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【実録】A.B.C-Zが作った蕎麦をもらいに南阿蘇に行ってきたよ

皆さんは今までのオタク人生で一番印象強い現場はありますか?
私は以前まで、誕生日に行った京丹後の一人旅行(加藤シゲアキさんが出る公民館でのトークショー)

がヘビーな移動かつ驚きの場所での現場だったと記憶していたのですが、今回はその思い出を軽々と超えてくる新スタイルの現場に行ってきました。
そう、自担が作った蕎麦が振る舞われるフリーイベント@南阿蘇の道の駅(熊本)です。

蕎麦...自担が作った蕎麦...なんて?

我が担当の橋本良亮さんが所属するA.B.C-Zがレギュラーにもつ熊本の番組「あっぱれA.B.C-Z」内で、蕎麦を実から育てて出汁まで作っちゃうよという企画なのですが、そのゴールとして人前で振る舞う「そばフェス」という催しが予定されておりました。詳しくはこちらFODの第41回からご覧ください。

今回はその「そばフェス」へ参加の決意を固めたところから、当日の様子までこちらのブログに備忘録の代わりに記載いたします。ぜひおもしれ〜現場を体験したい方は読んでください。

蕎麦との出会い

番組で作っている蕎麦が振る舞われる予感がしているうちから絶対行きたいと思っていたのですが、蕎麦作りの拠点が南阿蘇のため、もしかして開催場所も南阿蘇じゃないの?とハラハラしているうちに、番組内で場所が発表されました。

やっぱり南阿蘇だーー!!!!
南阿蘇ってどこーー!!!!

てか、蕎麦が抽選制ってなにーーー!!!!

阿蘇からどう行くの...と思って調べてみたら、阿蘇駅の逆サイドに南阿蘇があってなんかワロタ。そもそも道の駅なので車でのアクセスが優先されていて、最寄駅からは30分以上かかるってヤフー乗り換えに言われた。無理だろ。どうやって行くねん。

そもそも蕎麦が当たらずに食べれないってことあるんすか。

開催日は1/13(月)で祝日。行ける日でありがたい...と熊本出身の同僚に話をすると、阿蘇って雪積もりがちだけど大丈夫なの?と返された。嘘やん、雪のリスクまであるの。当たらない蕎麦+雪道で凍える私ってありなの。
最寄り駅からの道のりを吹雪の中で知らない道を歩く自分を想像しながら泣きそうになってきて...タクシーで行くしかないなと決意した。

そして友達も行くとのことでお誘いを受け、一人で雪に凍えながら遭難するシナリオから脱することができて満面の笑み(^_^)☆ハッピー(^_^)☆

そうと決まればタクシーを予約しよう!
今回のこのそばフェスに挑むであろうオタクたちも交通を押さえはじめる時期だと見込んで、配車をお願いしたのが「タクルー」さんです。

当日朝に阿蘇入りを決めたので、駅に着く時間から予約を相談してみると担当営業さんが距離で概算の金額を教えてくれた。メールもしてくれるし電話でも相談に乗ってくれて本当にありがたかった...。知らない土地では地元の方の知見が全てなので...。
ということで、私たちはまだ見ぬ現場「そばフェス」へワクワクとドキドキを備えながらその日を待った。

蕎麦前夜

前の週に例の熊本出身の同僚と旅行に行ったり、1/11にHey!Say!JUMPの福岡でのドーム公演に入ったり(髙木くんばりかっこいい)、そばフェス前日も昼過ぎまで仕事があったので行く前からわりかし満身創痍。フラフラしながら福岡へ行き、福岡から新幹線で熊本へ向かった。
JUMPのファンに囲まれながら、私はA.B.C-Zから貰えるか分からない蕎麦配りのイベントに向かうんだぜ...と話しかけに行こうか迷ったがイレギュラーオタク過ぎるのでやめた。
そして熊本駅周辺のホテルで寝ようとした...が、始発に乗るために向かうタクシーを予約するはずが成人式の影響&三連休の中日でもあったからかタクシーの予約がなかなか取れなかった。
藁にもすがる思いで鬼電した先のタクシーのおじちゃんに頼み込んで予約できたのが12時。
6時の始発に乗るので、明日は4時起き。
気合いで乗り切る現場へのゴングが今、鳴った。

阿蘇の洗練

おはようございます。朝です。
天気予報を見たら晴れ。大変ありがたいくらいの晴れ予報な上に、奇跡的に当日だけ暖かくなる見込みだった。雪のおそれからの回避。命乞いした。
天からの恩恵に泣きそうになりながらも、寒いのは確定なのでタートルネックのヒートテックとレギンスを履いて防寒対策はバッチリ。
あとはなかなかな量のカイロと、現地で何も食べれない時用の軽食、そして疲労にカチこむリポビタンD。私はリポDが一番効きます。
そして友達と合流して阿蘇へ向かいます。
偶然二人とも赤のセーターを着ていたので、電車で横に並んで窓に映る姿が演歌歌手の応援隊みたいだとガラガラの車内でウケてしまった。
乗り換えの電車で山道を通りながらトロッコ電車みたい!と全力でワクワクしたくなる気持ちより、これから私たちどうなるんだろう...という不安を滲ませながら阿蘇駅に着いた。
そして初っ端から阿蘇の洗練を受ける。
トイレの便器が鬼冷たい。
ここは極寒シティー・阿蘇。
舐めんじゃねぇ。

いざ、蕎麦との対峙。

阿蘇駅からタクシーで40分弱、今回の現場「道の駅 あそ望の郷くぎの」へやって来たよ〜!

