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【基本編】『紙1枚ワークス』Chapter02

みなさん、こんにちは!
本日は、『紙1枚学習法』の基本編のch02の内容をシェアしていきます。

今回の内容は、かなり衝撃が走りました。
勉強している人ほど、ハマりやすい視点について学ぶことができました。

今回は、勉強していると、つい抜け落ちてしまうポイントについて、
まとめていきます。

テーマを発表します。
本日のテーマは、こちら!

なぜ?『紙1枚』学習法では、
相手に『伝わる』ことを大切にしているのか。

これは、僕も疑問に感じていました。

「伝わる思考整理術」「伝わる/コミュニケーション」

『紙1枚学習法』は、相手に『伝わる』ということを
コンセプトに、設計されているんですよね。

なぜ?
そこまで「伝わる」ことにこだわりがあるのか?

書籍には、このようなことが、書いてありました。

理解とは、「人に説明できる状態」になること

出典「すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法」

確かに、人に教えることで、一番勉強になるのは自分です。

わからない部分に気づいたり、相手に教えようと頑張ることで、
より深い理解を得ることができたりします。

また、学習の目的は「他者貢献」のために学ぶことです。
そんな主張を書籍の中でも、話されていたので、違和感は覚えませんでした。

勉強していく目的は、誰かの役に立つことを目指している。
だったら、その解説や説明は、伝わらないと意味がないもんなぁ

相手に伝わる説明ができてこそ、人の役に立つことができるし、
自分としても、理解することができるわけだから。

Win-Win-Winを目指していく、まさに貢献型学習だね!

こんな風に考えていたわけですが、もっと、別の意味合いも、
『伝える』という部分には込められていたみたいです。

そもそもとして、相手に伝えられないと自分の目的が果たされない。
そんな事に、僕は全く気付きませんでした。

なぜ?相手に伝わらない事で、目的が果たされないのか?
ということを説明する前に、自分の目的とはなんなのでしょうか?

そこから、まずは、お話していきます。

勉強する人の目的って何?

勉強する人というのは、変化を望んでいる人だと思います。

前向きな理由で言えば、何か叶えたい夢や目標のために、
知識や経験を欲しているのかもしれません。

叶えたい願望があるから、勉強している人ですね。

または、現状の人生に不満があって、苦しさ、辛さから抜け出したい。
今のままの状態が続くと、将来が不安である。

このままだと、マズい事になるかもしれない・・・
そういった未来に対する危機感を感じて、勉強する人もいることでしょう。

まとめると、勉強する目的は、大きく分けて、
『願望成就』と『問題解決』に、絞ることができます。

僕の場合は・・・

勉強に関して相当なコンプレックスを抱えていました。

母親からは、勉強しなさいと学生時代に言いつけられました。
祖母からも、良い大学に入ることで、良い会社に就職できて幸せになれるんだよ。

そこまで、言われても、勉強する目的がピンときてませんでしたし、
学校の勉強自体に興味を持てませんでした。

ここから、反骨精神とばかりに、学校の勉強が全然できなくても、
学歴が無くても、結果を出せることを証明してやろう!

そんなねじ曲がった思想が芽生えてしまったんですね笑
学校の勉強は全然ですけど、自分が興味がある分野の勉強にドップリ
浸かっていきました。

何に苦しんでいたのか?

やっぱり、人から認められたいという気持ちは強かったですね。
褒められたかったんでしょうね、きっと、心の何処かでは。

勉強している内容よりも、その学んでいる姿勢を認めて欲しかった。
けれど、一人で孤独に本を読んだり、セミナー受講していても、
やっぱり伝わらなかったです。

そもそも、「伝えよう」という発想がありませんでした。
勉強とは、自分の為に行うものであり、他者のためにするなど。

一欠片も考えたことがありませんでしたから。

◆勉強するほどに、もがき苦しんできた。

勉強すれば、知識は増やせます、新しいことを学ぶことは、
知的好奇心が満たされて楽しい日々でした。

だけどです。

どれだけ、頑張って知識を身につけても、
僕の現実は、全く変化していきませんでした。

勉強する前は、知識やスキルを手に入れれば、
今の現実が、激変するんじゃないか!

そんな期待感を持って、学んでいきます。
これで、今度こそ変われる。

ようやく、勉強してきた成果が報われるのか。
そう思って、勉強をスタートさせます。

しかし、先ほども申し上げた通りですが・・・
全く持って、無駄になってしまうわけです。

◆ノウハウコレクター化する

この教材は、自分にあってなかっただけだな。
もっと、別のやり方を探そう!

