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お店note。

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『自分のお店』開業に向けた、メモです📝
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#エッセイ

無自覚な人たち

無自覚な人たち

昨日のブログというかnoteの記事がこんな内容でした。

僕が本当に書きたいことというか、伝えたいニュアンスは他のところにあったのに、途中から「飲食店のためにできること」みたいな話になってしまいました。

もちろんその話も(非常に)大事なんですけど、書きたかったことはちょっと違かったのです…だから今日のは少し補足したいな、と思いました。自分で書いたものの説明するというのはあまり良くないと思うのです

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シンプルに声を出せ

シンプルに声を出せ

いいサービスとは、という話をするときに、最近まず思い浮かぶのが「声を出す」ということです。

小籔千豊さんがご自分の番組で「ダウンタウンは声が大きい」という話をしていました。ダウンタウンのおふたりが昔「声はでかい方がいい」と話していたそうで、あの声量は「考えられた声量」なのです。

もちろんサービスをするときに声を張り上げる、ということはできません。居酒屋さんのように「ナマ一丁!」は仕方のないこと

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enjoy

enjoy

表参道と原宿の中間に位置するモントークが閉店するそうです。

モントークは表参道沿いに位置し、1970年代〜90年代にオープンカフェの先駆けとして人気を集めた「カフェ ド ロペ(Café de Ropé)」跡にオープン。2000年代の東京のカフェブームの火付け役として知られる山本宇一がプロデュースを手掛け、カフェ ド ロペのDNAを受け継ぎながら看板のない隠れ家的なカフェとして注目を集めた。カフェ

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確認

確認

サービスをするときに一番大事なことは「情報」です。

そのお客様の好みや、コーヒーに砂糖とミルクを使うか、とか。もちろん家族構成や名前まで把握できていればいいですがそれは難しいかもしれませんね。それを聞くタイミングをずっと探しているのですがどうやら「無い」のです。

↑カフェの場合

カウンターがあってbarの真似事みたいなことをしていた時はお客様とお話をする機会が多かったので自然と教えてもらうこ

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ボーダー

ボーダー

お店をやってるとお客様との距離感というのをすごい大事にしないといけないなぁと個人的に思っています。
JAMCAFEを始めた頃に比べると年々お客様に深入りする、ということが少なくなりました。
最初の頃はお客様に入っていくスタイルで。いろんな人を誘って忘年会とか。そうゆうの頑張ってやっていればお客様と仲良くなれてまたお店に来てくれるって思ってたんです。
まぁそんなのは勘違いでしたけど。

僕は昔から教

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東京カフェ10選

東京カフェ10選

宮城と東京で10年のうちにこれまでに3店舗やってきた店主が選ぶ「東京カフェ10選」です。カフェといいつつ、喫茶店(と呼ばれるもの)も入っていますが。
評価の中に「映える」とか「コスパ」とか「wifi(波とは言わない)が繋がる」とか、そういうものは全く入っていません。

「お店をやっている人の体臭」がきちんとして「決してコピーできない」お店を選んでいます。

個人的な見解で、個人的に感情を揺さぶられ

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ラジオのような店

ラジオのような店

ジャンルを問わず音楽を聴くことが好きなのですが、たまにそれすらもしたくないくらいに疲弊し切ってしまっているときがあります。

寝るのにも消化にも体力は必要だといいますが、何かをインプットすることにも体力は必要で、そう考えると音楽というのはエネルギーのとても大きい芸術作品であることがわかります。本や映画も同じで「集中力」や自分の受け入れ態勢が整っていないとまともに楽しめない。

大好きな曲が「騒音」

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他人

他人

飲食店は新規のお客様がとても大事だと思っています。

もちろんお得意様も大事です。
特に地方の小さなbarやスナックであればさらにお得意様の価値は高まることでしょう。

しかしながら僕らのようなカフェとなるとどれだけ新しい人に来てもらうのか「も」とても大事なことです。

いつも書くのですが家族や身内が 1万人くらいいれば一生それで店は回っていくと思うのですがそんなことはないです。

お店をやったこ

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珈琲

珈琲

珈琲屋をやっていてラッキーなのは珈琲が飲み放題ということです。どこのどの豆を飲もうかな、と悩むところから1日が始まります。

もちろん仕入れているので無料というわけにはいかないのですが、まぁ実質無料ですよね。(違)そもそも味のチェックをしなければいけませんので必要な作業でもあります。

今も東京の店は始まったばかりで、オープンバブルも落ち着き、8月から9月にかけて雨の日が多かったのと、緊急事態宣言

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満足

満足

満たされすぎている。

そう思うことが多いです。

量の多い食事、ホイップクリームの多いパンケーキ、富士山か?と思うくらいにそびえ立つかき氷。

満たしすぎるとその文字とは裏腹に満足度が下がります。特に食事に関してはお腹がいっぱいになると「もう食べたくない」「もう飲みたくない」となる。時は吐き戻してしまうことだってある。
結果だけを見ると満たすことで得られるものは少なそうです。

コンビニスイーツ

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ファンが増える文章を書くコツ:緊急事態宣言生活45日目。P143.

ファンが増える文章を書くコツ:緊急事態宣言生活45日目。P143.

同じブログでもたくさん読まれるものとそうでないもの、ファンがちょっとずつでも増えていくものとそうでないものがあります。

その違いがどこにあるのか、みなさんは考えたことありますか?

机のうえの手帳に綴る日記なら別ですが、どうせウェブ上というオープンな場所で公開するのならば、できることなら、誰かに読んでもらえたほうがうれしいし、やる気にもなります。

これからの時代、ファンが増えていく文章を書ける

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『夢がかなう! ファンが増える! エッセイの書き方』 【追記】自己啓発エッセイのススメ(動画セミナー)(2023.1.11)

『夢がかなう! ファンが増える! エッセイの書き方』 【追記】自己啓発エッセイのススメ(動画セミナー)(2023.1.11)

どうやらぼくにとって、エッセイは大切なもののようだ。

ごく最近の大きな気づきだ。noteに原稿を書くようになって、はっきりと「エッセイを書く」という意識をしはじめたように思う。それまでは仕事柄、「ノウハウ」を書かなければならないという強迫観念にも近い認識があった。だから、「ノウハウを書けないじぶんはダメなんだ」と、やんわりとした自己否定に陥っていたんじゃないかと思う。

そんななか、エッセイと出

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10席の小さなお店を始めて4ヶ月がたちました

10席の小さなお店を始めて4ヶ月がたちました

今年の8月に「Niru」をオープンしてから4ヶ月たちました。
オープン準備からここまで無我夢中で駆け抜けてきましたが(その経緯は「32歳の料理人が東京で自分の店を開くまでの日記」にまとめています)やっと落ち着いたので、ここで一度、売上のこととか、働きかたの変化などについて振り返ってみようと思います。

・お金の話
・お客さまの話
・僕の労働時間の変化
・売上アップのためにおこなった施策
・今後の展

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そんなもんだから

そんなもんだから

カフェをやっていると「あんまり関わりたくないな」というお客さんもいれば、不思議と仲良くなるお客さんもいる。
運命の赤い糸が本当に赤いかどうかは知らないけど、引き寄せあう、ということはありそうだ。

毎週決まった日に生まれたばかりのお子さんを連れていらっしゃるお客様、カウンターで食事をしながらハイネケンを飲んで帰る話が独特な一風変わった男性、近くのお好み焼き屋のおじいちゃん、看護師の女の子、そりゃぁ

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