好本静の語彙から王冠恋物語を復元する⓪基本ルール等
※「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」
のネタバレを含みます。ご注意ください。
♢”本計画”「の概要」
「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の
原作:中村力斗先生,作画:野澤ゆき子先生
による人気マンガ
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』
(以降「100カノ」とする)
に登場する3人目の彼女「好本静」のセリフから「王冠恋物語」を復元しよう!という私の自己満計画である。
♢”基礎”「知識」
・”好本静”「について」
好本静とは100カノ 1巻 第3話 好本さん にて
初登場した3人目の彼女である。
恋太郎と同じクラスである1-4の生徒で,
長髪低身長の本好きな文学少女であり,左腕には図書委員の緑色の腕章をつけている。
本好きについては「好本静の読書量は一般人のそれを遥かに凌駕している」と凪乃が評価しており,作中では多々静の読書量の多さが伺い知れる場面が描かれている。
・”好本静”「の話し方」
好本静は発話が不得手であり,恋太郎と出会う以前は彼女の愛読書「王冠恋物語」を開き,中の文を相手に読んでもらう事で会話をしていた。
恋太郎と出会った第3話で,恋太郎が静の話し方では「お互い目を合わせて」の会話が出来ない事に気付く。
そこで恋太郎が王冠恋物語の文を丸ごとテキスト読み上げアプリに手で打ち写す事で「相手の目を見て」会話をする事ができるようになった。
(恋太郎のこの行動について,しばしば一晩で全て手で打ち写したと誤解されているが,恋太郎が王冠恋物語1巻を借りてから作中で3日経過していることが示されているため実際は3日の内に行っており,一晩で終えたとは限らない。
ちなみに王冠恋物語2巻の台詞データとクラスの人名データについては1巻と同時に借りていて,1巻をデータ化して直ぐに静に渡していたとしたら,
1巻:1日目~3日目
2巻+人名:3日目~4日目
(2巻に関しては4日目のみで済ませた可能性有り。)
というスケジュールで小説を2巻分丸ごと手で打ち直していた事になる。
この頃から既に恋太郎の彼女モンスターの片鱗は見えてるね)
・”王冠恋物語”「について」
イオ姫と騎士カマクルによる多くの困難と運命に阻まれた恋の物語(恋太郎談)。
作者は本尾各夜。
静の愛読書で,幼少の頃から何度も何度も読み返している。
静に勧められてかは定かでは無いが,19人目の彼女である中二詩人も所持している。
本計画の要であり,これの分析が目的であるためこれ以上の言及は控える。
♢”分析”「するにあたって」
・”原作漫画”「準拠」
基本的には単行本を元に分析を進める。
アニメで一部追加・変更が見られるが,アニメに関しては別で取り扱う。
(理由として,原作漫画とアニメを同時に分析すると,未アニメ化範囲のアニメ化を待つ必要があるため。)
また,ノベライズ作品君のことが大大大大大好きな100人の彼女 番外恋物語 ~シークレットラブストーリー~
についても同様に別で取り扱う。
執筆時点(2024/01/22)では好本静(cv.長縄まりあ)も歌唱に参加する,TVアニメ100カノ第1期op「大大大大大好きな君へ♡」が公開されている。
曲中では長縄まりあ氏の天才的表現力で「静の声」と「機械音声」が歌い分けられている。
この「機械音声」で歌われている箇所については王冠恋物語の文章では無いと仮定し,分析には使用しない。
要望があれば別で取り扱うかも。
・”クラス”「の人名」
第4話にて恋太郎がクラスの人名を登録したと発言している。人名等明らかに王冠恋物語以外から使われている文章については分析に使用しないが,番外編として別でまとめる。
・「王冠恋物語」”以外”「を使用している可能性」
静の台詞には,およそ同じ作品の文章 とは思えないものがある。これらは作中で描写されていないだけで,別の作品を使用している可能性があるが,本計画では人名等以外の静の台詞は全て王冠恋物語の文章であると仮定して分析をする。
♢「最後に」
計画の概要のみの長ったらしい文なのに最後まで読んでいただきありがとうございます。
あくまで自己満で始めた計画ですが,100カノファン皆で盛り上がれたら嬉しいなと思っています。
100カノファンではない方も生物である以上100カノを読んだら100カノファンになるので是非読みましょう!!
ではまた。
参考
君のことが大大大大大好きな100人の彼女
1巻,11巻
君のことが大大大大大好きな100人の彼女
番外恋物語 ~シークレットラブストーリー~
TVアニメ「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」公式サイト
大大大大大好きな君へ♡