【初伝】紙1枚学習法って何?(後編)
今回は、前回に引き続いた内容です。
まだ、前編をご覧になっていらっしゃらない方は、
こちらから読めます!
そして、この記事の元ネタである書籍のリンクはこちらから
購入することができます。
全編では、こんな事を書きました。
『紙1枚学習法ってなんなの?』
この問いに対する、僕の答えをシェアしていきました。
一言で言うと、こんな風にまとめました。
【要約】アウトプットを前提とした、超・実践的プログラム
前編では、この、要約の中身について話す前に
僕が考える『アウトプット』と言う言葉の定義を確認しました。
前回分の話を、ザックリ書くと、
アウトプットとは、学んだ事を、現実で、活用する事です。
そして、大きく分けると、
活用方法は、2つあります!
1.誰かに話す/書く
2.実践する
勉強したら、学びに気付いたら、どちらかだけでも、
『やる』それが『アウトプット』の達成ラインです。
このように定義していました。
伝える+実践する=”アウトプット”(活用)
シンプルに表すと、僕の中での『アウトプット』と言う言葉の意味です。
これが、前編のザックリした要旨です。
さて、今回の後編では、解説できなかった、後半部分ですね。
『超・実践的プログラム』と言う言葉の定義について
僕なりの解釈を、みなさまにお伝えしていきます。
●超・実践的プログラムって何?
いよいよ、ここからが本題です。
『紙1枚学習法』とは、超・実践ベースのプログラムである。
このように、僕は要約したわけです。
なぜ、超・実践的という表現をしたかというと・・・
『紙1枚にまとめる』ことを、ベース(土台)にして、
理解+実践=習得できる。
そんな仕組みが、構築されているからです。
●やることが、シンプルだから、誰でも、実践できる
僕らが、することは、単純です。
まずは、『紙1枚学習法』を学びます。
次に、自分が勉強したいことをテーマに設定します。
あとは、ガイドラインに沿って、『紙に書く』という
シンプルな動作を繰り返すだけです。
そして、とにかく数をこなしていく。
実践経験を積み重ねていけば、OKです。
これって、どんな人でも実践できる
学習方法だと思うんですよ。
●超・実践的のカギ、
『”シンプルな動作”+”決められた型”』
シンプルな動作と決まった型があれば、誰でも実践できます。
誰でも、実践できるので、技術として、身につけられる再現性が高い。
故に、超・実践的な学習プログラムとなっている。
と言う結論に達しました。
◯シンプルな動作+決められた型(基礎)
1)紙1枚学習法を実践する
2)学びを活用する
3)理解+実践できる
4)習得するまで繰り返す
紙1枚学習法では、段階的に、アウトプットが進んでいく。
そんな構造になっています。
『紙1枚学習法』は、順番通りに、実践すれば、step-by-stepで
学んだ事を身につけられるシステムになっています。
そんな素晴らしいシステムになっているんですが・・・
この説明だけで、話を終わらせてしまうと、
実践された事がない方には、恐らく伝わらないでしょう。
なぜなら、シンプルな動作と決まった型があれば、誰でも実践できる。
この、主張に対する、明確な根拠を、僕が、皆様に提示できていないからです。
それなので、次は、なんで僕がそう考えたのか?
この考えに至った理由を、深掘りしていきます。
その根拠を、TVアニメ『鬼滅の刃』の
例えを通して、お話ししていきます。
●アニメ『鬼滅の刃』から学ぶ、
技術習得に必要な2つの要素
TVアニメ『鬼滅の刃』ってご存知ですか?
いま、ニュースとかでも話題になってて、原作のコミックも大ヒットしている、週刊少年ジャンプで連載中の作品です。
この作品は、古き日本の時代背景を舞台にしているバトル漫画です。
僕は、鬼滅の刃という作品が大好きで、STORY、キャラクター、世界観など
とても面白い作品だと思っています。
その話をし始めると、本題から脱線するので、ここではしません。
ここでは、STORY部分は、割愛します。
鬼という敵キャラが、この漫画作品には出てきます。
鬼は、異形の生物で、人間の血肉を貪りくらう存在です。
当然、怪物なので、鬼は強いんです。
普通の人間が戦ったら、瞬殺されます。
じゃあ、人間なんて、勝ち目がないじゃないか?
