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情報セキュリティマネジメント |勉強方法
はじめに
自分について
・ITパスポート所持
・文系学部出身
受験理由
ITについてもっと知見を深めようと思ったから!
とりあえずITについての知識を深めるために、資格を取得することは手っ取り早い手法であると思っている人間です。
資格取得=知識を深めたことにはなり得ないかもしれませんが、知識の引き出しは多くても損することは絶対ない!ということでいつかの自分にとって役に立つことがあればいいなと思って受けてみました。
試験概要等を下に簡単に記載していますが、一番見たいところはおそらく勉強方法あたりだと思うのでそこまですっ飛ばしてもらってだいじょうぶです!!またこの記事は、前提として満点を目指すための勉強法ではなく、あくまで合格ラインを超えたい!という人向けに書いたnoteになりますのでご注意ください!
試験概要
情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験です。〈共通キャリア・スキルフレームワーク(CCSF)レベル2相当〉
【合格基準】
科目 A・B 1,000点 満点
総合評価点:600点/1,000点満点
結果
![](https://assets.st-note.com/img/1737695533-lOK9svYRiELZfa8IjGmFMWBy.png)
680/1000点(あまりにもギリギリ!)
受けてみた感想
率直に言うと思ったより難しく感じた!
詳しくは下の方で書こうと思っているけど、過去問道場の問題を解き始めたときの正答率50%~、最終的には70%に届かないくらいで受験。問題を解いて解説を見たときも何を書いているか理解ができない!と思うほどではなかったけど、受験したときはあれ?分からないぞ?という問題も多々あり、正直もう落ちたな~~~~~~って感じでした!
本当は試験日を先延ばしにしようと思っていたけど、延長し忘れて準備半ばで受けたのもあって受かったのはたぶん奇跡かも。だし、ITパスポート受験振りにCBT試験を受けたけど、試験終了後にすぐ得点がどーん!!!と出てくるのは本当に心臓に悪いな!っておもいました、、。ITパスポートのときは、ぜっっっったい受かった!!!!!かかってこい!くらいだったから、何も思わなかったけど、あ~~~~やっぱりだめだった~~~~また次頑張るか、、。くらいの気持ちでいた自分には結構びっくりすぎたというか心の準備ができていなかったから、驚きの方が勝りました!TT
でも無事に合格できて良かった!
勉強方法
〈使用教材〉
!過去問道場のみ
・テキストを利用しなかった理由
過去問道場で問題を軽く解いた際に、ITパスポートと類似した問題も出題されていたように感じたため、過去問道場のみで対策できるのでは?!と思ったから(※ITパスポートもいつか記事にしたいな~~~~とおもっている)
〈学習まとめ〉
・勉強日数:24日(過去問道場>学習履歴の日数合計)
・勉強時間:40時間~50時間
(具体的な勉強時間を測っていたわけではないが、勉強日数×1時間+取り組んでいた時は2時間以上勉強していた日もあたのでその分を上乗せしました)
・過去問の正答率推移
問題解答数:937/1444問 (正答率:64.9% 総合評価:B-)
・達成度:971/1050問 (正答率:92.6%)
![](https://assets.st-note.com/img/1736661102-hfo1nQpDXVW7uwFKgz20jZyP.png?width=1200)
ざっくりとした勉強法
最新の試験回~3.4年分(6~8回分)解答
自己分析
苦手分野対策
苦手分野以外の対策
予想問題解答
B科目サンプル問題対策
計算問題対策
シラバス確認
+α 単語モードで単語の理解度上げてもよかったかも
〈時間配分〉
最新の試験回~3.4年分(6~8回分)解く:15時間
自己分析:1時間
苦手分野対策:8時間
苦手分野以外の対策:7時間
予想問題解答:7時間
B科目サンプル問題解答:2時間
計算問題対策:1時間
シラバス確認:1時間
合計=42時間程度
(超ざっくり時間配分です;;)
勉強法-詳細
1.最新の試験回~3.4年分(6~8回分)解答〉
・時間に余裕がある人
進め方:
①試験回解答→都度、間違えた問題の「解説」をしっかり読み込む→復習→次の試験回解答…
または、
②試験回1回分→復習→試験回1回分→復習…
・時間に余裕がない人
進め方:1問解いた後の「解説」をしっかり読み込む×50問→次の試験回…
上記2つの例に共通するポイントは、
「次の試験回を解く前に復習を挟むこと」です。