朝活の極み

山の近くなので空気がとにかく美味しい!阿蘇の空気とともに食べたおにぎりが美味しかった。でもあまりに山に囲まれすぎていて、周りにいた子がどれが阿蘇山なんですか?って聞いていて面白かった。わかる、どれが阿蘇山なんだろうか。

これは阿蘇山ですか?

そばフェス前に南阿蘇の伝統行事「どんどや」の点火をするため、思わぬ本人の登場。

え、車から降りてきたはしちゃんが髪を切ってる...切ってる...切ってる...うそ...たまごボーロのような丸み...(エコー)...

かわいーーーー😍😍😍😍
やばーーーーい
😍😍😍😍💞🎶💞🎶

私は南阿蘇で上機嫌の頂点に達した
オタクは愉快in南阿蘇 

えーうれしい😍かわいいしたくさんガン見したろ😍🎶となりながら蕎麦の抽選に参加する整理券の配布の列を待ってたら、気付いたら地元の方々がズラーーっと並んでいた。うそ。うつつを抜かしてるうちに蕎麦への戦いが始まってるやんけ。
「私たちは今から登場するアイドルたちが振る舞う蕎麦を食べにxxから南阿蘇まで来たんです😭バカみたいだろー😭」と泣いてやろうかと思うくらいに並んでた。事前に整理券が何枚配られるか知らされていないため恐怖震えながら並び、無事整理券はゲット。
そして偶然仕事でお世話になった方にもお会いして、声をかけにいくと「なんでいるの」と言われた。確かに。なんで私、南阿蘇にいるの?

そして、蕎麦の抽選がある公開収録へ。
公開収録中は何故か一気に陰ってしまったためにむっちゃ寒くなってしまい、橋本さんも鼻を赤くしながら頑張っててえらいねぇとなりました。あと蕎麦を試食するときに人の話の最中に蕎麦をズズズーっと啜るのがマイクに拾われすぎて、五関くんにシーってされてた。かわいすぎ。しまいには寒すぎて五関くんの肩に顔を埋めてた。もうかわいすぎて地球にヒビ入る。南阿蘇の大地に感謝をした。

決戦の時間 〜蕎麦の抽選〜
それがまさかの200人分をメンバーが引いて読み上げるシステム。
当初1時間予定が50分長引く公開収録、寒さは1℃、ずっと立ちっぱなしのなかで200枚をその場で引いてその場で読み上げよう!は、マジー??すぎた。
だって普通テレビってさ、引いて読んであとは一覧で貼りますね〜って流れ作れるやん。やるんだ...。へぇ違うんだ。
赤の枚数が多かったからか初手の橋本さんの呼び出しがなかなか終わらず、阿蘇山をバックにステージの真ん中でぽつんと番号を呼び続ける橋本良亮さんの画が永遠と続いていた。予期せぬ番号発表会のサプライズ。メンバーのかわいさに感謝しなきゃ。

そしてメンバーそれぞれ呼び出しをし、誠に残念ながら私も友達も呼ばれずに終了。
だが蕎麦が当たらなかった人にもメンバーが昨日摘んだいちごが振る舞われるとのアナウンスが。でも蕎麦が200食だから貰えるなんてちょっとだけだろ...とやさぐれながら待っていた。
そして仕事関係の方にも、「(本名)さん!蕎麦当たりましたか」と聞かれて「当たってないです!」と返すとかわいそうな顔をされました。そりゃかわいそうだわ。今後会ってもこの話を蒸し返さないでほしい。

いちご使いの襲来

出汁の良い香りに包まれながら、メンバーが給食当番のように蕎麦を支給する姿。地続きの空間で行われるなかなかびっくりイベントすぎて面白い。なんだこれ。
橋本さんがファンに一問一答していたり、五関くんのつゆの注ぎ方が清らかだったり、つかちゃんが鍋の中におたまを入れて橋本さんに怒られたり、戸塚さんはありえない角度でつゆを注いでてこぼすやんと思った。いやほんとになんだこれ。

