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グッとnote。(2019年から)

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自分が読んでグッときたnoteを綴るマガジン。こころを元気にしたり、何かのヒントになるかも。10個以上「スキ」がついた自分のnoteも綴じます。なんというか“GOODなnote”
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2020年3月の記事一覧

写真で伝える、珈琲の時間。 / オブロスコーヒー 福島県郡山市

オブロスコーヒー 郡山市で生まれ育った兄弟が開業した居心地の良いコーヒーストア

【思考実験】自分はコロナに感染してると思ってみる。周囲も感染して、ロックダウンした生活をリアルに想像してみる。

NYの現状を見ていて、自分は全然甘いと思った。電車や人混みは1ヶ月以上はずっと避けてるし、何度も手洗いうがいするし、マスクもするし、全部MTGはオンラインにしてる。一応、コロナ対策はしてるつもりでいた。 そしてニュースを見て、日本の医療崩壊は起こらないかとか、世界の心配をしてたけど、、あれ?なんか心の奥底で「自分は大丈夫」と思ってない?やっぱりどこか「世界のニュース」であり、自分の物語だと思ってなくない?と気づいた。 1:何故か自分は大丈夫と思ってしまう実際のところ今週も

いまこそ、日記をつけよう

2020年4月1日、「日記屋 月日」をオープンします。 場所は下北沢の「BONUS TRACK」という新しくできる場所です。自分が経営している新刊書店「本屋B&B」も、出版社でもある「NUMABOOKS」の事務所も、ここに移転します。 「日記屋 月日」はその場所で、ぼくがもうひとつ新しくはじめる、日記のお店です。 「いまこそ」ということばに緊張しながらぼくは日記が好きです。自分の日記を書くことも、誰かの日記を読むことも、どちらも続けるほど奥深く、すばらしい経験だと感じて

こんな時の情報受発信のお作法

感染症の話で持ちきりでアレなんですけど、不安が先行してちょっと震災の時みたいになりつつあるのでここで一回深呼吸〜!!! はい、落ち着きましょう。 人間は不安な時に「きっとこの不安は当たっているのでは...?」と思いながら情報を調べるとですね、不安が正解になっている情報を摂取しちゃうバイアスがあります。 で、脳は不安な情報を見つけると「思った通りじゃん!」と嬉しくなっちゃうんですね。不安を肯定する情報が報酬になっちゃう。生まれついて人間みんなバグってます。 そうしてSN

わかろうとすることを手放すこと[3/23〜3/27の日記]

きっかけは若葉晃子さんの『旅の断片』を読み始めたことにあります。 旅先で出会う人々や景色を通して感じたことを、大袈裟に演出することもなく淡々と書き綴った随筆集は、今の季節に読むととても気持ちがいい。 それでも読み進めると、言葉の端々から一度目の前を通ったことは残すことなく身体全体で受け止めて必ず自分の言葉にするんだ、という著者の意思の強さみたいなものを感じたんです。 そんな文章に触れたからか、ふと自分の普段の暮らしの中でも、ちょっとした喜びとか、フッと笑えることとか、小

コロナ禍、ついに4月第2週の首都封鎖へ?? 〜 ロックダウンへのカウントダウン〜

今、実は重苦しい気持ちでnoteを書いています。夜中の3時。もう寝たいです。2-3日前から見えていたことですが、これから起きることが相当ハードで書く気が起きなかったというのが正直なところです。 但し、いよいよ小池都知事が緊急記者会見にて重大局面宣言を出し、かつそれが国民によく理解されていない気がするので書きます。 1. 世界中の人々の疑問「何故日本の感染拡大だけがこれほどペースが遅いのか」理由として疑われたのは、PCR検査数が少なく本来もっと市中感染は広がっているのに、政