過去問道場に掲載されている問題は、類似問題が多く出題されています。
試験回3.4年分すべて解答→復習にすると再度類似問題を解く際に、間違える可能性があります。ですので、上記のように試験回解答→復習という形で問題を解き進めていき、復習の際にしっかり理解する時間を作るというサイクルを作ります。
そうすることで同様の類似問題に出会った際に、「解けなかった問題」ではなく、「復習した問題」という形で問題を捉えることがき、正解すれば問題について適切に解を出せた、つまり理解度が前よりも深まった!ことになります。また、再度間違えたのならば、問題とその回答について自分自身がきちんと理解できていない部分があったと認識できるので再度勉強をし直すきっかけ作りにもなるのかなと思います。
情報セキュリティマネジメントは、出題される範囲が広い分、しっかり丁寧に用語や例題についての解に対する理解度をあげることが重要だと思います。
また、復習を挟んで再度問題を解くことで「解けなかった問題が解けた!」という成功体験を作り、モチベーション作りにもなると思います。
何かしらの講座等を受講している場合、勉強する機会は、半強制的に訪れると思います。ですが、独学の場合、基本的に己との戦いなので、一定のモチベーションを保ち続けることが何より重要だと思います。私自身が、独学で今回挑戦したのでこのサイクルは、モチベーションが低下することなく続けられたため、有効的だと考えました。
※補足
過去問道場を利用して問題を解く際は、
試験回ごとに「出題開始」(下記画像 左側)を押下して問題を解くことを推奨します。
(※次項にある自己分析時に成績レポートを活用するため、適切なデータを採取したい)
![](https://assets.st-note.com/img/1736802937-xQsbmUFHYzplkNvDgSfoJcrB.png)
「続きから再開(14問目)から」を押下して解く場合の成績レポート:
成績レポート(過去問道場>学習履歴)がその日に回答した問題総数によって正答率・総合成績が算出される(たぶん)
![](https://assets.st-note.com/img/1736803224-Epfh6eaGioQH428ITwsXM7ry.png?width=1200)
各試験回ごとの問題数は、50問です。
(※サンプル問題など一部試験回除く)
上記は、復習をした際の成績レポートになるので、参考にはなり得ないかもしれませんが、出典回もさまざまです。恐らく日付を跨がず、一日に複数の試験回を回答した場合、上記のようなその日の総合解答数によって成績レポートが生成されるのではないかなと思っています。違ったら申し訳ないです;;
「出題開始」を押下して解く場合の成績レポート:
出題開始を押下するごとに問題数が区切られ、
その問題数で正答率・総合成績が算出される(たぶん)
![](https://assets.st-note.com/img/1736803623-x8dui7z1PDHjarlEsWM3KR4b.png?width=1200)
こちら平成30年秋期を50問解いた後に、出題開始を押下して問題を区切った場合の成績レポート。50問回答した際の総合成績、正答率が記載されています。
2.自己分析
試験回を複数回解いたあとに、
「自分はどういう分野の問題が得意なのか」
「どこが苦手なのか」を把握するために自己分析を行います。
下記、例を交えながら自分がやってみた自己分析方法を記載します。
![](https://assets.st-note.com/img/1736805117-3JEw7H9ctTGPaoOFmsWzD6KR.png?width=1200)
学習履歴を押下すると日付ごとに成績レポートを見ることができます。
分析には、こちらのデータを使って行っていきます。分析と言ってもすごく堅いことをするわけではなく、ざっくり自分の苦手な分野は何だろうね~?程度の分析です。
上記、令和元年秋期の回を例に説明します。
注目するのは、左側の分野ごとの成績・大分類別の成績です。
それを各回ごとに抽出して、どういう分野が解けていないのかを把握します。
大分類別の成績で、5.6割程度しか解けていない問題はどのくらいあるのか、算出する。私は問いた過去問の5.6問程度しか取れていない分類を正の字で算出していました(笑)
例)
プロジェクトマネジメント3
システム戦略5
技術要素1
↓
〈苦手度〉
システム戦略5 高
プロジェクトマネジメント3 ↓
技術要素1 低
ちゃんと分析するなら、問題数とその正答割合などをきちんと算出すべきであると思うのですが、「分析をきちんと行って正確なデータを出す」ことが目的ではなく、あくまで苦手をざっくりと知って「効率的に理解度を深める、勉強を進めていくためにデータを収集する」ことが目的だからです。(もちろんきちんと数字を使ってデータ分析するのはOK!その方が苦手な分野と得意な分野を詳細に把握できる◎)