普通に考えれば、そう思えるじゃないですか。
ところがです。
人間の中にも、鬼と対等に渡り合える集団が
この世界には存在しています。
それが、”鬼殺隊”(きさつたい)という機関です。
漢字から推察できる通り、鬼を殺す隊士が集まってできた
グループです。
そして、”鬼殺隊”(きさつたい)に、所属している隊員には、
階級みたいなものがありましてね。
その階級ごとに、隊員の強さの質が違うんです。
弱い鬼ならともかく、として、実際に強い鬼と渡り合えるのは、
ほんの一握りの、選りすぐりの隊員達だけです。
鬼滅の刃の世界には、
その、選りすぐりの隊員達が、身につけている”技術”が、存在しています。
その、”技術”を身につけているから、彼らは、鬼と対等に渡り合える
身体能力や、鬼の体をも切り裂くほどの、力を手に入れる事ができるんです。
●全集中の呼吸+”型”に沿った必殺の剣術
その技術が、全集中の呼吸+”型”に沿った必殺の剣術です。
”全集中の呼吸”とは、呼吸法みたいなものをマスターする事で
身体能力が爆上がりして、めっちゃ大きい岩を刀で切断できてしまうぐらいの力を得る事ができる技法です。
”型”に沿った必殺の剣術とは、鬼を殺すための剣技です。
決められた動きのパターンを修行して、基本動作を体に覚え込ませます。
それを戦いの状況に応じて使い分けていく感じです。
選りすぐりの、鬼殺隊員達は、漏れなく、
この2つの技術を身につけています。
それが、彼らが、鬼と対等に戦える理由です。
これらの技術は、どちらも
後天的に努力すれば、身につけられるものです。
まあ、命がけの修練が必要になりますがね。
ここまでの、話だけを聞くと、
アニメの話なので、現実離れしているように
聞こえたかもしれません。
けれど、全集中の呼吸+”型”に沿った必殺の剣術には、
現実世界での、技術習得にとっても、大事な要素が隠されています。
それが、
『”シンプルな動作”+”決められた型”』と言う要素です。
この、2つの要素を、鬼滅の刃の世界に、当て嵌めると、
それぞれ、このように置き換えることができます。
・シンプルな動作は?→全集中の呼吸
・決められた”型”とは?→必殺の剣術
この2つの技術を、両方とも、身につけているものだけが、
鬼と闘う資格を手に入れることができます。
それでは、次に、全集中の呼吸と必殺の剣術のどこに、
”動作”と”型”の要素が、含まれているのか、解説していきます。
●意識的に深く行う呼吸法=”全集中の呼吸”
『呼吸』と言うものは、意識せずとも、誰でもしている”動作”です。
『呼吸』は、誰でも、自然にできる。
ほとんどの人は、みんな毎日呼吸しているはずです。
「私は、たまに呼吸が停止してる事があるんですよね〜」
って、人は、流石に、いないですよね。笑
そうなんです、呼吸という動作は、誰でもできます。
◯誰でもできる”動作”を、深い部分まで行う
全集中の呼吸は、普段している呼吸を意識的に、行う技法です。
めっちゃ!頑張って、肺の奥深くまで、空気を吸い込んだりして、
すごい疲れるぐらい、集中して行う呼吸法なんですね。
これは、意識的に特訓を重ねないと、
できるようには、なりません。
ただ、裏を返せば、真面目に特訓さえすれば、
誰でもできるようになります。
誰でも、できる”動作”の質を高めているだけなので。
●決められた”型”=パターンを覚える(身に付ける)
剣術と言うのは、パターン化されている基本動作な訳です。
上段に構えて、右側から相手の懐に踏み込んで、袈裟斬りにする。
空手などでも、決められた動作があるように、
ある程度、基本の動きを、体に覚えさせないと戦えないんですよね。
なにせ、戦いは、命のやりとりです。
一瞬の迷いや判断ミスが死に直結しています。
あ〜敵が右側面から、攻撃したときは、どうやって防御するんだっけ?
いや・・・?バックステップで、回避したほうがいいかな?
こんな、ゆったりと構えて、悠長なことを考えてたら
一瞬で、殺されてしまいます。
だから、瞬間的な判断ができるまで、ひたすらに
同じ動作を繰り返して、無意識で、反射で動けるレベルまで
トレーニングを積み重ねる必要があると思います。
剣術は、パターン化された”型”です
全集中の呼吸+剣術(型)が習得できたら、
あとは、実践で経験を積んで行こう!
技術を習得する過程は、みんな同じ道を通ると思います。
●シンプルな動作=”紙に書く”
それでは、『紙1枚学習法』に話を戻します。
シンプルな動作とは?なんでしょう?
それが、ズバリ、『紙に書く』ことです。
『紙に書く』だけだったら、誰でも、できる、シンプルな動作ですよね。
けれど、もちろん、ただ『紙に書けばいい』わけじゃないですよ?
