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Oh...evil note...
これはちょっと性格が悪いnote。僕だけを笑顔にしてくれるnote。
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ピュアなひとびと
神の悪意あるいは無垢なる悪魔。時節柄、それ以上いけない連想をしてしまうこともできるのでやめよう。これはほんとうにピュアなすれちがいなのだから(それが一番危険なのでやめてほしい)。
なぜ並べてはいけないものを並べてしまうのか? なぜゴリラをゴリラと言ってはいけないTheyらであると正解してしまうのか? それは無垢だから。つまらん差別を排除しようとすると "ゴリラ男はいいぞ" という、こんなにかんたんな価値すら見えなくなってしまう。
誇れ。ゴリラはつよくてやさしいということを。このバカが。
驕るな。ヒトはかしこくやさしくないことを。このバカが。
グッドなものごと
しかしここは場末のわるいnoteなので……。
◆視点2:グッドデザイン賞から、展示へのメッセージ
ただ受賞作品を展示するだけでなく、あるべき展示デザインについてのメッセージの発信源となる。その際、例えば「よくない未来の拒否」といったレベルの強いメッセージを発信する。
https://note.com/gooddesignaward/n/ndb139fb83c86
より転記
おっ? これは排除アートっすか?
グッドデザイン賞自体も社会や地球にとって“グッド”にデザインされなければいけないはず。
(中略)
テーマに据えたのは「Change for Good.」という言葉。変わり続けるデザインの境界線を考え、GOODとBADを見極め、悩みながらも動き出すきっかけの場になりたい──そんな想いが込められた。
なるほどアートっすねえ──なんてつい思ってしまう、わるい癖がついた。
しかし「BADは傷つけるからやめよう」というあたりまえの心がけながら、しかしやさしすぎて野生においてあたりまえではないことが極端に幅を利かせる中で「ダメなものはダメ」というあたりまえをやろうとしているとも言える。
自己否定という新陳代謝をやろうとしている。
そうはいってもデザインという「うわべ」の専門領域であるからして、どうしても「中身がない」という批判を避けられない宿命を背負ったジャンルである。骨と皮に筋肉がないだの脂肪がないだの言われても困るのだ。
それはそれとしてサクッと再生素材に注目しているけど具体的な再生コストの話がわからない。以前のように再生だけで性能すらカスという時代は終わっており、デザインを含めた性能面が優れているようであるのはとても喜ばしい。
信じるか信じないかはアナタ次第! という状況、なんとも歯がゆい。
バッドなふるまい
正直、失われたxx年だとかネガティブキャンペーンにはもうウンザリしている。不幸中の幸い、暗中模索、黒々とした油にまみれた努力を無に帰すのは好ましくない。それこそBADである。GOODの芽を潰すバカがあるか。
そこは自分がゲームを軸にした、日本が失われている間に得られた華やかなりし文化の申し子であるからというのが大きい。いや、勝手に得られてなかったことにするな。コラ。
そういう生まれと育ちのおかげで、なにかと逆張りで天邪鬼で壊したがりでBADな人間がここにいる。だからこそ善良で純粋なものを愛している。それゆえに善良で純粋なものを恐ろしさをなかったことにしない。まこと混沌として複雑な胸中である。
しかし外に広がる世界は単純だ。すでに秋。鈴虫の声が涼しく……いや寒い。いきなり深まり過ぎである。加減と言うものを知らんのか。と思いきやまた来週は夏に巻き戻るらしいとか。いい加減にしろ。暑いのか寒いのかシンプルにしろ。いやそうではなくていい感じの加減にしろ。涼しい秋を返せ。こんなに風情がBADな季節の移り変わりが許されてなるものか。
カオスなわれわれ
許すも何も、変わってみないと良し悪しはわからない。
ふところで愚痴を温めている内に、秋がちょうどいい感じになっていた。きたる冬、運動不足による生産性低下と体調不良に抵抗すべく、朝のコーヒーさんぽを習慣づけた今日この頃。かつて許していなかった一日ワンコインの贅沢。それは、あてもない老後に備えなければいつでも許せたこと。いままで許せていなかったことを許すひととき。
変えてはみたが。わずかに気分が上向き、おそらく体力低下の歯止めにそっと手を添えただけのこと。良し悪しを断じるほどの価値はどこにもない。「なんだ、たいして変わっていないじゃないか」と悪魔がささやく。
そんなことないアルよ、と謎のなまりを添えてささやき返す。ないけどあるよ。あるアルよ。あまりに純粋に白か黒かで斬り捨ててしまっては骨と皮しか残らない。ちょうどいい霜降り加減が一番おいしい。とはいえ、脂身だけ切り取って調味料に代えることもできる。骨からダシは取れるし、とりかわはうまい。中途半端では得られない輝きもまたある。
だから、集合知は世界をそのように仮定したのだ。
無垢な天使と、混沌の悪魔と、その狭間に立つ人間をと。
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