私は、上記の例)にあるような形でざっくりと算出し、数字が高い分野が、苦手分野、そのリストにない分野=得意分野という判断をしました。
これを行うのと行わないとでは、以降の勉強効率に差が出ると思っています。
これは個人差があると思うのですが、私はどちらかというとできるだけ最短距離を取りたいタイプで、勉強を長い時間かけて行うとだれてしまい、やらなくなってしまうので、いかに勉強時間を短くするかを考えながら勉強しています。だから、分析というより分析っぽいものをして、苦手分野を把握し、それらの対策を行うことで試験問題に対してどの方向から問題が対策できるように今回の方法を利用しました。
3.苦手分野対策
進め方:分野→復習→分野→復習…
自己分析であぶりだした自分の苦手分野を、各試験回についての勉強法に着いて記載した要領で、復習を交え問題をひたすら解いていきます。
各試験回では、広く浅く問題を解いていましたが、苦手分野対策においては、深く狭く問題を解くことになります。解いてみると分かるかと思いますが、分野ごとのキーとなる問題が把握できます。
試験回ごとでもこの問題さっきも出てきたな?って思う問題もあると思いますが、分野ごとの対策をすることでその頻度がもっと増えるかな~と思います。
頻度される問題=重要で押さえておくべき問題だと思っています。
よく出てくる問題でも違う視点から問題が出題されることもあるので、問題を解いたあとの解説をしっかり読んで、重要な問題について様々な角度から問われても解答できるように対策をしました。
また苦手な問題は、過去問道場に記載されている解説だけでなく、インターネットで用語の解説を見てみたり、youtubeなど別の媒体をうまく活用して、行動をして記憶に残すようにするとより効果的だと思います。
情報セキュリティマネジメントでは、数多くの省略されたアルファベットの羅列が数多く出てきます。私は実際に、どうしても意味が分からない単語があったときは、インターネットで用語を調べてどういう意味なのか、どういうときに使われるかなど複数の記事を読んで理解度を深められるようにしました。
4.苦手分野以外の対策
単語の理解度を上げたかったため、苦手分野以外の問題についても一通り解きました。ITパスポートでは、各試験回が100問で解く問題数も多かった分、苦手分野ではなかった分野について対策をする時間があまり確保できませんでした。ですが、情報セキュリティマネジメントは一回が50問で個人的には、区切りやすくさくさく解けたのでもっと理解度を深めるために、苦手分野では解かなかった分野も一通り解きました。
ここの対策については、必須という訳ではなくいろいろな問題を触れたい人は解くとよりいいのでは?!という感じです。
また、情報セキュリティマネジメントは予想問題等解いた人は、分かると思いますが、ITパスポートよりも上の知識のみが問われるだけでなく、それ以上の難しい試験からも出題される可能性があるということです。ですので、私はいろいろな問題を解いておきたいなと思いました。
5.B科目対策
B科目については、サンプル問題のみ1周し、問題を解いたあとは正誤に問わず、解説をしっかり読み込みました。多数択一なので、知識の有無も大事ですが、長文読解ができるかどうかが合格率・正答率を上げるためのキーになるのではないかと思いました。
B科目を読み込むコツは、
先に設問を読む
問題文を読む
ことだと個人的には思っています。
先に設問を読む
B科目は、A科目と違い問題文が長いです。先に設問を読むことで、何に注視して問題文を読めばいいかを把握できます。
設問を読み、問われている問いに対してあとは答えを見つけていきます。
A科目の場合、消去法で答えを消していくという解答方法が有効的だと考えますが、B科目の場合、安易に解答を絞るのは賢明ではないような気もしました。(これはめちゃくちゃ人によりけり)
実際に私は、問題文を読んで択を絞って問題を解いたのですが、A科目と違ってB科目は、素直に読んだとしてもひっかけポイントがあり、消去した択の中に答えがあったときもありました。
全問題慎重に解くべきですが、特にB科目は、択を絞った後も本当にこれは択として消していいのか?と自問自答しつつ、解答を導き出すことが大事だと思います。
今回、過去問道場に掲載があったサンプル問題のみ解いて本番に臨みました。A科目は過去問を解けば解くほど、合格に近づけると思っているのですが、B科目は、A科目と違って問題を解いていくうえで、出題のパターンをいかに掴むかが重要だと思っています。あとは例題を通して長文に慣れることが大事だと思いました。
