女性性に注目することは何を生むのか
①お元気ですか
お元気ですか。ロサンゼルスは、春がいつの間にか過ぎ去り、すでに夏に向かっています。車で移動中「できるだけクーラーをつけずに窓から入る風で対応を」と思っていたものの、先日ついに負けてつけてしまいました。
一人暮らしをしている大学生のとき、7月になるまでクーラーをつけないようにして過ごしていたのになあ。今の日本はどうなんだろうなあ。ポートランドのお天気はいかがでしょうか(この新聞はそもそもポートランドに在住の日本人・日系人に向けて書かれた記事です)。
こちらに比べてまだまだ肌寒い日もあるだろうと想像しています。5年前ポートランドに旅行に行った際、緑がことさらに美しかったのを憶えています。季節は夏でした。美しい街ですよね、ポートランド。
②イチゴ狩りに行ってきたよ
先日、イチゴ狩りに行ってきました。我が家は毎年4月、必ずイチゴ狩りに行くというルーティンがいつの間にかできあがって、もう6年目になります。イチゴというのは、どうしてああも可愛い形なんでしょうね。果物の宝石だと勝手に思っています。
そのイチゴ狩りに行こうと車に乗り込もうとした直前、事件が起こりました。
私はたいてい家族と一緒に家を出ないんです。というのも、出る間際ってとても玄関が混雑しますよね。ですから私が「先に駐車場に行っとくよ」と車の鍵を持って出るんですね。そうすると家族も「急がなきゃ」と思って出てくる、という構図になります。家のリビングで待っていると、どうしてもダラダラしてしまって出発が遅くなるのが常なので、いつからかこのやり方を意識的に取り入れています。
③事件は起こった
運転席で待っていると、どうも外の様子がおかしい。夫と次女がぷりぷりと怒り、なんだか雰囲気がとても悪いんです。何が起こったんだろうと思って聞いたら、こんなことがありました。
二女は「果物の中でいちばんイチゴが好き」というほどイチゴ好きでして、今日の日を大変楽しみにしていたので、それにあわせてファッションにも気合いが入っていました。
女の子というのは本当に着るものに気を遣いますよね。ああでもない、こうでもない、と服を自分に合わせて、鏡の前で何度もチェックして着る服を決定していることには台所から気づいていました。さらにいえば、服に合わせて小物や髪型もとても気合いが入っており、肩からかけるバッグはイチゴ柄でした(そんなものうちにあったんだ、とこういう時に気づいたりする体たらく)。
夫は彼女を見て、とても可愛いと思ったんだそうです。全身すべてが可愛いと。
それでエレベーターに乗っている時「可愛いね」と言って髪の毛や肩を撫でたんだそうです。
しかし二女はそれが気持ち悪かった。自分に触って欲しくなかった。「自分の気分で私に触れるのをやめてほしい、私は私の体なのだから」と言った、と話はこういうわけです。まあ当然、夫は深く傷つきます。二女の言い分もわからなくはない。
④わたしの考察
実はこういうことは最近、我が家では頻繁に起こっているんですよね。
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