こんな風に、次々と、教材やセミナーなど
渡り歩き始めていました。

いわゆるノウハウコレクターですね。
次第に、新しい情報を手に入れることが目的になっていき、
新しい知識を学んで、楽しいからOK!

こんな感じに、学ぶことそのものに価値を置くように
なっていきました。

◆理想と現実のギャップを感じ始める

勉強してきたことで、たくさんの知識は持っています。
いわゆる「知ってる」という状態にはなれるんですよ。

「知ってる」自分はすごいんだぞ!
そんな感覚になってきます。

知識だけを増やしていくと。

こんなにも、勉強している自分は周りよりも優れているハズだ!
知識を知ってることが学習することの価値である。

そのような価値観を持っていたので、性格的には、相当な
歪みがあったように思います。今よりも更にひどい状態です。

勉強して、知識を増やしている自分はすごいと思っています。
ただ、現実は、全然そうなっていないんです。

周りからは、誰からも認められないし。
感謝とかも一切されません。

自分自身が抱え込んでいる問題も解決できなければ、
望んでいることの1つすら叶えることができません。

これって、すごいフラストレーションが溜まってきます。

勉強するほど、ドツボにハマっていく、
底無しぬまに足を取られるような感覚です。

なんで・・・こんなに頑張ってるのに、現実は変わらないのか?
どうして、誰からも認められないのか?

悩み始めるんです、どうすれば良いかわからずに。
また、その答えを求めて、勉強するんですけど・・・知識だけ増えて、
やっぱり、現実は変化していかない。

時間とお金を自己投資しているのに、やればやるほど、不自由な状態に
追い込まれていく。

勉強することは、楽しいけど、
その反面、苦しい状態が続いていました。

正直こんな勉強ならやらない方が遥かにマシです。

こんな感じで、長年ずっと、苦しんできた身としましては、
自己満足型の知って終わりの勉強は、オススメはしません。

勉強したことは、相手に「伝わらない」と無駄になる

勉強の目的は、『願望成就』と『問題解決』にあります。
何か願いを叶えるためだったり、悩みや苦しみを取り除くことにあるんです。

これを達成するためには、
相手に「伝える」ことが大事なポイントになります。

全てとは言いませんが、願望成就や問題解決は、自分1人の
力だけでは、叶えられない/達成できないケースがあるんです

例えば、願望成就に、誰かの「決定権が必要」な場合です。

希望する会社に入社したいという願いがあったとします。
その会社に入りたいという願いを叶えてくれるのは誰でしょうか?

え?
願いを叶えるには、自分が頑張ればいいだけじゃないですか?

それも確かに必要ではありますが、入社できるかどうかの判断は、
自分1人の力だけでは、不可能ですよね?

その会社の面接を担当して下さった人事の方や、その方の上司の方が
最終的に、採用するか、採用しないか決定権を持っています。

その決定権がある方に、自分の良さが、「伝わらない」と
入社したいという願望は叶えられません。

めちゃくちゃ、勉強してて、真面目で、努力家で、
やる気があったとしても、それを伝えられなければ、採用されません。

相手に正しく、こちらの意図や想いを伝えること。
それを第一義にしなければ、どれだけ面接を受けても無駄になります。

例え、どんなに優れた能力を持っていたとしても、
それが発揮される機会が、与えられることはありません。

◆相談/質問/報告/依頼

相手に伝わらないと意味がないケースとして、
何か悩みを相談したい時や、質問したい時が挙げられます。

これも相手に「伝える」ことができないと、正しい返答を
もらうことができません。

誰かに何かを質問したり、相談したり、報告したり、
お願いしたりなど、あると思います。

仕事でも、それ以外の日常生活でも、
誰かに「伝える」ことは発生します。

自分1人で、全て完結できるなら、「伝える」ことは不要です。
ですが、ほとんどの場合、問題解決にしろ、願望成就にせよ、
他の人が関わってきます。

他の人の力を借りなきゃ成し遂げられないことって
あると思うんです。

自分の力だけじゃ、どうにもならない。
そこで、必要なのが、相手に『伝える力』です。

◆相手に伝わる→充実した毎日を過ごせる

自分が伝えたいことを、相手に伝えることができれば、有利になります。
仕事でも、趣味でも、人間関係でも、あらゆる場面で楽になります。

決定権を持った相手からは、選ばれるようになります。
自分の魅力をアピールすればいいわけですから。

同じような境遇の人からは、応援されるようになります。
その人の苦しさ、辛さに共感して貰えるような伝え方をすれば、
相手からも、理解を得られるようになります。

想い、価値観、信念、ビジョンなどの、コアの部分を伝えることで、
それに共感して、仲間になってくれる人も出てくるかもしれません。

質問したり、相談する時も、こちらの伝えたいことを、
相手にわかりやすく伝えることができれば、適切な回答をもらう事ができます。
意図が相手に伝われば、余計なやりとりも減らせるので、効率的です。