6.予想問題
これも一定の量、試験回の問題を解いて問題に慣れてきたら、過去問道場に掲載されている予想問題を解いてレベルの高い問題にも慣れることが大事だと思い全て解きました。
また、予想問題に関しては、実際に出題されそうな問題を集めた!というより、試験回を通して勉強した問題~上級資格からセキュリティに関する問題を抜粋して集約した問題と捉える方が分かりやすいかもです。(以下参照)
![](https://assets.st-note.com/img/1736820554-KjAOvBa3gNef5wCMmTF4Uths.png)
正直なところ、予想問題6~の問題を解いたときは、初見の問題も多くあり、解答を見ても理解しきれないものも数多くあり、心が折れかけました。今まで解いた問題はなに~~~~~~~~~~~~?!?!??!ってなりかけました。
私は今回、情報セキュリティマネジメントの過去問道場の問題のみ解いたのですが、ITパスポート・基本情報技術者試験・応用情報情報技術者試験・その他上級試験の過去問のセキュリティ分野を解くのもかなり有効的な勉強方法のひとつなのではないかなとも思いました。(いろいろな問題に触れておくという意味で)。ただ、予想問題のみ解いて復習して本番に臨むことはおすすめしません。
7.計算問題
![](https://assets.st-note.com/img/1736821158-a09GQLJkMizXesxNDCEdU248.png?width=1200)
過去問道場で上記のように、「計算問題のみ出題する」に✓を入れると指定した試験回の計算問題だけを解くことができます。上記の方法で問題を絞って問題を解きました。各試験回を解いた人は、気づいたかもしれませんが50問の中で出題される計算問題の数はあまり多くありません。ITパスポートのときは、計算問題はほぼ捨てで挑んだのですが、情報セキュリティマネジメントは、問題がどのような形で出題されるか予測できない(というより今まで解いた問題でも別の視点で問われたりする)ので、対策できるところはしておこう!方針で計算問題も対策しました。
上記記載あるように、セキュリティマネジメントは計算計算計算!!!!!という試験ではないので、過去問道場に掲載されていた計算問題は最低限解き、そのうえでどのような問題が出るのか、それについての解き方・公式を理解するようにしました。最低限、情報セキュリティマネジメントの過去問道場に出題されている計算問題は、解けるようにして損はないと思います!ぜっっっったい!
8.シラバス確認
過去問道場のみで網羅できるわけではないと思っていたので、最新のシラバスを確認して知らない単語が無いか確認しました。
用語解説のyoutubeを流し見するのも有効的だと思います。特に、シラバスの切り替え時等は、シラバス変更されたなら最新のシラバスからいくらか問題は出題されるだろうというメタ読みをして、単語に対する知識を深めました。必ずしも過去問道場=最新のシラバスに適応しているかと言われるとそうではない可能性もあると思うので、きっちり最新の情報も収集して対策しておきましょう!
+α 単語モードの活用
これは受験後に気づいたのですが、過去問道場には用語クイズ(PC版のみ?)というモードがあり、説明文に当てはまる用語は何か?というのを択の中から選ぶのではなく、実際に記述して解答するというモードになっています。
答えが用意された中から解答を選ぶことは、適当に解答しても当たってしまう可能性があるので、自分のためにならないと思います。ですが、このモードを活用することで用語の理解度をより深めることに繋がるのではないかと思いました。
勉強するうえで意識したこと
ここまでは、勉強してきた方法についてどういうことを考えながらやってきたのか?について自分なりにまとめてみました。
ここからは、勉強を通して意識していたことを書きます。
間違えた理由をしっかり理解する
英単語に関してはどの部分がキーワードになるか考えながら覚える
根拠づけて選択肢を消去する
空き時間の活用
モチベーションの維持
目標の設定
※補足 テキスト利用について
間違えた理由をしっかり理解する
情報セキュリティマネジメントは4者択一の問題なので、どうしても答えを暗記してしまいがちです。対策として、「選択肢をランダムに並び替える」に入れて問題を解くことが有効的だと思いました。
また、記述して答える方式ではないので最終的には、運任せ!にしちゃえばいいのですが、問題を解くうえで、間違った場合、自分がどういうところにひっかかって間違えたのか、解説ををしっかり読んで理解しましょう。
