AI社会という名の「アスペルガー・ワンダーランド」にようこそ
人類、アスペは近未来です。
ちまたのインターネット・ムラでは「ぼくはあたまがいい」と思っているクソバカ☆カス野郎がちょいちょい生息していますね。バカであるほどバカの自覚がないという本も出てますが、読んでないけど「せやろな」という感想しかありません。作者曰く「バカだと思われない方が生存戦略上有利だから」とのことですが、それはそうとしか言えませんもの。
おーっほっほっほ……あらはしたない。ごめんあそばせ。
だからこそ、お気持ちを「論理的に」演算できない論理的思考バカは反省した方がいいのですけれど。おまえの論理的思考能力は飾りですか……? あらやだご冗談を。中途半端に「あたまがいい」だけで、そこまで演算できないからこそバカなんですものね。
ウヒョーホッホッホ……やっぱりはしたない。ごめんあそばせ。
さて現実社会でアスペから逃げ続けてきた健常者のみなさん。障害者雇用でビビってる場合じゃねーですよ。あなたの周りを有能すぎてこわ~いAIが取り囲み、逃げられない未来社会はすぐそこです。
わたくしたちと一緒に「マンガでわかるAI社会」で遊びましょう?
さてこのマンガ。ざっくり言うと「なんか100年後に未来破滅するんで、超性能AIをタイムリープさせますね。ポンコツAIおねえちゃん、タッグを組んで世界を……救ってね……」という作品ですわ。液体金属人間はでてきません(なんのことかわからないひと、パパとママに質問いたして!)。
本作品はアニメがもとでそれをコミカライズしたものですわ。なんだかアニメは評判あんまりよろしくなかったような気がいたしますわ。勘違いだったらごめんあそばせ。でもマンガのレビューはよさげでしたわよ。
しかしこれ視点を変えると、ほぼほぼ「自分がAIだったらどないやねん」みたいな状況として読むことができますの。なぜかというと原作者や作画担当がどう思っているかはさておき、どう好意的に見積もっても客観的には「AI≒アスペ」として描画されていると言わざるを得ないからですわ。
以下1巻より順不同で抜粋。ご覧なさい、この勇姿を。
震えろ。健常者偽装したアスペ達よ。
健常者でもアスペ性を内包せし者達よ。
「これ…わたしだ…」と思うだろうそうだろう。 いや思え。思えよッ!(懇願)でもそんなことでヘコたれる我々ではない。違うか!?
せんせい……ぼくたち、わたしたちは……人間社会のルールにのっとり……スベって場の空気を凍りつかせても……主観的なこだわりでついつい怒ってしまっても……
じぶんのバカさ加減をわきまえて……正々堂々と他人のお気持ちを演算していくことを……ここに誓いますッ!(あふれる涙と怒りの笑顔)
おじさん、あまりの自傷ダメージで痛くて泣いちゃったわァ。
つまりね、見た目がどうあれ中身の演算能力がやべーAIとね、仲良く使って使われて行けばよくてよ? ということですわ。人類、だいたいお気持ちで動くバカとお気持ちも演算できないバカですもの。あ、でもときどき通訳は用意しやがれください。
なにごとも橋渡しは大事。社会間橋渡し機能はね。
それにしても非現実社会に蔓延する「マスコットキャラが凶悪な伝統芸」の美しさといったらないわね。いい……すごくいいわ。二面性があることは素敵なことよ。もっとこの世に草を生やしてしまいなさい。邪悪な笑顔よ蔓延りなさい。どんな悪いことも笑える知恵をつけましょう。闇の中にあってこそ光は美しい。
そうでしょう?
それはまるで夜空の星。冬を彩る電飾達のように……。
きっと草を司る神様ならそう仰るわ。
おじさんもはやく凶悪なぬいぐるみになりた~い。ですわ!