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グッとnote。(2019年から)

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自分が読んでグッときたnoteを綴るマガジン。こころを元気にしたり、何かのヒントになるかも。10個以上「スキ」がついた自分のnoteも綴じます。なんというか“GOODなnote”
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2019年3月の記事一覧

私たちが集めたかったのは、お客様ではなくて「仲間」

6curryKITCHENとは 6curryの彩です。一番最初に決意表明を書いて以来のnote… 6curryKITCHENがオープンして、あっという間に半年が経ちました。 6curryKITCHENとは、6curryのコミュニティキッチンのことで、調理拠点を会員にだけ開放して、カウンターでカレーを食べられるようにしている場所のこと。 会員は月額3000円で毎日カレーが1杯無料で食べられます。 ただ、住所は非公開で、会員と一緒じゃないと、6curryKITCHENには入れま

孤独について

先日当面最後になるであろう一般向けの講演で話してきた。そこにいた在日の子が質問をしてきて、それは僕も5年位前までに考えていたことだったのでちょっと書いておきたい。 彼の質問はこうだった。 僕は地方の朝鮮高校出身です。大学からは慶応にきて、そこで勉強して今は起業しています。高校時代の友人たちは今も大切にしているのですが、一方でどうしても話が合わなくなっていることについて苦しさを感じています。慎さんはそういったことを感じたことがあったのでしょうか。どうやってそれと向き合ってい

「読みやすい文章」のたったひとつの条件

「読みやすい文章」ってなんだろう? ずっと考えていたのですが、それは読み手が「読む速度」と「理解する速度」が一致するものだという答えにたどり着きました。 理解が追いつかない文章だと何度も読むはめになります。一方で、わかりきったことをくどくどと書かれるとイライラしてしまうでしょう。 読みながらスーッと脳に染み込んでいくような文章は「読みやすい」と言えるでしょう。 では「読む速度」と「理解する速度」を一致させるにはどうすればいいのでしょうか? たとえばこんな文章がありま

僕はインスタやFacebookがそろそろ終わると思っている

「承認欲求」をベースにしたSNSは続かない いま流行っているFacebookやTwitter、インスタなどのSNSは、基本的に「承認欲求を満たす」ことがベースになっています。  ぼくは、これは今後長くは続かないと思っています。  特にインスタは、ただ「いいね」をほしいがために「フェイクの生活」を送って「フェイクの写真」をわざわざ撮るわけです。みんなからの「いいね」をもらうことを目的にすると、どこかのタイミングで疲れてきます。「なんだか、ばかばかしいな」と思うタイミングがか

精神をすり減らす人がひとりでもいる空間は、贅沢ではない

今日はにわか雨が降っていたのだけれども、配車予約していたタクシーの運転手さんが、私が乗り込むまでのつかの間、車の横で立って待っていた。綺麗にクリーニングしてある背広が濡れている。初老のおじいさんだった。 なんだかもう、めちゃくちゃ申し訳なかった。呼び鈴がなって、二階から玄関に行くまでに少し時間がかかってしまった。モタモタしている私に、心のうちでは怒ってるかもしれない。 「雨なのに、すみません……」と謝った。おじいさんは「いえいえ。では、扉を閉めさせていただきます」と言った

¥300

Twitterとnoteの使い分け

今回はTwitterとnoteの特徴の違いと、運用方法について自分なりにまとめてみます。 【Twitter】見るのは好き、呟くのは苦手Twitterの発信には向いていないと常々思う。そもそも何を書いたらいいか分からないし、俯瞰的自分にツッコミを入れてしまって「ツイート」する手前でやめることが多かったから。 一方で、Twitterを見るのは好きで、大学生の頃から有益なアカウントをフォローして情報収集するという使い方をしていた。ニュースアプリとしての立ち位置で使っていることが

伝えるために、「頭の中にある世界」の解像度を上げろ。

新人マンガ家と打ち合わせをする時の全てのアドバイスは、あることを目的としている。 作品世界に対する解像度をあげる。その気づきが増えるように、様々なアドバイスをする。 作品世界で起こっている出来事を、読者に魅力的に伝えるのが作家の仕事だ。作家が、作品の世界を誰よりも深く理解していないと、表面的で薄っぺらい物語になってしまう。 一流の作家は、自分の作品世界について、まるでその世界の住人のように詳しく話すことができる。 物語の世界や登場するキャラクターについて、作品に描かれ

