないけど、クリーニングに出すにはまだちょっと気持ち早い気もしている。でも、もう出そう。

今日は、2月の最終営業日。

週が明けたら、もう3月だ。

ほぼ日手帳の日々のページには、年初から数えた日数が書いてあって、今日で「59日」目。

2020年になって、それだけの日々を過ごしてきた。


時間の過ごし方には、人それぞれのスピードや密度がある。

光のように早かったり、ゆっくりだったりする。

どんな毎日のじぶんも変化が多少なりともあって、過ごしている環境にも変化があって、その一つ一つとじぶんはなんども交差しながら日々やっているんだよなぁ、と当たり前のことを思っている。

大きな変化はまだ見えないくらい先だけど、日々のちょっとした変わり目や、じぶんから見たら変わらないと思いこんでいるような些細な事柄にも目と心を向けて、感じ取っていきたい。

春は、感じる季節です。

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小川大介/自家焙煎喫茶WEEKEND
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