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はじめての春

こんにちは、藍屋テロワールの湯浅です。
僕は去年の年の瀬に山野町に引っ越し、寒い寒い冬を乗り越え初めての春を迎えました。
山野町は、桜の木が多く春の訪れを一層感じさせてくれます。

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そして、藍屋テロワールでは2回目の種まきを行いました。先日の大安、今年初めての種まきは蔦屋家電での出店で参加できなかったので、はじめての種まきとなります。

種を蒔く

僕はこれまで育てたことのある植物といえば、小学校の頃学校で育てる朝顔くらいで、久しぶりの種蒔きでした。
種蒔きを終えての、感想としてはただただ地味。
このゴマみたいな小さな小さな黒っぽい種から、ほんとに芽が出て、すくすく育って藍色が出てくるのか不思議でたまりませんでした。
種蒔きといっても、作業は地味です。
蒔くという言葉から連想されるのは、新築祝いの餅まきのようなもので、畑に種をパーっと種を投げてはどさーっと土をかぶせて、みたいなもの連想していたのですが、作業はいたって地味。
四角い穴の開いたトレーに土を敷いて、そこに種を添え、土をかぶせる。
これだけか、と思わんばかりに地味な種蒔きでした。

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今回の2回目の種まきでは、種を四角い穴に入れていく作業を任せてもらい、1回目の種まきですでに芽が出ている小さな藍たちを横目に無事に芽が出てくれよと祈りながら種を添えていきました。
僕にとっては種蒔きというよりも種添えにちかい感覚で、祈りと共に添えていきました。
添えて土をかぶせた後は、水をたくさんあげて、シートを上にかぶせて10~2週間ほどそのまま、芽が出るのを待つのみです。
はやくシートを開けて確認したいのですが、そこはまだぐっとこらえて待つのみです。
これで植物が生えてくるのかまだ、半信半疑ではありますが、芽が出てくるのが本当に楽しみです。

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水やり

種蒔きを終えて、ここ数日は小さな芽が出てきた1回目の藍たちの水やりも任せてもらえました。
しかし、端っこの方などの乾きやすい場所にしっかりと水をやれてなかったのか、すこししょんぼりしている芽が今日発見されました。
こんなに、繊細なものなのかと驚きつつも、自分の水やり力の低さを実感してすこし落ち込んでいます。
これから1年始まる藍を育てる工程。
たくさんの愛情をかけてたくましい藍を育てられたらいいなと改めて思いました。
僕にとっての初めての春。
はじめての経験がたくさんの春。
いよいよ今年が始まる、そんなワクワクと緊張感が桜のように咲き誇るそんな春がやってきました。


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