休日出勤をしてわかった、だいじなことひとつ。
今日は土曜日。
ふだんであれば、朝から近所のヨガスタジオへ行って軽く身体を動かしたらあとはフリータイムでほぼ日を読んだり、展示を観に行ったり、友人の豆屋で長話をしたり…まぁ何かと気ままに過ごすはずなのだが、今日は稀に見る休日出勤の日。
学生団体のイベント受け入れの日なのだ。
詳しくは書かないが、イベントは簡単に言うと、高専生向けの編入説明会だ。高専生?編入?その時点でもうわからないから、まぁ、いいか。とにかく社会的意義のある活動をしている学生団体なのだ。
ところでぼくはずっと、『仕事をしたくない奴』だとじぶんのことを思ってきた。
いや、誤解のないように言うと、『やらなくていい仕事を全力でしない』人間だ。
当たり前に聞こえるかもしれないが、世の中には出戻り、二度手間、朝令暮改のオンパレードだと思う。それだけ、誰も考えることをしないってことだ。それはみんな不誠実に見えない程度に考える“ふり”は、する。全力のポーズだ。
ぼくはそういうところが、透けて見えてしまったり、感じられてしまったりする時が本当に嫌だ。吐き気すらする。そして、そういう人たちはわりと多く存在する。
やたらとスピードを上げさせようと煽ったり、脅かしたり、声を荒げたりする。
そうして人が動くことで、安心するのだろう。ぼくはそういう人種が、大キライ。
休日出勤で感じたのが、そこだ。
誰もいないオフィスにいると、とても落ち着く。仕事もすごく捗る。周りのいちいちの空気の動きに反応しなくていい。誰もいないということは素晴らしいなぁとさえ思う。
コーヒーをゆっくり淹れて考えた。
じぶんははたらくこと(労働)も、仕事の内容も、会社も、人も大好きだ。
だけど、嫌なものが、やっぱり平日のオフィスには漂っていると思う。嫌なものは嫌だ。普段の倍働いたけど、半分も疲れていないのは、ノーコミュニケーションコストだからだろうな。
あー、楽しかったな。仕事。
昨日面談に行った、ほぼ日のような“空気”を作る、会社や人が、もっともっとたくさん増えればいいのになぁ。
やさしく、つよく、おもしろく。
人の空気や、気配を感じずに、やりたいことに打ち込めるって、最高なんだな。
いつか、またやろう、休日出勤笑
気分がいいので、遅かったけど帰ってきてから味噌汁作って、妻が買ってくれてた焼き豚と、から揚げを温めて、家ご飯食べた。
ふぅ、やっぱり“安心感(やさしく)”なんだよな、安らげる場所って。