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お店note。

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『自分のお店』開業に向けた、メモです📝
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#店舗

東京カフェ10選②

東京カフェ10選②

以前に東京カフェ10選というものを書かせていただきました。順位があるわけではなくて、自分の中の偏愛を書いただけではありましたがなかなかたくさんの方に興味を持っていただけたようで書いてよかったな、と思っています。
流行っているからとか、インスタにアップしたいから、とかそういう理由ではなくて、きちんと自分が長く通えているお店を勝手にシェアするみたいな感覚です。
不思議なもので書いているうちに「あ、自分

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居心地と買い心地。

居心地と買い心地。

定期購読マガジン10月最後の配信です。

(今月も本当にありがとうございました…!)

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さて。

何度も書いていますがカフェには"居心地の良さ"が必要です。気持ちよく過ごせる、ということが必要です。
今も「新店のキーワード」を考えるときにまず思いつくのは究極の過ごしやすさです。

とはいえそれを突き詰めていったときに頭をよぎるのは自分が通っていないお店にも「居心地のいいお店

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心を留めるな【期待も悲観もない。飲食店での働き方】

心を留めるな【期待も悲観もない。飲食店での働き方】

お客様に心を留めない。どんなに忙しくても何事もなかったかのように振る舞え。どんなにうまくできても無限にそれの繰り返し。新しいことは何もない。
そしてそれを受けいれろ。

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僕はカフェ(飲食店)の世界に入ってから13,4年ほど経ちます。いろんなお店や会社がありましたし、いろんなお客様に出会いました。出会いもあれば別れも当然のようにあります。
いい人もいたし、嫌なやつもいて、それ

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どんな質のコミュニティを持っていますか?

どんな質のコミュニティを持っていますか?

コロナウイルスの感染拡大によって店舗が営業できない期間がありました。そのタイミングでレシピブックの製作、販売を行うことにしました。

何かしらの書籍を作るというのは実はかなり前から興味がありまして「いつか必ず」と思っていました。

しかし飲食店というのはどうしても「毎日の食い扶持をどう稼ぐか」「今日の仕込みのこと」「営業に関わる雑務」などで手一杯になります。

攻めが最大の守りであり、守りが転じて

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もう買わないでください

もう買わないでください

なんだか釣りタイトルみたいになってますが…

今日は販売の形の変化とそれについて僕が思うことを書いていきたいと思います。特に新しい内容ではないので昔から購読してくださっている方は「あぁそれ知ってる」ということもあるかと思いますがお付き合いいただければ幸いです。(今月から購読してくださっている方々もいますので。)

飲食店なのに飲食させてはいけない

さて。

飲食店の形が今年の3月あたりからガラリ

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お客様を教育すること

お客様を教育すること

いい消費者僕はうちのお客様に「いい消費者」になってほしいと思っています。
「賢い消費者」と言い換えてもいい。
(お店に好かれるお客様、という話ではないです。それはまた今度)

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美味しいという嘘

美味しいという嘘

最近、パンケーキを食べる機会が多くなりました。子供が一緒だからということもありますがそうでなくてもついつい気付けば注文してしまっているということがあります。

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完全予約制カフェのすすめ

完全予約制カフェのすすめ

この記事は定期購読マガジンのため途中から有料です。

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さて、前回の記事は元々このマガジン用の記事でしたが(長いしパーソナルな話が多かったので)、やっぱりいろんな人に広く読んでもらってもいいのかなと思い無料で出させてもらいました。

僕が独立してから9年が経ちました。
僕は会社の経費で無駄なものを買ったりもしないし、真面目に納税もしているしまぁ細々とご飯は食べていけてるんです

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コロナウイルス 対 飲食店

コロナウイルス 対 飲食店

先日、東京は雪が降りました。

3.11の時僕は仙台にいたのですがその時も奇しくも16時くらいから雪が降り出しました。

この記事は定期購読マガジンのため途中から有料です。

今日は飲食店のコロナウイルスとの付き合い方(考え方)について書いてみたいと思います。まだ現状では乗り越えたわけではないのでその付き合い方の答え合わせは終息後、になりますが現段階でのうちの方向性を示しまたいつか「疫病の流行」が

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能天気な商品

能天気な商品

”とってもいいお店だったね”

という時に感じる心の充足を「満足度」と言います。

いろんなカフェ(お店)や商品がこの世にはありますが、今はどのお店もいいお店になりました。情報も技術も全てインターネットによって共有することが可能になったからです。

有料ですがカフェの作り方を書いています。
こちらもぜひ覗いてください。

そんな時代に待ち構えていたのは「誰から買って、その売り上げはどんなふうに使わ

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面倒なお店

面倒なお店

この記事は定期購読マガジンの記事のため途中から有料です。

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さて。

僕はカフェ経営が仕事ですのでお客様からお金を頂いて商品やサービスを提供する側ですが、もともとカフェに行くこと自体が好きなので、休みの日などはコーヒーを飲みに出かけます。

その時に思うのは「面倒なお店にはもう行きたくないな」ということです。

面倒、というのは場所が遠いとか混んでいるとかそういうことではなく、な

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そんなもんだから

そんなもんだから

カフェをやっていると「あんまり関わりたくないな」というお客さんもいれば、不思議と仲良くなるお客さんもいる。
運命の赤い糸が本当に赤いかどうかは知らないけど、引き寄せあう、ということはありそうだ。

毎週決まった日に生まれたばかりのお子さんを連れていらっしゃるお客様、カウンターで食事をしながらハイネケンを飲んで帰る話が独特な一風変わった男性、近くのお好み焼き屋のおじいちゃん、看護師の女の子、そりゃぁ

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上手で楽しそうな人がプロ

食パンを買うのにも整理券が必要だよ、というくらいには思考や好み、情報から何から何まで細分化されてきた。
ほとんどインターネットの”おかげ”というか”せい”というか、考えた人すごいわ。

だからアマチュアと呼ばれるような人たちも世間から発見されやすくもなったし、僕らのような若い世代でも色んなことにチャレンジしやすくなった。
CMで1回見ただけの商品よりも毎日SNSでタイムラインに出てくる人を「追跡」

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