2024 清秋ジャンプステークス+日曜未勝利
コースのポイント
中山の障害コースを使用。正面右手から2周し10回の飛越（内水ごう＆竹柵各2回）と4回のバンケットをこなす。
騎手
最注目は西谷騎手。④⑧③④人気でこの成績ととにかく持ってきている。直近は乗鞍がかなり限定されているし、読みにくい面がある騎手だが…。以下難波騎手や森騎手など、内内で流れに乗れるジョッキー好相性で。
位置取り
順周り2周、固定障害で襷なく周りもタイトなコースだけに、好位で器用に運べるタイプの馬が目立っており。
前走レース
重賞の間のOP特別という点もあるか、位置づけとしてはここから暮れに向けて勢いをつけたい馬が多い。そのため前走平場OPや未勝利組が多く、今年の出走馬も昇級組含め前走勝ち馬が多いが、勢いある馬がしっかり走っているレースで。
各馬雑感
オオキニ
初戦からセンスを発揮していたが、今回出走のスマイルスルーの2着を経て前走で未勝利突破。勝利必須の相手関係ではあったが、本馬自身も飛越の上昇見られたしまだ詰めてこれそう。陣営は泣きコメントも平地力も決して低くない。最内枠に森騎手活かし。個人的には障害POGでも選んでいるように高く評価している1頭。
ピーターサイト
入障7戦目で未勝利突破。前走はペース落とした逃げも奏功し末も伸ばし、2走前は出入りある中うまく立ち回り。時間はかかったが飛越センスはあり。平地未勝利で重賞ペースが鍵。内枠なのでうまく前に行けたら。
ナリノモンターニュ
この馬で注目したいのはペガサスJS。先着された4頭がビレッジ・アサクサの実績馬2頭と今年重賞を勝ったサンデイビスとロスコフの2頭という今見るとかなり豪華な組み合わせ。本馬も最終障害でスムーズさを欠き。前走はよもやの負け方もコメント曰く接触が大きかったか。スムーズに走れれば打点は足りる。
メイショウアツイタ
2走前京都HJは森騎手のエスコートで4着。後半の立ち回りのロス少なかったのはお見事で、前年も4着にきているあたり京都や長距離への適性が高いのだろう。前走から伸びるのは＋も平地飛越ともにどこまで。
ドンカルロ
前走は中位追走、低く勢いのある飛越も飛べず中止。勝った未勝利は2着が初障害とはいえオールザワールド、5着まで勝ち上がり4.5着馬がここに出てきているようにレベルは一定高く。とはいえクラス上がってからの内容どこまで。
ファルコニア
2走前は不完全燃焼の一言。前走は逃げてテイアムタツマキを差し返し一定評価に値する内容。未勝利勝ちは中山でゲートさえ合えば前に行けるし平地重賞勝ちの脚力は随一。舞台的にもよさそうなので、あとはリズムよく運べるか。
ヴァリアメンテ
京都HJはやや離されも2着。前走上位組は怪我や不振もあるが、バンケットで渋滞を起こすようなミスがありながら差し込んだことは大いに評価すべき。その他の飛越には上達が見られたし、元の平地力やタフさはかなりのもの。西谷騎手という部分もあり控え道中で動く形になるので中山はポイントも、ここまでの4戦いずれも骨っぽい相手で。うまく流れに乗れれば。
マイネルコロンブス
3走目で未勝利突破。2走前・前走と一定高いレベルにある相手関係で戦ってきたが、平地長距離を走っていたゴールドシップ産駒らしく緩い面のある馬で、昇級・重賞でのペースアップと中山コース替わりに乗り替わりでどこまで対応できるかというチャレンジの1戦か。
デシマルサーガ
4戦目で未勝利突破。本馬も障害POG指名の1頭で、飛越やスタミナなど高く評価している1頭。前走勝利も暑さはこたえていたようで、今回は昇級で平地含めどこまで戦ってこれるか。初戦は②③④⑥⑦着まで勝ち上がりのヴァリアメンテ戦、2走前もマイネルコロンブスに先着するなど骨っぽいところと戦い。
アスターディゴン
前走新潟戦は掲示板外も、京都阪神小倉と固定障害コースでの好走が目立つ。前前で運べる点からも中山コースはしっかりこなしてきそうだが、飛越にはややムラのあるタイプ。飛越でいえば2走前の内容を見せられれば。3走前昇級戦での内容から足りても。
ブリヨンカズマ
タフという言葉がとにかく似あう1頭。本命視した前走も福島らしい外進出で当地巧者グレートバローズには離されたが2着。中山も未勝利勝ち、イルミネJSでは落馬中止もマクって先団にとりつく脚からは適性を感じた。外枠もやることは同じ。伴騎手は直近乗れている印象で、自分の形さえできれば。
スマイルスルー
初戦でヴィジュネルと0.2差、飛越の内容からも勝ち上がりに4戦要したことは意外であった。ノアチェリーニ2度先着、前走はオオキニを下しの内容からもOP通用の器は間違いないし、4歳でのびしろも大きそう。課題は中山の大外枠。うまく立ち回れるタイプだけにどこかで潜り込む形が取れれば。
予想
コンセプト
昇級戦が5頭、前走重賞が2頭のみというなかなか混戦なメンツ。人気2頭は妥当なところだがタイプ的にいずれも信頼しきれない部分があり、ここはナリノモンターニュから行きたい。中山でこの脚質だけに運ぶのは難しい面もあるが、本文中にも取り上げたようにペガサスJSの内容からこの相手関係なら。仕掛け1つ。対抗は上位人気からファルコニアを。逃げてきた馬も複数いるが、1番速いし平地力もNo.1。オオキニとそれに勝っているスマイルスルーは枠の差でこの並び。ブリヨンカズマは中山帰り大歓迎。この馬の動きに対し一緒に差してくる◎を想定している。
印
◎ナリノモンターニュ
○ファルコニア
▲オオキニ
☆ブリヨンカズマ
✕スマイルスルー
△⑦⑨⑩
日曜未勝利
印
◎スマートルミエール
〇アルカンサス
▲アップデート
△⑦⑧⑬
コンセプト
スマートルミエールは前走の２着馬もついに卒業。足踏み続くがこの馬もそろそろ門番を脱する時だ。対抗はアルカンサス。引き続き手ごろな相手関係で、前走は出していった分持ち味が出し切れなかったか。アップデートは素質ありそうも半信半疑。以下２戦目組を中心もオッズがつかない。