会津大学起業部終わります
今年度会津大学起業部部長をしていました吉井です。
この度会津大学起業部を廃部することとなりました。
本当に私は人に恵まれていたと感じます。
やりたいことをやる、やりたいという人がいるからみんなでやってみる。
なんでもできる場所で、できなくてもコミュニティとしての安心、心理的安全性がここまで高いコミュニティはないと思うからです。
目標が違っていたりしていて、この部をやめた人もいます。
ただコミュニティというのは、オープンであるべきという気持ちがあったので別に良いのです。
私は今回この部活を畳む事になってしまい残念ですが、一つ書き残しておきたいとすれば、
起業という事に対して、
・大人や大学、そして地域が期待していること
・学生が期待していること、やりたいこと
がマッチしていないという現実があります。
会津大学では起業についての支援に力を今以上に入れ始めました。
支援や授業も増やしました。
ただ、起業部と言う名前が大きいので、起業しなきゃみたいな気持ちになりますが
学生がやりたいのは、自分の技術やアイディアを小さいサービスにして、
ちょっと使ってみて欲しい、使ってみたい、実験してみたい、喜んで欲しい
そのくらいなのです。
そこから起業したいという人がいれば、すればいい。
そこは大学とかの今の応援の方法で良いと思います。
ただ、スモールな話は登記がどうこう、ではなく、
大学でサービスをやりたい人は、
申請したら
・大学のリソースを使えますよ
・補助として10000円出ますよ
とかそういうものです。
少しでいいんです。
お金が欲しくてやってない人だっているし、興味からやりたいんです。
ただ、大学でXXやります!って本当にやろうとすると、怒られたりします。ルールに反してるわけじゃなくて、ルールがないからという理由もあります。
これは起業しろ、というのとは相反する事なのではないか、そう思います。
起業部員はそれぞれ他団体の長をしていたり、活動はとても活発です。
これからも起業部員は起業部員じゃなくなるけど頑張ります。
今まで応援してくださった方々、ありがとうございました。
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