その単語を知らなかったから間違えたのか、問題文を読み解き間違えたのかなどしっかり振り返って細かなミスを減らしましょう。
また、解説を読むうえでその問題に関する解説を読み込むことも重要ですが、それと同時に他の選択肢の解説を熟読することも大事だと考えています。
英単語に関してはどの部分がキーワードになるか考えながら覚える
アルファベットで省略された英単語は、単語全体の英語を理解するのが一番だと思います。アルファベット単体=○○○という意味で、覚えたとしても情報セキュリティマネジメントには、数多くの単語が出てくるので、いつか限界がくるんじゃないかと個人的に思います。実際に私は苦戦しました。
CERTIFICATE REVOCATION LIST(CRL)とは、電子証明書の有効期間中に、秘密鍵の紛失 ・ 盗難等の事由により、発行した電子証明書を失効した際に、認証局 (CA) 毎に作成される、失効情報が記載されているリストです。CRLは、電子証明書の信頼性を保つために欠かせないものです。
上記、引用文を用いて解説します。
CRL=認証局 (CA) 毎に作成される、失効情報が記載されているリスト
と暗記してしまうとそれ以外の類似単語が出てきたときに選択肢を絞れないことがあります。
そこで、単語全体の正式な英語を覚えるもしくは、その中の一部のキーとなる英単語を覚えて結び付けられるようにすることが大事だと思います。
上記を例に例えるとCRL=認証局 (CA) 毎に作成される、失効情報が記載されているリストと暗記するのではなく、その一部のキーとなる単語で
R=REVOCATION=失効と覚えます。
CRLに関する問題が出てきた際に、R=REVOCATION=失効という意味なので、失効に関する用語なのではないか、という形で対応できます。
単語全体の正式な英語をフル暗記できればそれでいいと思うのですが、実際私は単語が多すぎて全部が全部その方式で暗記できなかったので、一部の用語に関しては、上記のように特定のキーとなる英単語を覚えました。
特定のキーになる英単語を覚えるために私は、過去問道場とは別に英単語の意味をインターネットで調べて発音してみて単語を覚えました。この過程で解説を読んで覚える+調べて意味をきちんと理解するという二つの過程を経て自分に理解させることで、あの時調べた単語!という形で記憶にも残りやすいと思います。
根拠づけて選択肢を消去する
選択肢を見たときに、いきなりこれ!って決めて回答するのではなく、答えに対する動機づけ(このキーワードが含まれているからこの問題は選択肢外になるな、みたいなこと)を行って一つずつ選択肢を消去していく方法が個人的には良かったです。答えを導くために、消去法を行って選択肢を絞り込むようにできればベストだと思います。
上記に間違えた理由をしっかり理解することについて記載したと思うのですが、それに倣って解説をしっかり読み込むことを繰り返せば、自ずと選択肢は絞れるようになると思います。
空き時間の活用
これも意外に重要で、A科目の問題についてはさくさく解ける文量になっていると思います。交通機関の移動時間などちょっとした時間に解いていました。やっぱり家で勉強しよう!と思ってもやる気が出ず、結局何もできなかった..みたいな日もあると思うので、5問でもいいのでちょっとしたときにちょっと問題を解くのも継続的に勉強する習慣づけになって良いと思います。
モチベーションの維持
・勉強するときとしないときのメリハリをきっちり作る
・合格した際のご褒美をつくる
・リフレッシュする
・時には投げ出す!=考えすぎるとやりたくな~いに繋がるのであえてやらない!
目標の設定
私が今回、独学で受験したのでその体で話すのですが、情報セキュリティマネジメントは初回申込日より1年間は、受験日の変更ができるという仕組みになっています。
<受験申込内容の変更可能期間について>
試験日の3日前までです。
(例:受験日が4月10日の場合は、4月7日まで変更ができます)
IPA 独立行政法人情報処理推進機構 【CBT】情報セキュリティマネジメント試験(SG)受験申込内容変更期限
特定の資格試験では、年に数回のみ実施というように事前に受験日が決まっている試験もあります。その場合であれば、試験日までに合格できるようにスケジュールを設定すればいいのですが、情報セキュリティマネジメントに関しては、基本的に自分の受験したいときに受験できる!しかも受験日も延長もできる!ので、しっかり目標立てて取り組まないとだれてしまう可能性もあります。その対策として、受験日をあらかじめ決めておくことが大事です。できれば余裕を持った日時を設定することが大事です。
1回延長すると、また延ばせばいっか~で試験日延長のループになりかねないので、自分の予定とよく相談して試験日を確定させておくのが良いと思います!
