
Blueming:NEWSCULTUREインタビュー② 【日本語訳・意訳誤訳有り】
ファン・ダスル監督「『BLジャンル人気』視聴者支持と応援のおかげ」
「生涯の運を全て使ったんじゃないか」
「わたしだけの感性を感じるという評価に慰められた」
「BLジャンル、書きたいロマンスを書けばいい」
「<Blueming>海のような作品になりますように」

インタビュー1から続く
ハン・イェジョン映像院映画科出身のファン・ダスル監督は、シウォンとダウンの背景を映画科に設定し大学時代の経験を溶け込ませた。学校で学んだ授業を引用したり、映画科に在学していた視聴者なら簡単に発見できたはずの組別課題などもぎっしり詰め込んだ。作品の中の大学生活がリアルにならざるを得ない理由だった。
<Blueming>には様々な映画科の学生が登場する。そのうち自らと似ているキャラクターはいるかと質問すると、シウォンとダウンの医学科同期であるジヘを挙げ、「方言を使う姿が似ているし、ジヘは芸術において追求することが確かな人物だ。二十歳のわたしもそんな姿だったんじゃないかと思う。」と答えた。
彼女が映画監督の夢を持つようになった時期は高校1年生の時だった。ドラマを見ていた父親が涙を流す光景を見て、「映像は何の力を持っているのか」という好奇心が生まれたという。普段、文章を書くのが好きだったファン・ダスル監督は、文章で書いた話を実際に表現するということに大きな魅力を感じながら、「映画をすれば一生幸せに暮らせるだろう」と考えた。それほど彼女は話を聞かせることが好きな人だった。
「作品をする時、時々『これがわたしの最後の作品だ』と思います。未来が保障された職業ではないからです。最善を尽くしてもいつも惜しい気持ちが残ります。反対に、このような考えが原動力として定着したりもします。残念なことがあれば次の作品で直せばいいので。また創作者として誰かに褒められることは本当に難しいですが、BLジャンルの作品をしながら多くの方々に応援してもらえて感謝の気持ちです。」

ファン・ダスル監督は不毛の地と呼ばれたBLジャンルの映像化に輝いた先頭走者だ。特に前作<To My Star>は国内外で大きな人気を集め、シーズン2の制作まで確定した。彼女は「生涯の運をすべて使ったのではないかと思う」とし「作品のファンの方々はわたしの作品を好んでくださると同時に、作品が良くなければ最も冷徹に判断してくださる方々でもある。この方々を傷つけぬように一生懸命作ろうと思う。」と感謝の気持ちを伝えた。
「作品を見た観客の皆さんがわたしだけの感性を感じるという感想を残してくださったことがあります。その言葉を聞くと慰め(励まし)になります。これまでわたしは平凡で色のない人だと思っていたんです。作品ごとに厳然と違う雰囲気を描いていると思ったりもしました。そんなことを言われるとはっきりとは言えませんが、『わたしを表す何かがあるんだ』という気がします。」
ファン・ダスル監督もBLジャンルがここまで熱くなるとは夢にも思わなかった。国内外に大きな反響を呼んでいるのを見て、不思議な気持ちも感じる。彼女が感じたBLジャンルの人気を集める秘訣は何だろうか。
「作品のファンの方々が地道に版を育てていったことが大きく働いたと思います。誰かの応援と支持があるから、他人からも関心を集めるようになるのです。BLジャンルが敏感な部分を持っているかもしれませんが、特定のジャンルに絞るよりも『恋物語』と広く見て、男性が男性を愛することだけを定義づけるだけでも容易になります。書きたいロマンスを書けばいいんですから。」

約1年ぶりに披露されることになった<Blueming>が視聴者からどう寄り添ってほしいかと聞くと、彼女は「美しい話を一本見たという余韻が残るといい。そして海と青、ブルーアワーを思い浮かべてほしい。わたしには海がすべてを打ち明けることができる空間だが、シウォンとダウンにとってもそのような場所が海だった。観客の皆さんにも<Blueming>が海のような作品になってほしい。休めるし、解消できる旅行のような作品になることを願っている。」と伝えた。
最後にファン・ダスル監督は「公開が遅くなったが、毎瞬間最善を尽くしたということは変わらないので楽しんでもらいたい。そしてフィードバックすべき部分があれば果敢に指摘してほしい。」と謙遜な気持ちを示し、「<Blueming>が22年4月、心の中に咲いた一つの花のように残ってほしい。花が咲けば散るのが当然だが、一度でもつぼみを咲かせてほしい。」と視聴者らに向けて語りかけた。

ダウン役 チョ・ヒョクジュン(左)
シウォン役 カン・ウンビン(右)
©︎ NEWSCULTURE
※機械翻訳含め素人翻訳につき、あくまで参考程度にご覧ください。また、意訳誤訳気になる点等ございましたらご指摘頂けますと幸いです。