カルアミルクで使われがちなグラス買うたった
後にも先にもその話しかしません。本当です。信じてください(フリ)。わたくしには今まで積み上げてきた実績があります!(フリフリ)
中身の名前がわからんかった
まあそんなわけで今週もばっちりウソをついていく。虚空に向かって媚びという名の尻尾を振っていく。その前にホントを突いていく。いやこのわずか500円未満のガラスごときで何を喜んでおるかと。
カルアミルクが! すきだから!
でもおまえ、たいてい甘過ぎるんや。甘さ控えめカルアにしてや。ずっとそう思っていた。カルアは甘いからカルアなんだよ。甘くない方も、あるんだよ。でも名前は違うんだよ。ということをマンガで知るまでは。
その名も "Cowboy"。Bebopじゃないよ。ウソじゃないよ。
えっなんかワイルドぉ。どしたん? て思うよね。わかるー。
バーで「ミルク」ってゆったらバカにされるアレじゃん? でも保安官ちょっとナメられたらその後たぶん早撃ち最強伝説やるじゃん? そおゆう名前ギャップめいた衝撃ですきになっちゃうよね。
そしてまた現実は『卵の黄金比© たまごパン 沼ショコラ』とかゆう、実にあたまのわるそうなだいしゅきネーミングに釣られておるわけですが。正味…そんな…たまご感わからんかった。ごめんて。
普通においしいけどー、すごくおいしいわけじゃなかったー。沼らんくてごめんて。でもそんな名前負けすることあるよね。名は体を表すとは言うけど。むずかしいよね。うんうん。わかる。
飲み会というパンドラの箱を開けてから、ビールもワインもサワーもなんもかんもイマイチおいしゅうないなぁ……と最後に残った、わたしだけの友達、それがCowboy。あとは梅酒、コークハイ。あとはもうノーマル居酒屋に置いてないやつばっかりや。ぜんぶスイーツがわるい。
外側の名前もわからんかった
あぁ…自分の中のオンナノコが…「これほちぃ」て言うておるわ…魂の器さえきゃわわになれるなら今すぐキャッキャしてえ…だがそうはならなかった、そうはならなかったんだよ。fxxk
だってえ、これビーム出るヤツでしょ? そうでしょ? ぷいきゅあのビームでるやつ…ほちぃ…。ということでそろそろこう、あの、カルアミルクで使われがちなアレだよ! アレ! わかるやろ? 形と名前! と詐欺をふっかけてみるも見事にちいかわな事態に。
だめだこいつら。ピュアすぎて罪を犯させられない。正直すまんかった。悪かった。わたしが悪いんだ。みんな悪くない。丸形のロックグラスとしか言いようがないんだ。やはり名前のない妖怪は対処不能。
やむを得ない。つぼみ形状のグラスをよろしゃす。
わからないから名前つけたった
ディレクション。マネジメント。ディスコミュニケーション。すべてがみんなレボリューション。まちがえることはたのしいこと。世の中、わかることだけじゃない。名前がないことだってある。とおい宇宙の彼方へ血眼にならずとも、まだまだ名前を刻む機会はいっぱいある。
だからおまえの名前はこれから "Cowboy tumbler" だ。
能ある鷹は爪を隠す、真の男はミルクを嗜む。そおゆうことだ。
だれも知らない、わたしだけがそう呼ぶ名。相棒よ、おまえとわたしだけの渾名だ。おまえかわたしのやすくてもろい命が割れるそのときまで、このあまくておいしい琥珀色のやつを飲ろう。これでおまえとも縁ができたな。では乾杯。