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お店note。

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『自分のお店』開業に向けた、メモです📝
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#飲食店

外食を潰す

外食を潰す

「味のわりに値段が高い」

という口コミをたまに見ることがあります。
そもそも値段は味によって付けられているわけではなくて、その商品がどのくらいで作られているのかとか、その商品を扱うのにどのくらいの人が必要なのかとか、あとは家賃とか、席の間隔(席数)とか、そういうもので決まりますから「美味しいから高い」わけではありません。
そんなことを言うなら、みんなが買っているカップラーメンやみんなが観ている映

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訴えられたら一人前

訴えられたら一人前

僕が若い頃、26歳頃ですが、店を始めたのもその頃で「いいお客様」「悪いお客様」がいるなんて想像もしていませんでした。

下積みの頃にいろんなお客様に出会いましたが、その時は良くも悪くも他人事で別にどうでも良かったのです。いい人だったな、やなやつだったもう来るなよ、それだけのことだったのです。自分の店じゃないからですね。気に留めなかった。

ところが自分で店を始めてみるとだんだん気になってくるわけで

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東京カフェ10選②

東京カフェ10選②

以前に東京カフェ10選というものを書かせていただきました。順位があるわけではなくて、自分の中の偏愛を書いただけではありましたがなかなかたくさんの方に興味を持っていただけたようで書いてよかったな、と思っています。
流行っているからとか、インスタにアップしたいから、とかそういう理由ではなくて、きちんと自分が長く通えているお店を勝手にシェアするみたいな感覚です。
不思議なもので書いているうちに「あ、自分

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いつもありがとうございますという告白

いつもありがとうございますという告白

「いつもありがとうございます」

僕はお店で言われたら嬉しいので自分もお客様に「なるべく」言うようにしている。

インパクトがあるお客様はすぐに覚えることができるので2回目でこの間のお客様だと気付けるけどいつもありがとうございますとは言わなくて、だっていつも来てないから。僕の中でのいつもは5回を超えたあたりから。それでやっといつもありがとうございますを言うかどうかを「悩める」ところ、つまりスタート

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地方のコーヒーショップの可能性

地方のコーヒーショップの可能性

僕は東京でコーヒー屋をやっているんですが、ふと地方にいくと、地方でコーヒー屋がもっと増えていけたり、できることや強みがたくさんあると感じます。

今日はそんな、地方のコーヒーショップの可能性について書いてみたいと思います。

地方にコーヒー屋を出すメリットまず、何で地方が面白いのか、チャンスがあると思ったのか書いてみます。

競争が少ない

これは思っている方も多いかも知れませんが、純粋に東京など

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シンプルに声を出せ

シンプルに声を出せ

いいサービスとは、という話をするときに、最近まず思い浮かぶのが「声を出す」ということです。

小籔千豊さんがご自分の番組で「ダウンタウンは声が大きい」という話をしていました。ダウンタウンのおふたりが昔「声はでかい方がいい」と話していたそうで、あの声量は「考えられた声量」なのです。

もちろんサービスをするときに声を張り上げる、ということはできません。居酒屋さんのように「ナマ一丁!」は仕方のないこと

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enjoy

enjoy

表参道と原宿の中間に位置するモントークが閉店するそうです。

モントークは表参道沿いに位置し、1970年代〜90年代にオープンカフェの先駆けとして人気を集めた「カフェ ド ロペ(Café de Ropé)」跡にオープン。2000年代の東京のカフェブームの火付け役として知られる山本宇一がプロデュースを手掛け、カフェ ド ロペのDNAを受け継ぎながら看板のない隠れ家的なカフェとして注目を集めた。カフェ

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確認

確認

サービスをするときに一番大事なことは「情報」です。

そのお客様の好みや、コーヒーに砂糖とミルクを使うか、とか。もちろん家族構成や名前まで把握できていればいいですがそれは難しいかもしれませんね。それを聞くタイミングをずっと探しているのですがどうやら「無い」のです。

↑カフェの場合

カウンターがあってbarの真似事みたいなことをしていた時はお客様とお話をする機会が多かったので自然と教えてもらうこ

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他人

他人

飲食店は新規のお客様がとても大事だと思っています。

もちろんお得意様も大事です。
特に地方の小さなbarやスナックであればさらにお得意様の価値は高まることでしょう。

しかしながら僕らのようなカフェとなるとどれだけ新しい人に来てもらうのか「も」とても大事なことです。

いつも書くのですが家族や身内が 1万人くらいいれば一生それで店は回っていくと思うのですがそんなことはないです。

お店をやったこ

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朝

毎朝、休まずに自分で珈琲をたてます。なにも深い理由はありません。決めているわけでも、練習のためでもありません。自分が飲みたいから、です。毎朝たてる、毎朝練習する、そう決めた瞬間からつまらなくなるし、辛くなります。

でも毎朝「飲みたいから自分でたてる」というのは全く辛くないです。休まずに自分で珈琲をたてます、と最初に書きましたがたまたま毎日「結果として」やっている、というだけのことです。

片道1

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PENITENT開業まで#9 オープン日決定

PENITENT開業まで#9 オープン日決定

こんにちは!

暑い上に気付けば梅雨入りまでしていました。いかがお過ごしでしょうか。

こちらは東京店舗PENITENTのオープン日が決まり、すっかり忙しくなってしまいました。夏至が過ぎればまた明るい時間がどんどん減っていくのだなと思うと寂しいです。

あ、ということで【ご報告】です。
東京店舗PENITENTのオープンが8月8日に決まりました。
まぁ無理やり決めた、に近いです。
準備がまだまだ終

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一発逆転なんかない

一発逆転なんかない

新店舗のクラウドファンディングが残り一週間で目標金額を達成しました。本当にありがとうございます。
ネクストゴールを設けておりまして、そちらを目指して引き続き頑張っています。

(残り2日!)

運営側のスタッフさんからメールで「最初の目標を達成したら新しいリターン(返礼品)を作るのもおすすめですよ」と言われたので「クラウドファンディングを攻略するためのコンサルティング」をリターンにしたら面白そうか

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好きを持ち続けるチカラ

好きを持ち続けるチカラ

好きな店があります。

笹塚のdear all。

最近、時間があれば寄るようにしていて午前中にこちらのコーヒーから始めるといい日になるんです。

先日、ついにステッカーまで購入しました。

そこでメカラウロコだったんですけど「あれ、お店を好きになるって楽しいな?」と。

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コロナ禍になってたくさんのお客様がうちの店のグッズやお菓子を購入してくださっています。外に出ることがや

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PENITENT開業まで#7内装工事

PENITENT開業まで#7内装工事

こんにちは!

定期購読マガジン4月3回目の配信です。

このマガジンはカフェを経営することについての全てをお話するものとなっています。全て僕の体験から生まれたものですので嘘偽りはありません。あくまで僕のフィルターを通したものを読者の皆様に追体験してもらう内容となっておりますので役に立つかどうかは分かりませんが、きっと何か意味は感じてもらえるかと思います。
現在は6月にオープン予定の東京のカフェの

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