トレーダーの頭の中(水平線編)
FOMCの夜行ったトレードについてフル解析してみようと思います。
ただ、僕は値動きは実需でなく投機で、ファンダメンルズやテクニカルでなく、センチメント(心理)で形成させるという立場に立っています。又、AIや自動は相場に対した影響を及ぼさないと考えています。
相場の真実
信じられないと言う人もいるでしょうから、一つ面白い事実を紹介しておきます。これは僕が作成したレポートです。Twitterで公開していたものをこちらに転用しました。
テクニカルやAIの無効性についてお分かりいただけたと思います。又、ハーバード出の投資の専門家ですら、「タイミングにかける取引は上手くいかない。」と言っているわけですから、簡単にできるようになるわけがありません。”副業でちゃちゃっと月謝30万“ とか “資金管理を徹底してルール通りにやれば必ず儲けられる” とか “毎日勉強すれば誰でもトレーダーにはなれる” などと言った甘い考えでは到底太刀打ちできません。
このレポートを読んで、
「こんな訳の分からない世界にチャレンジしようなんて、なんて無謀な人なんだ。」
と思われたなら、正しい感覚の持ち主です。
因みに、”敗者のゲーム”の作者は著書の中で、アメリカの資産運用会社の半分以上が年間利回り8%に満たないという事実を公表しています。プロがやってもこんなもんなのに、どうしてネットに出回っている情報を鵜呑みにしてしまう人がこんなに多いのか理解に苦しみます。
1番初めの記事で、”ゾーン”の作者のマークダグラスの動画を引用しましたが、これを読んでる人の中に、「○○さんから30万円の情報商材を買えば、安定したトレードができるようになり、毎月一定の利益を上げられるようになる」とか、「◇◇さんの言われる通り、動画を見て毎日3時間勉強すれば、半年程度で専業トレーダーになれる。」など、これに似たようなことを思っている人がいるなら、かなり危険です。
偉そうなことを言っていますが、僕も例外に漏れることなくネットや書籍にそそのかされ、安易な考えで相場に飛び込みました。ただ、調べれば調べる程、明らかになる相場やトレードの実情に何度も打ちのめされました。もし、これ以上投資を続けるべきか悩んでいるなら、今が辞めるタイミングなのかもしれません。
さて、レポートを読んでもらった人には、コンピューターに、大量にデータを読み込ませて計算させても相場では無力だということ、要するに、「テクニカル分析なんて無意味」かもしれないことについて、少しお分かりいただけたと思います。又、金利の動きを使ったトレードシミュレーションの結果はファンダメンタルズ分析の無効性を示唆するものと僕は考えています。
本当は、まずこの辺の事実やデータを徹底的に見てもらって、相場の本質はセンチメントなんだというのを理解した上で、語るべきことなのですが、早くトレードのやり方を知りたいと思ってる人が大半でしょうから、その辺の話についてはここまでにして、実際のトレードについて書いていきます。
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