¥500

あっさり、びっくりするくらい変わってしまって良い

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。  ずっと同じ自分を保つ必要はないのであって、周囲が、何よりも自分が唖然とするほど変わってしまって良い。  つまり、時間軸の上で、異なる自分が共存するような、そんな仕掛けをしてしまって良い。  そもそも異なる自分は時間軸の上にしか共存し得ないのであって、空間軸上では一人しかいないのである。  だから、人生の中で多様な自分を生み出そうと思ったら、あっさり、びっくりするくらい変わってしま

『いだてん』と「あり得たかもしれない」2020年

 僕は毎平日にメールマガジンを出している。今年で5年目になるのだけど、自分でもよく続けたものだと思う。僕の文章が載ることもあるけれど、どちらかといえば僕の仲間たちの連載が載ることが多い。手応えのある連載は、僕の会社(PLANETS)から単行本にまとめることもある。有名なところだと、落合陽一の『魔法の世紀』や『デジタルネイチャー』はもともとこのメルマガの連載で、それを本にしたものだ。そのメルマガで昨日、PLANETS創刊メンバーのひとりである成馬零一が連載で大河ドラマ『いだてん

作業中にピッタリなSpotifyプレイリストを公開します(4選)

本日、noteで埋め込みできるサービスに、「Spotify」と「Apple Music」が追加されました。 せっかくなので、今自分が聞いているSpotifyのプレイリストを公開してみようと思います。 ・・・ 1)「ChilledCow's favorites」 by chilledcowYouTubeの「lofi hip hop radio」でおなじみのChilledCow。Spotifyでもアカウントがあり、プレイリストを公開しています。こちらは週一更新ですが、「lo

スマホゲームが教えてくれたこと

サービスデザイナーを名乗っている手前、AppStoreでランキング上位のアプリは遊ぶようにしている。少し前に流行った2つのゲームをご存知だろうか。 TimeLocker 敵を倒して進む、新感覚の時間操作系シューティングゲーム。 旅かえる レアな旅行写真やお土産を求めてカエルを旅させる収穫ゲーム。 どちらも暇さえあれば遊んでしまい、娘に「パパはいつもゲームばかりしてる」などと言われる始末。 ただ、旅かえるは4歳児には好評で「カエルくんそろそろ帰って来たかな〜」とちょくち

社名を考える|女性社長の頭の中

今日は、私の嫌いなものの話をしようと思います。 社名が決まらないときは抽象度を上げてみるさて、いろは醤油事業を引き受けるに当たって、会社名を考えいて思ったのは、会社名は少しだけ先を見てつけるのがいいのではということ。 なぜなら、いろは醤油以外の事業展開をする可能性が高い(醤油販売だけに依存する経営のイメージができない)からです。 なので、株式会社いろは醤油はやめようと思います。笑 もっと抽象度上げたいなと。 抽象度を上げるとは、例えば、 いろは→(抽象度上げる)→事

記事広告の作り方。

先日、勢い余ってこんなツイートをしてしまい…… ということで。記事広告、やめます! (前にも「減らします」宣言はしていたのですが、減らしつつもやっぱり1〜2ヶ月に1本は書いていたので……。) 記事広告というきっかけ、好きなんですけどね。南三陸とご縁が出来たのも記事広告がきっかけだったし、ブロックチェーンに詳しくなったりもしましたし……。 しかし、「記事広告で収入を得ています」というと、「あなたの発言はクライアントありきだ」「フラットではない」と受け取られてしまうことが

¥400

#スナックたまりば で感じた、ふとした時に寄りかかれる、これからの豊かな関係性の大切さ

こちらのnoteでお知らせしていたスナック、3月2日に学芸大学のスナックバーフラット(花たこ)さんで実施してみました。 平山さん、ヨウさん、僕というほぼ同年代の気の合う友達で、実験的に実施してみたスナック。 当日はヨウさんがまさかの体調不良で欠席(笑)「やばい、人が集まらなかったらどうしよ」という一抹の不安がよぎりましたが、蓋を開けてみると、スナック開店前からお客様に来ていただきました。 その後の4時間、スナックはほぼ満室だったと思います。皆様、本当にありがとうございま