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クライストチャーチ2日目ー東京

朝5時。クライストチャーチは真っ暗。

クライストチャーチ空港に到着した日も真っ暗な深夜だった。

眠い目をこすりながら、ホテルをチェックアウトし、歩いて空港へ。約1ヵ月ぶりの空港。到着時は気づかなかったが、クライストチャーチ空港内にはマウントクックを代表とする南島の雄大な大自然の写真が至る所に飾られている。

見慣れたロゴを見つけたと思ったら、空港内のカフェは”カフェカルチャー”。大好きなダニーデンの街、ロズリンの消防署の隣にあったあのカフェカルチャーだ。

クライストチャーチ空港内に分店を出すなんて意外と大きなカフェチェーンなのかしれない。

朝7時。ようやく明るくなってきたクライストチャーチを出発し、往路同様オーストラリアのブリスベン空港へ。

子どもたちは3時間半のフライト中、ほぼ寝ていた。

復路便はブリスベンでの乗り継ぎ時間がはほとんどなかったため、今回は空港内で時間をつぶし、成田への乗り継ぎ便へ。

ブリスベンから約9時間。東京成田空港へ到着。

驚いたのは、成田空港に到着するとすべての日本人がマスクを着用している。空港スタッフも到着したばかりであろう日本人も。そして空港はとても混んでいた。

コロナ狂騒曲の始まり

2020年2月末。クライストチャーチ空港でもブリスベン空港でもマスクをしている人は見なかった。もちろん、私たちもマスクを着用せず、のほほんと帰国した。

しかし、後から考えると、この時の空港の混雑ぶりは世界中で少しづつ忍び寄っていたコロナウィルスから早めに逃れようと帰国していた日本人で混雑していたのかもしれない。

我々も帰国して、洗濯と学校生活への準備に追われた週末を経て、約3か月ぶりに学校に復帰した5日間であっという間に小学校が封鎖された。

久しぶりにランドセルを背負って出かけた長女と次女。2月末は毎日毎日見えないコロナに対する異常な恐怖が連日メデイアでも垂れ流され、世界の流れに乗り遅れないように日本も事実上の鎖国を決めた。日々刻一刻と変わる状況に、子どもたちが持ち帰る残念な情報。そして、全国一斉の休校となる。

長女が楽しみにしていた3月初旬のイベントはもちろん中止。このイベントのために短いニュージーランド滞在にしたのに。

長男の保育園はかろうじてオープンしていたが、3月初旬の卒園式はやるやらないと揺れて、結局、1時間程度に短縮され、祖父母の参加は不可。謝恩会もなしという少し寂しい卒園式となった。

2020年2月末に”また戻ってくるね!”と言ったダニーデンのお友達たちとの約束を2022年6月現在、果たすことができていない。

ニュージーランドも厳しいコロナ対策を経て、先日(2022年5月)、海外からの旅行客の受け入れを全面開始した。さて、コロナからまもなく3年。

この夏は久しぶりに海外に家族で出ようかと画策している。

旅育の時間は短い

子どもの成長は早い。子どもが一緒に旅行をしてくれる期間はあとどれぐらいだろうと考えると少しでも早く行けるうちに一緒に旅に出たい。そして多くの異文化体験を家族で一緒に体験し、考え、意見を話し合いたい。

塾に行くよりも部活よりも家族みんなで出かける旅行は彼・彼女の一生に深く思い出を残すだけでなく、何かしらの影響を与えてくれていることを希望して。

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