また、相手から質問された場合でも、伝える力は重要です。
相手が欲しい答えを的確に用意する事ができれば、評価されたり、感謝されたりと
いい事づくめなんですね。

このように、人とのやり取り、コミュニケーションの際に、
伝える力が備わっているかどうかで、人生の充実度は変わってきます。

これが、『紙1枚学習法』が、相手に「伝える」ことを、
ゴールに据えている理由です。

<要点まとめ>

・勉強でも、仕事でも、「人に伝える」ことを目指す。
 さすれば、いろんな物事が上手く回り始めていきます。

・相手に伝わる事を中心軸に置かなければならない。
 なぜなら、自分の願望を叶えるためには、他人の力添えが必要になるから。

・人に伝える力があれば、人から愛されます。
 自分が誰かを手助けすることもできます。
 相手から助けて貰えることもあるでしょう。

・伝える力を身につけて、
 自信に溢れ、豊かで充実した毎日を過ごそう

●浅田すぐるさんの著書よりエピソードを引用します

最後に、浅田すぐるさんが、伝える力の重要性について、
なぜ気づきを得たのかについてシェアします。

これは、書籍にも書かれているエピソードですが、
具体的な話があった方が、より伝わりやすいかと思います。

なので、おまけとしてシェアさせて頂きます。

ある時、上司が突然、部長から呼び出され、
「なあ、この仕事ってどうなってるんだ?」と確認される場面がありました。

私は、横でやりとりを聞いていたのですが、上司はいきなりの問いかけだったにも
かかわらず、
「あーこの件ですね。ポイントは3つですかね。まず、他部署への確認についてですが・・・」

こんな具合に、理路整然と要点を部長に説明してしまったのです。
私は、この応答を見た時、衝撃的に驚きました。

なぜかというと、この時上司がわかりやすく説明した案件は、
そもそも「上司の担当業務ではなかった」のです。

自分の担当業務ではないにもかかわらず、なぜ、これほど明瞭に、おそらく本来の担当者よりも、わかりやすく説明できてしまうのか。

しかも、「突然呼ばれて」というまったく準備時間がないシュチュエーションで、
どうしてこんな立ち回りが出来てしまうのか。

(中略)

直接質問してみることにしました。
「どうしたら、そんな受け答えが毎回できるようになるのですか?」

上司からの答えは、シンプルかつ本質的なものでした。
「自分はいつも、いざ人に聞かれたら説明できるように、物事を理解している」

出典:すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法より
   「アウトプット力」が高いトヨタの上司は、「聞き方」が違った!

●総評

仕事ができる人は、相手に『伝える』ために話を聞いているんですね。

僕が尊敬している、起業家の方も、アウトプット前提で、勉強会に参加している。
というお話を聞いた事があります。

今回のお話を、浅田さんの講義で教わりまして、
伝える力の重要性について、気づかされました。

自分が頑張れば、一人で願いを叶えられるという思い込みが外れました。
誰かの力を借りなければ、問題解決も、願望成就も、達成することは困難です。

勉強して、誰かを助ける事で、人から応援されたり、助けられるような
人間にならなければ、願望成就も問題解決も手に入らないんですね。

そんな、基本的なことにさえ、気づいてなかったので、とても大切な
ことを教わる事ができたなっと感じています。

ぜひ、これをここまでご覧くださいました皆様も、
伝える力の重要性について、今一度、ご検討されてください。

果たして、皆様の願望は、「自分1人の力」だけで、
叶える事ができるものでしょうか?

はい・・・!
というところで、今回の記事は終わりにしたいと思います。
いつも最後までご覧くださいましてありがとうございます。

僕が、こんな記事をコツコツ書く事ができるのは、偏に読者の皆様のおかげです。
スキなど応援のリアクションは、とても励みになっています。

いつも、本当にありがとうございます!
これからも、よろしくお願い申し上げます。

というところで、また次回の記事でお会いしましょう。
それでは、またの機会に・・・では〜♪( ´▽`)

追伸.
参照させて頂いた、浅田すぐるさんの
書籍はこちらからお買い求め頂けます。

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