藍日記2
暑おすな〜...と言いたくなる午後。
スポーツウェアに着替え、お昼を過ぎたあたりに最寄りのスーパーへ買物へ。
まず、冷たいさらさらシートとフェイス用シートをザックに入れる。
水筒に氷たっぷりのオレンジアイスティーを準備。
メイクが落ちないよう、口元にマスクが付着しないようマスクフレームも装着準備が整った。
あとは帽子を被れば完璧である。
いざ、36℃の炎天下へ。
それは玄関で靴を履きドアを開けた瞬間だった。
全ての準備は見事に崩れた。
まだ一歩しか踏み出していないのに、背中から滴る汗。
額にも。
昔、兄がよく「なんじゃこりゃー!!」と松田優作の真似をしていた。
私もようやくその名台詞を言う機会がまわってきた。
「なんじゃこりゃー!」
転々と転勤を繰り返したがスウェーデン、スイス、東京、京都、大阪、北海道とはどこが違う愛知県の暑さ。
どこか不思議な暑さだ。
落ち着きのない暑さといった言葉が私の中で浮かび上がった。
帰宅後はすぐにシャワー。
結果スーパーまでたどり着けず近くのコンビニでキャベツ千切り一袋とベリーチョコひとつ。
安易に緑豊かなウォーキングとはいかない名古屋での生活が始まった。
今日も「なんか面白い」で終わりそうだ。