幸も不幸もわかんないなら、希望がある方がいい。

親が別居した小学4年生のころから数年間は、極端に変化を恐れて生きている時間があった。 こんにちは、こんばんは。 くりたまきです。 今考えると「仕方がなかったよなあ」とも思うのだけれど、幼いわたしの中では変化=悪化だった。坂道を下るように、物事が悪化していく中で暮らしていたことが、その時間を脱してもべったりと記憶にはりついていた。 めんどくさい電話対応をさせられたり、パジャマのままほぼ知らないおばさんに車で連れまわされたり、身内の裏切りを知ったり、家が殺伐とした雰囲気で喧

いまさら素人になれない病

スゴイ人を観察していると、ある共通する恐怖症があるように見える。それは、「今さら新分野でデビューし、作品公開するのが極端に怖い」という病だ。この病への雑感。 いまさら素人に戻れないいったん立場ができた大人は、なかなか積み上げたブランドを壊せない。結果、新しいチャレンジができなくなる。 たとえば元Appleのデザイナー、ジョナサン・アイヴを例に考えよう。 本人がどんなに望んでも…ジョニーはいまさら、ゆるキャラをデザインしてTwitterに投稿できない(たぶん)。 実はど

マンガで一番やさしくわかる! iDeCo(個人型確定拠出年金)の始め方入門

こちらの本を頂きましたのでご紹介します。 目次です。 はじめに プロローグ 老後の不安はiDeCoで解消! 第1章 将来が不安すぎる!老後を支えるのは3つのお金     ー 公的年金のことをちゃんと知ろう 第2章 iDeCoって何? どういう仕組み?     ー 加入から給付まで、自分でつくる老後資金 第3章 iDeCoのメリットはこれだ!     ー 「拠出時」「運用時」「給付時」で享受する税制優遇 第4章 iDeCoの掛金はタイプによって違う!     ー 私のタイプ

本心は、書かないものに隠れてる

「何を書いていいのかわからない。」と言われることがある。クライアントさんなどにSNSをやった方がいい、noteを書きましょう!と言った時などに。 書く時間がない、何を書いていいかわからない、そりゃそうだろう。 生まれて初めて自転車を見たときに、乗り方がわかる人はまずいない。 誰かがやっているのを見よう見まねでやるか、とりあえず使ってみるか、乗り方を調べるか、いずれも何か行動をおこして前に進めなければ何も始まらない。 そして次には、またこう言うのだ。 「何を書いていい

Switch Standard 宣言

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ちょっと着てみてくれない?

私が働くならまちのお店、「風の栖」で新しいカタログができた。ありがたいことに、今回私の文章も載せてもらった。 タイトルは、「ちょっと着てみてくれない?」 ちょっと着てみてくれない? 新しい洋服ができあがったとき、少女のようなキラキラした目でオーナー村上は私に話しかける。 ワンピース、Tシャツ、パンツ、スカート…縫いあがったばかりの洋服は心なしかあたたかくて、誰よりも先に袖を通すワクワク感で心が踊る。 試着室から出てくるとみんなで集まってワイワイ意見を言い合う。 襟元は

カウントダウンが、したいのだ。

もう一年近く言い続けていることだ。 ぼくはいま、本を書いている。一年近くずっと、ひとつの本を書いている。サボっているわけではまったくなく、たとえば突発的に入った別のお仕事にとりかかっているときも、毎日かならず「その本」の原稿ファイルを開き、一行や二行でもいいから前に進めるようにしている。けれど、まるで終わる気配がなく、書けば書くほど視界が広がり「書きたいこと」が増えていく。「書きたいこと」というよりそれは、「書いておかないと後悔すること」に近いのかもしれない。 もしかした

「いやぁ、しんどいねん」の効用

「いやぁ、しんどいねん」から始まる会合 最近はあまりお会いできていないのですが、僕は自分の師匠の名越康文先生(シンガーソングライター、精神科医)にちょっと薄暗い喫茶店でお会いする時間がすごく好きなのです。 名越先生は一時期、喫茶店の待ち合わせの席に座るなり「いやぁ、しんどいねん」と言いながらおしぼりのビニールを破り、一通り「最近あったしんどいねん話」をし終わった後に「あ、そういえば頼んどらんね。僕はコーヒー頼もう。君は?」と言ってコーヒーを注文し、コーヒーを飲んでまた続きの

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