清秋JS

コースについて

傾向

中山競馬場の障害コースを正面から順回り2周。水ごう→生垣→生垣→(坂路)→竹柵→坂路→生垣→水ごう→生垣→生垣→(坂路)→竹柵→坂路→生垣。最後芝コースへ。襷なし。直線障害なし。

オッズ

単勝オッズ別 成績(同コース・同レース)

単複回収率73/93なら、障害戦としては意外とチャンスもあり。

内外

枠番別 成績(同コース)
馬番別 成績(同コース)

大外8枠は大きく落ちるものの、そこまでの大差はなく。外目の馬でも割とチャンスはある。

脚質

脚質別 成績 同コース

2周目2回目の坂路を登り切ってからの脚比べ。襷コースでもないので。後ろからジワジワと位置をあげていく馬よりは中団以前、5.6番手くらいでは立ち回れる馬で。(中団3頭いずれも5.6番手圏内)

騎手

騎手別 成績(同コース)

好相性でいえば西谷騎手も、施行回数もそれほど多くなく極端に庭にしている騎手はいない。中山コース(大障害コース以外)に伸ばすと得意としているのは五十嵐・森両騎手ら。

斤量

前走

前走レース(同レース)
前走未勝利

OP戦で、実績馬は斤量をもらうこともあり、一般OPや未勝利勝ちの馬にも十分チャンスあり。重賞レベルなら負けた組でも足りる。

未勝利組は施行タイミングの問題もあるだろうが2勝いずれも福島組。そこでの強いパフォーマンスはある程度信頼していい。

各馬雑感

パーディシャー

今回未勝利を勝った鞍上にチェンジ。素質はもともと評価しているし、その未勝利突破時は飛越悪くなかったが、OP入ってまだ雑な部分もあるし、ペース慣れもしきっていない印象なので、鞍上変わってどこまで。

オメガエリタージュ

未勝利を中山で0.7差勝ちしており、その時のメンバーは今思えば②③⑥⑧着&中止の馬が勝ち上がっていてそれなりのメンツ。前走福島は2キロもらっていたとはいえ相手得意の襷コースでマイネルヴァッサーとタイム差なし。堅実派で飛越も上々だがスパっと脚を使えないだけに、この枠なら好位を取りに行ってほしいし、それができる枠並びなのではないだろうか。

フロールシュタット

3戦目で勝ち上がり、昇級後⑤⑥着。終いの脚は堅実なタイプで大崩れはしていないし、そういうタイプと鞍上は合っているのだが、いかんせん飛越などもまだまだ上昇必要な面も。前走の相手関係は全く評価できないとは言えないが。

ホッコーハナミチ

初戦で勝ち上がったセンスはありつつも、昇級後は絡めていない現状。今回一定程度効果の見られたブリンカーを再着用で、位置を取ってこれるようなら、3勝クラスの脚力活かして

ブルメンダール

入障後②③②①着で勝ち上がり前走昇級戦で9着。未勝利の好走3回の内2回は中山、前走は襷GWのミスやバンケットのミスステップがあってのもの。クラス2戦目でもあり、先行できる脚がある点は心強い。西谷騎手との初コンビなので積極的に運んでくれるかどうか。

エミーリオ

この春はペガサスJS、中山GJ、東京JSと強い相手と戦ってきた。OP勝ちはないが、昨年同レース4着、年明けの中山新春ではダイシンクローバー、ヤマニンマヒア、ジェミニキングに次ぐ見せ場のある4着。相手関係が一気に楽になる局面。雨残りならさらに面白そう。

ロードトゥフェイム

平地OP3着馬。初戦で勝ち上がり、前走も3着。OPに上がって位置は後ろからになったものの、終いの脚は見せており、クラス慣れすれば通用しそうな、まずまず奥のあるところを見せた内容だった。今回3戦目で更なる上昇局面にあるのは確かだし、前走は爪の不安もあったとのこと。初の固定障害、初の中山、メンバーと更なる強化との天秤。

エターナルボンド

近走は襷で位置を取る競馬。昇級初戦から検討していたし、飛越は確実なタイプで固定障害自体は向くタイプだが、襷のあるコースのほうが持ち味は生かせそう。

メイショウアツイタ

前走は競争中止も躓いた際に馬装が外れてしまった。中山は未勝利を勝った舞台で、固定障害も向くタイプ。。2走前の京都では所謂飛び上がり飛び降り台を器用にこなしたりと大崩れもしていないがもうワンパンチが欲しい。

ギガバッケン

前走福島のOPを勝利。その他の戦歴を見ても屈指の福島巧者といった感。先行策をとれる強みはある一方、気性面や増減の激しい体重など難しさも同居している。力を出し切れば十分このメンバー相手なら通用してなんらおかしくないだけに、気配鍵。

セデックカズマ

OP1勝。2着2回3着1回のある実績馬。京都を使った前走は飛越うまくいかないところがあり「やる気がなくなった」ようだが、2走前は平地区間で一気の加速を見せた。スタミナのある馬で距離不安のない点は強味。位置取りはカギでスタミナ要する展開で浮上。

マイネルヴァッサー

前走小倉SJで本命にして3着好走。前回も言ったように超襷巧者。中山障害は0-2-0-7。中山新春2着などがあるが大きく離されてのもので、この馬の力を考えるとベストパフォーマンスとはいいがたい。小柄な馬で斤量が…という面はそこまで心配していないが、ここは条件不適の感もあり、自力でどこまで。

アームストロング

未勝利後半は安定していたが、勝ち上がって以降は後方で回ってきて…という大きな着順が続く。強気にはなれない。

予想

コンセプト

ギガバッケンがやはりというか大幅な馬体増でどうか。単純な力比較なら十分足りるのだが。枠など加味した安定度ならオメガか。穴っぽいところでエミーリオはこの人気なら面白そう。ブルメンダールは西谷騎手がカギ。ロードトゥフェイムはコース変わりで適性未知。

◎オメガエリタージュ
〇ロードトゥフェイム
▲ギガバッケン
☆エミーリオ
×ブルメンダール
△③⑫

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