どんどやで焼きそびれたお芋をマネージャー(と思われるイケメン)に持ってきてもらった橋本さん、マネが持つIKEAの袋に入った芋は自担に焼かれてしまうなんて私より待遇が良すぎて羨ましいな...と強く嫉妬したので、ガン見しては幽体離脱を試みたが普通に無理だった。

蕎麦の配布が終わった後、いちごを配るよーと言って持ってきたいちごがカゴで少し持ってくるのかと思えば、デケー箱を持ったつかちゃんが目の前に来た。想像していた量のいちご配りではない。かなり多い。そして箱を持って立ち尽くす五関くんがあまりにネコちゃんすぎる🐱

一番上に積んである白い苺は特に美味しいよ貰っていいよと話しかけてくるつかちゃん。私に言ってんのか驚きすぎて貰っていいの!?と聞く私。いいよと淡々と返すつかちゃん。会話が成立してて面白い。なんでだよ。(多分つかだ担じゃないと分かった上で話しかけてるよな...)とじわじわきた。普通に喋ってんなよ。

ゲリラ的に配った後は、好きなメンバーの元にいちごを取りに行っても良い感じになり、駅弁売りの持ち方で配って回るメンバーがそれぞれ対応していた。多分各メンバー2セット分くらいあった。
このイベント、むしろいちごフェスだな。

そりゃみんな我を忘れて取りに行くだろうが、ほとんど押すことなく取りに行ってた。
だけどちょっと殺到しだしたので、橋本さんが「みんな並べー!!こっちから順に配っていくからな。分かった?」と言って目の前で止まったので、思わず取っていいか聞いてしまった。いいよと言われたので命拾いした。そしておりこうさんになったオタクたちは橋本さんに褒められる。お犬を飼っているからか、いちごでオタクを操るのが上手い。ウチらは犬。

自担からもらったいちごが人生で一番美味しかったので、もう余生でいちごは食べたくない( i _ i )と思ったが、好物なので普通に無理。容赦なくいただく。スイートハニーこと橋本良亮さんから提供されたいちごは冗談抜きで人生で一番甘かった、、

橋本さんからいただいた大変ありがたきいちご

配り終わったいちごを前に、遠くで戸塚さんが貰えなかったいちごに絡めて世の中の不平等さを説いていた。いきなり集会が始まったかと思った。
こうしてイケメンゲリラいちご配りは閉幕。
メンバーも番組の締めコメントを撮影して会場を去っていった。
去り際に戸塚さんが近くを歩いていったので、ありがとう〜と言ったら風になびきながら振り向いてしっかり印を押すように「ありがとう」と言ってくれたのが、すごく...自然とマッチして現実とは思えない美しさでした...。

「結局蕎麦は食べれたんですか?」

終わってからタクシーに乗り込んで阿蘇駅まで帰る道中は、疲れた寒かったかわいかったのオンパレードとともに、メンバーからもらったいちごのヘタを持って帰ってきたので押し花にしようかと話をしていた。そして熊本駅で友達とお別れして帰路につく。

ありがとう阿蘇。気が向いたらまた来ます

よくよく考えるとちゃんとしたご飯を食べるタイミングがなく、いただいたお菓子とか帰りでまた食べたおにぎりとかで飢えを凌いでいたので、熊本駅から博多へ帰る最中も博多でもゴンチャを飲んでカロリー摂取に勤しんだ。多分めちゃくちゃ疲れてたんだと思う。現場ってこんなアドレナリンでどうにかしよー!な荒技が効くから危ないんだよね。

いつもの熊本駅のくまモン

そして翌日から普通に働き出したが、とにかく身体がついてこない。寒気で体力が一気に失われていたのか、一週間くらいぐったりしていた。
この週の土曜日には加藤シゲアキさんに会いにZeppに行く予定があるので、何としても元気を取り戻すしかない。2025年に入って早々から無茶な意気込みに先が思いやられた。

そして後輩からは「結局蕎麦は食べれたんですか?」と聞かれた。いや食べられなかったです。
オタクって食べられなかったけど、まぁいいや🤩✌🏻ってマインドでいけるようなそういう生き物なので。
目的が都合よく変わってキモイだろう。

振り返ってみると、何度もシミュレーションを重ねて慎重に向かう現場は久しぶりだったので、思いもひとしおというかなんというか。
これを乗り逃したら死ぬ、時間を間違ったら死ぬ、の立て続けだったので、気を張り詰めていたのかもしれない。
あと本当に一人で行く羽目にならなくてよかった...多分心細かったと思う...ありがとうお友達...𝐋𝐎𝐕𝐄永遠に。

◆今回の教訓をまとめた
・謎イベントはミステリーツアーなので出来る限り参加すべき
・下調べはやればやるほど良い。命が救われる。
・気力と体力はあればあるほど良い

以上!今回のそばフェスの様子は2/11に「あっぱれA.B.C-Z」で放送されました。TVerやFODでも配信されるので要チェックです👀

ではまた!素敵な現場ライフを〜!

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