これもまた、全集中の呼吸と同じです。
意識的に、”紙に書く”トレーニングをしないと、
できるようになりません。
●決められた型(基礎)=”フレームワーク”
『紙1枚学習』においての、必殺の剣術に相当するものは
『フレームワーク』です。
『フレームワーク』とは、
英語で、枠組み、骨組みと言う意味の言葉です。
『紙1枚学習法』では、考えを整理するための
『紙の使い方』が、用意されています。
それが、”型”に相当します。
『紙1枚』に考えるための『枠組み』を作っていきます。
この『枠組み』には、パターンが複数存在しています。
その”型”を、状況に応じて、使い分ける感じですね。
あとは、剣術の稽古と同じです。
決められた”型”を反射的に、使いこなせるレベルまで、何度も反復します。
トレーニングを、しっかりと、積み重ねていく。
”型”に慣れてくれば、実践でも自然に使いこなせるようになります。
●優れたコンテンツの条件
ここまで、長々と書いてきましたが、
僕が、伝えたかったことは、たった、1つです。
誰もが身に付ける事ができる技術の条件は、
”シンプルな動作+型”が用意されていることです。
◆誰でも技術として習得できる条件
”シンプルな動作”→意識的に練習すれば身に付く。
”決められた型”→パターンを覚えて、反復すれば身に付く
優れたコンテンツと言うのは、この構造で
”システム化”されたもののことを指します。
2つのうち、どちらが欠けても、再現性が著しく低下します。
もしも、”シンプルな動作+型”が存在しない技術は・・・
「それ、貴方だからできたんでしょ」
「無理、だよ、私には、そんなの真似できないよ」
こうなっちゃうんですよ。
なので、みんなが使える”技術”を作るときには、
2つの要素が、含まれているか意識しないとダメかな?っと思います。
これは、他の人の『コンテンツ』を学ぶ時にも重要です。
”シンプルな動作+型”この2つのポイントが、明確にされているか?
考えることが、大事なことだと僕は感じました。
もしも、勉強しているときに、”活用のやりにくさ”を感じたら
”シンプルな動作+”型”がどうなっているのか?
分析してみてください。
【質問】
Qシンプルな動作になっているのか?
Q決められたパターン(覚えておくべき基礎部分)は、なんだろう?
●『紙1枚学習法』は、2つの要素を満たしている。
『紙1枚学習法』では『動作』と『型』が明確に示されています。
しっかりとした、技術として体系的に学べるように、
システムとして、構築されています。
だ・か・ら、誰もが使える技術として、
身に付けることができるのです。
このことから、結論はこうです。
『紙1枚学習法』は、超・実践的なプログラムである。
誰もが、身につけることができる、優れたコンテンツには、
シンプルな動作と決まった型が用意されている。
-あとがき-
今回のコンテンツは、『紙1枚学習法』が
超・実践的なプログラムであること。
それを解説する流れのnoteになりました。
書籍に書かれていた、”シンプルな動作+型”と言う話と
鬼滅の刃の、全集中+剣術が、自分の中で、完全一致しました。
あっ、この気づきは、書いておきたいな!
そう思ったことをきっかけにして、書き始めました。
ここからは、少しだけ、鬼滅の刃の話をします。
本編的には、ここで終了なので、お時間がある方だけお付き合いください。
本編を読んでくださった皆様へ
ここまで、読んでくださいまして、ありがとうございました!(*^◯^*)
〜完全なる余談〜
-鬼滅の刃-と言う作品について。
鬼滅の刃は、今までに僕が、見てきた、漫画、アニメ作品の中でも
上位に行くほどに、大好きな作品です。
本題とは、ズレますが、見たことない人は
コミック、アニメをチェックしてみましょう!
笑いあり、涙ありで、めちゃくちゃ泣けます。泣
そして、鬼との戦いが、かっこいいです!
オススメは、アニメですね。
声優さんも豪華ですし、作画が綺麗です。
あれ・・・?これ、映画観てるんだっけ?っと
錯覚してしまうぐらい、絵に、動きがあって迫力を感じました。
ちょっと、序盤が、ダークな雰囲気ですが
物語が、進んでいけば、愉快な仲間達との旅が始まります。(笑)
そして、鬼殺隊の中で、最も強い隊員達は”柱”と呼ばれていて
同じ鬼殺隊員や、鬼達からも恐れられている存在です。
柱が登場してから、物語がかなり加速していき、
個人的には、展開の速さに驚いています!
とても盛り上げるのが上手な、ストーリー展開だなぁっと感じます。
そして、登場キャラみんなの、過去が描かれているのが印象的だと思いました。
そのキャラクターの背景を知ると・・・
涙が止まらなくなります。( ; ; )
少年ジャンプだし、子供向けでしょ?
っと思って観ないのは、もったいないです。
本当に、大人が観ても面白くて、感動できる
作品に仕上がっていると思います。
だから、もし、まだ鬼滅の刃観たことないよ〜
って人は、作品の世界観に触れてみて下さい!
はい、以上で鬼滅トーク終わりです。
最後まで、ご覧くださいましてありがとうございました。
自分が好きな作品についての想いを話すことができて
よかったです。
聞いて下さいまして、本当にありがとうございました。♪( ´▽`)