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やみをみるこころのしょうか
見ないでおこうと思っていたが、見てしまった。
約2年の休養を切り上げ、また外での仕事を再開するにあたり、世の中全体の状況を一般の代表的視点からも一応、概観しておくために。
原田先生※も見た方がいいと勧めておられた、
NHKスペシャル「中流危機を越えて」👇
※原田武夫国際戦略情報研究所 代表原田武夫先生。
上のNスペを話題にされた回はこちら👇4:00過ぎから。
Nスペは2年前までは関心のある話題はチェックしていたが、しばらく見ないようにしていた。
いつもの手法ながら、最初の現状報告は絶望しそうになる。
いつも通り、後半で先進事例を見せて期待と希望を抱かせて終わる。
もう以前のように素直には見られない自分になっていると改めて氣づく(笑)
たまに虚飾が使われることもあるのかもしれないが、取材で切り取られた現実はほとんどは確かにある事実なのだと思う。
わたし自身がこれから取り組む職務の現実も、2年前と何も変わっていなかったことを考えても、目の前に厳然と在る現実世界はまだ反転はしていない。
これだけ多くの人によって固く結ばれた現実の「像」は簡単には解(ほど)けない。これを壊すだけの莫大なエネルギーに打ち砕かれない限り。
しかして、思う。
画面の中に出てこられた方々には、何の落ち度もない。
逆境に何度も絶望しながら、何か誰かを思っては奮い立ち、底を蹴って浮上していくエネルギーを見ると、ヒトの逞しさ、美しさを愛しく思う。
番組の制作現場の方々も、それぞれが良かれと信じることをされているに違いない。
裏の世界の謀を暴き、それを「悪」として、「正義」のために声を上げる方々は、定義が曖昧、あるいは大雑把なままで非難することが多いように、わたしには見えている。
大切なことなので、もう少しよく精査して考えてみたい。
本当に「我だけ金だけ自分だけ」で、真実を知りながら本気で「日本人をレイゾクさせたままにしたい」と思っている人は、どこにどれくらいいるのだろうか。
数としては取るに足らない人数しかいないと、わたしは信じている。
映画「スライヴ」でも説明されたように、ほとんどの人は、そうとは知らずに、その構造の中に取り込まれていて、
それらの方々は、それぞれが「正しい」と信じることをしているだけなのだと、わたしは信じている。
そのときの「正しい」とは、ほとんどの場合、「その人自身だけにとって良いこと」ではないと、わたしは信じている。
ヒトは自分だけでなく、他の誰かが喜んでくれることをするときの方が、
大きなエネルギーを出すことができるように、神様はヒトを設計していると、
わたしは固く信じている。
一見、自分のためにやっていることに見えても、その根っこは、特定の誰かが喜んでくれることを願う一心であったりする、ということが実はほとんどだと、わたしは信じている。
でも、ひとりひとりのその根っこを、ひとつひとつ掘り出そうとするヒトは多くはない。
その考え方の成熟度、進化度はどこまでも個別のものであって、他者が介入する場はない。
いわゆる「陰謀」で世界を動かしている人々も、それが自分だけでない「誰か」にとって良いことだと本気で信じているのだと、わたしは思っている。
たとえその人々が、いわゆる「爬虫類型宇宙人のような人」であったとしても。
「誰か」が、自分以外に喜ばせたい、幸せにしたい「誰か」が、
家族なのか、友人知人まで含むのか、
知らない人も含む地域全体の人なのか、
ある時点から自分と同じルーツをもつ民族なのか、
同じ国に住む人全員なのか、
同じ地球に住む人全員なのか、
あるいは、
自分が好きな人なのか、
自分の倫理観でいい人だと考える人なのか、
同じく悪いことだと考えることをしない人なのか、
その違いだけなのだと、わたしは考えている。
だから、
今生で生まれる時と同じように、わたしがいま置かれている環境を受容した上で、
このわたしと地球のすべてを創造した父に唾を吐きかけることなく、
ここで、ここから、ここにいられる時間で、
わたしが何をして生きたいか、
それだけを考えて、
カラダとココロをたくさん動かして、
この世をあじわおうと思う。