2023 秋陽JS

レース質

時間の問題で簡易版に。

コースのポイント

形態については直近に東京HJで書いたのでそちらを参照。順回りコースで位置を上げるタイミングが難しく先行有利も、直線長い分で差してくる馬もいる。枠としては2桁馬番、特に大外8枠はやや割引。

レースのポイント

59キロを基準に斤量が増えていく設定だが、63キロで勝ったサナシオンを筆頭に、斤量を背負っている馬がしっかりと結果を残してくるレース。以下図の齢差0は60キロ。

また、OPで61キロ以上を背負って好走した馬というのが力の証明としてここでも◎。

斤量別 成績
OPで斤量を背負った馬

前走レース

前走クラス
前走レース
東京HJ

上級クラス組が中心で、特に同コースの東京HJが好相性。負けた組も来ているが、やはり同コースで相手関係は楽になりうるとあり、連続好走が目立つ。

騎手

東京3110m 成績
秋陽JS 成績

コース全体なら石神騎手、同レースでは平沢騎手の成績が良い。特に平沢騎手の5好走はいずれも異なる馬で達成。基本上位騎手強めも、五十嵐・難波騎手あたりはそこまで。

各馬雑感

ヤマニンマヒア

軽度の骨折明け。前走はメンバー強くないとはいえ重賞戦線上位常連のオメガエリタージュに0.7差の快勝。OP入り後も今から見ればそれなりに骨っぽいメンツと戦ってきたし、その飛越センスは初戦から見せていた馬。今回初の東京コース。フワフワしたりする面があるが鞍上は織り込み済みのはずで、うまく溜めれば。

ロスコフ

初戦で突破も、当時のメンバーを考えるとここは一気の相手強化。ただ平地3勝Cの脚もあるし、飛越もうまくこなしていた。ここは力試し。

フィロロッソ

前走は大逃げの形も、道中再三カラ馬に絡まれる不利もあってガス欠。それでも2着にのこしていた辺りはセンスと力。東京の脚比べへの対応がカギも、平地力はある。西谷さん乗り替わりだがさすがにこの馬で控えはしないはず。

スーパーフェイバー

OP善戦常連も、好走したときの相手関係は恵まれている面も。レース巧者だし、前走開幕週の馬場もこなしていたあたり安定しては走ってくるので、崩れる馬が出れば席はある。

ケイティクレバー

1年3か月ぶり。OP・重賞実績は上位だが先行馬多数の組み合わせや陣営の泣きから積極的には手が出しづらいが、人気が大きく落ちるようなら加えても。

スマッシャー

このレース好相性の平沢騎手騎乗も、OP入り後は一息。前走から距離が短くなる分には良いと思うが、東京の直線芝というイメージはあまりない。飛越もまだまだ粗い。溜めてそこまで。

ワンダークローバー

三木ホースランド3着などの経験もあるが、これも相手的には恵まれ。(長欠の影響もあったろはいえ)平地未勝利馬で速い脚が使えるタイプではないので、前崩れのタフ展開なら差してくる。

ホッコーハナミチ

③⑤⑦着が勝ち上がる新馬を一発回答も、OPでは一息の競馬が続く。さすがに相手も一気に強くなりどうか。乗り替わりがいい方向に向けば。

タガノルマネンテ

この馬の好走条件は先行できるかどうかが大きい。今回外枠に入って先行勢多数の構成でどこまで。飛越は悪くない。体重増減多いタイプで気配注目。

サペラヴィ

平地を挟んでここへ。新潟で好成績を残す馬だが、昨年のこのレースは位置取りやカラ馬で消化不良、その中で飛越はこなしていたし平地を見ても東京はこなせる。-12㌔でOPを勝ち、さらに-14㌔で新潟JSを3着。前走大きく増やして戻した。キープして好位から競馬ができれば。

ザメイダン

OP2勝馬で飛越巧者。前走はつついてキツくなったが、この馬も前に行ってこそのタイプで今回のメンバー構成でどうか。

ロードトゥフェイム

OPを勝つサイードに初戦で勝利。昇級後も福島・中山で連続3着。OPのペース慣れも見られ、前走もバンケットがあまり合わなそうな中で3着と好走。平地力もあり、固定障害も苦にしていない。乗り替わりとはなるが五十嵐騎手なら気にせずとも。賞金を積みたい立場で本気度も高そう。あとはこの枠でどこまで。

マイネルダンク

前走が去勢手術明け初戦で中2週。相手関係も強くなってさすがにまだ様子見の感はあるが、過去にレベルの高いバイオレントブロー戦で0.4差がある。

テーオーソクラテス

昨冬から一気に力をつけGJ4着、小倉で重賞制覇。間違いなくここはひと叩きで暮れの大舞台に向かう点、東京の大外枠に入った点はやや割引も、力だけなら抜けているし斤量も問題なし、乗り替わりも森騎手なら。道悪での実績が目を引くがそうでないと…というタイプではないが、ここにきて本格化し競馬にも幅が。前各位を見る位置から抜け出し。

予想

◎ヤマニンマヒア
〇テーオーソクラテス
▲サペラヴィ
☆ロードトゥフェイム
×フィロロッソ
△②④⑤⑦

コンセプト

先行勢の揃った組み合わせだが、どちらかというと前にハナはフィロロッソか。◎は好位の内を取れそうで、〇も大外枠だが森騎手ならソツのない乗り方で内に入ってきそう。3番手には重賞好走ながらそこまで人気のしないサペラヴィ。馬体重もキープしてきて楽しみ。競馬にも幅がある。他素質馬2頭までを上位評価。



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