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ある日の一杯の珈琲と、10月15日の日記

日々当たり前にあることを、見直していきたい時期がきています。身の回りがせわしなく動いている時だからこそ、足元を照らしていきたい。

そして、だいたいのことは、「おちつけ」で、なんとかなると思っています。

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なんでこんなことを考えているかというと、毎朝の日記に書いている、『珈琲を淹れる』という日課について、少し思うところがあるのです。

ぼくは、毎日同じルーティンをすることで、定点観測することが好きなんですが、これ、全然たいへんだとは思ってないです。

妻に淹れる→その残りを自分がいただく。

全然、自然な流れなんですが、意識を変えてみたらどうだろうか?と、ふと思ったんですよね、昨日くらいに突然。

こういうのって、たぶん家事とか子育てとか、いろんなことに共通していると思うんですが、

自分を充たす→そのお裾分けを周りの人に。

という、基本的な姿勢を、いつのまにか忘れていた気がします。

『他人先行で考える』のって、一見すごくいいことのように思えます。

これって、ぼくの本業である『CSR・社会貢献』の文脈でも言えることなんですが、自分の土台がフラフラしているときに、相手のために何かをすることは、かえっていろんなマイナス感情を生むことになる、ということ。

どうしても、『やってあげる』みたいなちょっとだけ上から目線が発生すると、もうその時点で毒です。

周りを見て、(本当に自然に)利他的に動いている人って、基本的に自分の根本を大切にしている人が多いです。自分のコップが充たされているというか。

この場合は、“満足感”ではなく、“充足感”の方が意味合いとして合っています。

必要以上にたっぷりではないけど、必要充分なだけはありますよ、と。

で、自分の器が一杯になった時に初めて、隣近所、周りの人にお裾分けをする。

なんか世の中のいろんなことに対してそう思ったりします。

自分自身の日々の生活を見てみて、感じることから、書き出してみました。

台風の被害がだんだんと明らかになってきていて、福島県は結構たいへんなようです。

遠くから何かを憂いたりしても何の意味がないので、まずは“自分の気持ちをきちんとする”からはじめたいなと、そう思っています。

10月15日(火)

朝、起きると7時台で、妻は出勤の準備。珈琲は江古田ブレンドで中深煎り。ポットに入れて渡す。いってらしゃい!娘もギリギリお見送り。

10月から職場のチーム編成があって、結構ストレスも多いみたいです。なので、最近少し大変そう。

「誰しもが、それなりの大変さを抱えてるんだよなぁ」

こういう時にすごく思います。

昼、打ち合わせが入っていたので、一人で休憩がてら外に出ると、同じ部の同僚もエレベーターから一緒になり、一緒に行きますか!となる。

ぼくにはこうした同僚がいて、本当に助かります。チームや仕事のこととかを話しながら、カレーを食べた。いつものスパイスカレーのお店で、鹿肉のカレー。一期一会だし、その日限定メニューは、出来るだけ頼むようにしてる。

夕方、業務のミーティングをする。これまでにやったことのない細かな業務をやることになるけど、全然問題ないし、焦ることでもない。

20時過ぎくらいに退社して、まっすぐ帰宅。

週末に作り置きしていた肉じゃがを食べて、ご飯にみそ汁。こういう“普通”がいつもあるって、実はとても幸せなことなんですよね。

気温もグッと下がってきて、体も心も秋冬仕様になっていくけど、別に急ぐことなく、少しずつでいいんだと思います。

11月に行く「ハワイ」のこと、少し調べてみました、まだいけそうです。

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小川大介/自家焙煎喫茶WEEKEND
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