感情と設計(1)~プロダクトに対する感情の変化~

家の近くのビルのエレベーターにちょっとユニックなボタンがあります。

少し丸めて色は黄色で可愛くて触れる感触がとても良かった。いつもエレベータの前に行くと手を出して押してしまう、押し心地が良い。並べるほかの方にボタンを先に押されて欲しくない位ですでした。

しかし新型コロナウィルスが感染拡大しました。エレベーターのボタンは他の人と間接的に接触の機会になると聞いて、だんだん気持ちは喜びから心配と不安になります。今まで先に押してしまうですが、だんだん躊躇し始めました。押す時も鍵などを使って直接に指で触れることなく押すことになりました。しかし、その押し心地良さを諦めざるをえません。

最近、ある大学生は、ラズベリーパイとセンサーを用いて、ボタンを押してくれるタッチレスの仕組みを開発しました。この仕組みは直接にタッチしなくても、近くになった人の手をセンサーで検知しモーターを回すことによってボタンを押してくれます。とても面白いと思いました、新しい喜びが生まれました。そして、もっと多くの方はコロナウィルス感染の可能性を少なくなると思われます。まだ商品化されておりませんが、その試作品を見てテストしたときの喜びは今でも忘れません。早くウィルスが収束し、あのボタンの押し心地のよさが日も早く戻るように願っております。

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