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無限白米湧きドコロは奈良にあった


無限白米湧きドコロとは

これ

説明不要

無限白米湧きドコロは奈良にあった

場所は信貴山朝護孫子寺。
聖徳太子の物部守屋討伐に起源を持つ由緒正しい戦勝祈願のお寺です。張り子の寅が有名ですね。

聖徳太子こんなに勇ましいかな
でかい
かわいい

無限白米湧きドコロはその奥の院にあります。その名も「焼米湧出地」
聖徳太子が守屋討伐の兵糧米を焼いて供えたところ、無限に焼米が湧くようになり、現在でも湧出しているのだとか。

無限白米湧きドコロ in 奈良

山号も 「米尾山」。
無限白米湧きドコロは奈良にありました。

まだあった、無限白米湧きドコロ(?)

今度は矢田山の矢田寺。矢田型地蔵やアジサイで有名なお寺です。

先程の信貴山はその由来を伝える絵巻物「信貴山縁起」(国宝)がありますが、矢田寺にも「矢田地蔵縁起絵巻」があります。
これは不思議で面白いお話ですが、かいつまんで書きます。
平安時代、小野篁(たかむら、小野小町の祖父?)という貴族がおり、昼は嵯峨天皇に仕え、夜は閻魔大王に仕えていました。(⁉)
閻魔大王は自身の裁定に不安を持っており、高名な僧に菩薩戒を授けてもらいたいと思っていました。そこで篁は矢田寺の満慶を紹介し、満慶は閻魔大王に菩薩戒を授けました。
閻魔大王はいたく満慶に感謝し、満慶の願いを叶えようと言いました。満慶は地獄を見て回ることを望み、そこで地蔵菩薩と出会ったことが矢田地蔵の由来となっています。

地獄から帰るとき、満慶は閻魔大王から小箱を貰います。その箱からは無限に米が湧き出し、人々は満慶を満米と呼ぶようになったということです。(その呼び方は雑くないか)

おわり

奈良でいくつか見つけましたが、他にも結構ありそうです。また見つけたら収集しておこう。

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