期限設定ですが、二か月~三か月が長すぎず短すぎずでいいのでは?と個人的には思っています。
テキストを利用する人・学業、仕事などで並行して勉強に取り組む場合は、三か月。上記以外の人は、二か月くらいがちょうどいいのではないかと思います。並行して取り組む場合、その時の予定や疲労で取り組もうと思ったけど、無理だったというときもあると思います。
資格勉強は定着率を上げるためにも継続して勉強することが大事だと思いますが、少し日数に余裕をもって取り組むことで、勉強できなかった日も代替日を設けて勉強できるのではないかと思い上記の設定日が良いのではと思いました。
テキスト利用について
テキストを利用した方が良い人・そうでない人がいると思います。
個人的な意見になりますが、軽く過去問道場の問題を解いたときに、問題に対する抵抗感(まったくわからないぞ?何を書いているか理解することが難しい)がある人は、テキストを利用すべきだと考えます。
テキストを利用しなくてもよい人については、同様に問題を解いたときに、素直に読み解ける・問題について既視感があるような人です。
これは具体的に何を表しているかというと、ITパスポート・基本情報技術者試験などIPAが主催している同様の資格勉強・受験をしたことがある人、ITについて通暁している人です。
テキスト利用についてITパスポート受験時の勉強方法を例に簡単に書いておくとテキストは7割~8割理解で、残りは問題を解きながら理解度を深めていく、です。
詳しくは改めてITパスポートの勉強方法について書きたいな!と思っているので、(もし本当にちゃんと書いたら)そちらを見ていただければと思います。汗
当日
解いた順番
A科目→B科目→計算問題→見直し
時間配分
A科目:40分
B科目:40分
計算問題・後回しにしたA科目:20分
見直し:20分
情報セキュリティマネジメントは120分でA科目+B科目を解くのですが、上記時間配分を見てもらうと分かるように、見直し意外で解き終わった時間が100分とかなりギリギリになりました。素直に問1から解くともしかすると時間が足りなかった!見直しができなかった!ということになりかねないので、受験前にどういう順番で解くのかをしっかり自分と相談しておくことが大事だと思います。以下、私が何を考えながら上記の順番で解いたか解説します。
①A科目について
解けるものは解く。分からない問題・あとでじっくり考えたいものは印をつけて後回しにする。とりあえずさくさく問題を解いて、分からない問題はあとで見直す体で解いていきます。素早さ重視!計算問題についてもすぐに解を導き出せそうな問題は解く!初見、わからん!みたいな問題は、あとまわし。
②B科目について
ここが結構個人的重要ポイントなのですが、B科目については
あとで見直さないことを前提に一問一問丁寧に問題を解いていく。
つまり、一つの問題を丁寧にしっかり解いて答えを導き出す。
これには理由があって、まずB科目はA科目と比較して文量が多いです。
長文を読み解くには、集中力がかなり必要になってくると思います。
あとで見直すことを前提に問題を解くと、再度見直すときに問題文を一から読み直す時間が必要なため、問題文を読んで解答を見直して~だとかなり時間を使うことになります。なので、B科目に関しては、しっかり集中して丁寧に問題を解く、解答後も本当にその解答でいいのか、設問に対する答えになっているか、問題ごとに見直してそれ以降は見直さないことを前提に解いていきます。
この辺は人によりけりだと思うのですが、正直私自身はまた見直すのは体力的にもきついと思ったので、上記の方法で問題を解きました。
③計算問題・後回しにしたA科目について
B科目解答後に、計算問題や後回しにしたA科目を残った時間を使って解答していきます。とりあえず、問題についてはこの時点で一周して解いたのであとは時間を使って、きちんと解を出す。だめそうな問題は祈る!
最後に
ここまでの長文を読んでくださってほんと~~~~~~~~に
ありがとうございました!
とりあえず思ったことを書こうと思って書いてみたのですが、1万字以上になってうけています。拙い文章で大変申し訳ないですが、少しでも参考になれば幸いです;;;;
勉強時間の概算等記載しておりますが、あくまで自分が合格した際の時間になりますので、この時間だけ勉強すれば合格できる!というものではないのでご注意ください。また、勉強方法についても同様で同じ勉強法を行えば、合格できることを保証する記事でもないです。参考になればいいなという思いと自分の備忘録として書いているだけなので、情報セキュリティマネジメントを受けてみたいなという人や勉強法について悩みがある人にとって何か解決の糸口になればいいなと思っています!
改めて読んでくださってありがとうございました☺☺
※全て執筆2024/12/31時点の情報です。
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