娘を連れて、ラウンジでジャズを聴く、穏やかな日曜日のこと。
『日曜日は、肩の力を入れず過ごしたい。』
昨日は、遅くまで“楽しい休日出勤”をしたので、余計にそう強く思った。
8時頃に目覚めて、ゆっくりしたのち、9時からの近所のヨガスタジオへ。
昨年末からずっと習慣にしていたヨガは、今年に入ってからご無沙汰が続いていた。先週も行ったので、2週目だ。
「朝のゆったりフロー」は、数種類のポーズと、ストレッチ、瞑想などを少しずつ、無理なく行う。このくらいの温度感がやっぱりじぶんには合っていると思う。
続けてみて思うのは、『続けること』は、「気合い」とか「心の強さ」ではなく、『仕組み』や『仕掛け』がだいじだということ。
このnoteも先日、『100日連続』を記録した(らしい)。
『ほぼ日』が大好きな僕にとって、『何かを続ける』ということは、大変に意味のある行為だ。
『続ける』と『決めること』がまず大事。
そのために、『どうしたら続けられるか?』を細分化して考えて、日々のじぶんが『できる範囲や大きさ』で設計する。
自分の『毎日』という人生の時間を使って、とても面白い実験をしている気持ちでいる。
妻が資格試験の勉強中につき。
今日は、娘を一日お守りをする日だ。
娘の方もまた、「パパと遊んであげる日」くらいに思っていると思う。
近所の普段使いの中華屋さんで、お昼を一緒にとった後、妻は近くのブックカフェへ、僕と娘はもともと行く予定だった蔵前の『Nui』へ向かう。
会津高校時代のクラスメイトと久しぶりに会う約束があった。
数日前にこのジャズイベントをきっかけに話をして、時間を合わせていこうということになった。
Facebookで、見つけたんだよね。
たまには役に立つじゃん、Facebook。
(しかし、↑のイラスト素敵。。誰だろ??)
娘の挙動を気にしながら、熱々のチャイラテをオーダーし、数年振りに会う旧友と近況の話を交わす。
Kは、高校時代からおしゃれ番長だった。
明治大学を2留してから、ゆったりと卒業。その後、当時立ち上がったばかりの小さなアパレル会社で販売職として店頭に立ち、はや10年以上。今や、なくてはならない『社長の右腕』だ。
彼は、『アパレルは景気がよくないから。。』と話しながらも、自身のブランドやアイテムの話になると、さすがプロの顔つきになる。
ディティール凝りまくりの、かなりディープなブランドではあるけど、ぼくは好きだな。創業時から変わらぬスタンスを貫いているんだなぁと、話を聞いていて思った。
ここでも、『継続の力』を感じずにはいられない。
『先見の明』とか『ヴィジョン』とかいう何かこう“体温のない”ことばよりも、本当に『好き』が高じてこうなったということだろう。そういうブランドって、正直強いし、底力がある。
そんな話をしながら、耳や目に入ってくるのは、心地よいジャズの音色。
いいわ。
気持ちが良くて、ビールも頼んじゃう。
(娘にiPhoneを向けられたので、ピース✌️)
毎日がこんな日曜日だったらさぞかし、豊かな気持ちになる気がする。毎日が日曜日な時点でかなり豊かなのだけど笑
おわりに。
ここにいる人たちは、みんないい顔をしてる。
いつも思うけど『Nui』にはいつもいい空気が流れてるなぁと思う。
それは、建物が素晴らしいとか、スタッフやゲストのマナーがいいとか色々要素はあると思うんだけど、通りがかる近隣住民とか、散歩している犬猫とか、そんなみんなを含めた、『総合芸術としての場』が、それを感じさせるんだよね、きっと。
ここにいる人たちは、常によき方角を向いて、動いている人たちだ。