AI黎明期の到来とサブスク料金
2022年の後半から、AIツールのニューリリースが止まりませんね。
Googleが若干、出遅れてしまった感は否めませんが、先日は、デザイン系の大本命であるAdobeから「Adobe Firefly」も発表されました。
Adobeのライバル的存在で、初心者にも使いやすいと定評のあるCanvaには、一足先に「Magic Design」や「Magic Write」などのAIツールが実装されました。
デザイン系以外のAIツールでは、ChatGPTの有料版である「ChatGPT Plus(月額20ドル)」や、Notion内で使える「Notion AI(月額10ドル)」などに課金している人も多いかと思います。
さらに、Midjourneyなどの画像生成AIツールの、有料プランから抜けられなくなってしまった人も多いことでしょう。
仮に
・ChatGPT Plus(月額20ドル)
・Notion AI(月額10ドル)
・Canva Pro(月額1,500円)
・Midjourney スタンダードプラン(月額 30ドル)
のすべてに加入した場合、直近のドル円レート(1ドル130円)で計算すると、月額9,300円になります。
「Adobe Firefly」の月額が、いくらになるのかは、現時点では発表されていませんが、「Canva Pro(月額1,500円)」を意識するとしたら、月額10〜20ドル程度になるのでしょうか?
もしかしたら、もっと高額なのかもしれませんが、仮に「Canva Pro」と同額の月額1,500円で試算してみると、
・ChatGPT Plus(月額20ドル)
・Notion AI(月額10ドル)
・Midjourney スタンダードプラン(月額 30ドル)
・Canva Pro(月額1,500円)
・Adobe Firefly(月額1,500円・仮)
の合計は、月額10,800円(1ドル130円で試算)となり、月額10,000円を超えてきます。
どのサブスクも、年払いにすると20%ほど安くなる傾向にありますが、上記のサブスクの年額は、10万円を超えます。
おそらく2023年は、AI黎明期なので、新しいものがでたら、とりあえず触ってみることは、将来への有効な投資となるのでしょう。
しかし、便利だからといって、あれもこれも有料版を利用し続けるとなると、けっこうなサブスク費用を支払うことになります。
うまくマネタイズができている人であれば、月額数万円程度のAIツールに対するサブスク料金は、簡単に回収できると思います。
しかし、そうでない人は、とりあえず使ってみたうえで、有料プランの取捨選択することも必要かもしれませんね。
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