【ココロオドルVol.1】自主公演を終えて
人生初の自主公演である「ココロオドルVol.1」が終わりました。
長いような、短いような、未だに終演した実感が沸いておりません。
ただ、「力を出し尽くす」とはこのことだと言えるぐらいには届けきったように感じております。制作段階から自分の今まで取り組んできたあらゆることを思い出し、使える知識は全て注ぎました。
この公演に関して特に心がけていたことの一つが”不安”な気持ちを見せないようにする、ということでした。企画が走り始めた当初から本番まで”不安”は付きまとっていましたが、思いすぎると”恐怖”へと変わっていく危険があると思ったからです。
退場した後、お客さんに声をかけていただいた瞬間に涙が溢れました。
自分で絶対制御できない量の涙でした。体力的にも限界でしたし、今年に入ってからずっと気を張っていたので緩んだんだと思います。ただ、大人にしては恥ずかしい泣き方をしていたのでだいぶ驚かれたと思います。
とにかく終わって思うのは、「諦めない」ことの偉大さです。
企画を諦めない、ということは勿論、私の場合生きることを諦めないも含みます。
私の過去の記事も読んでくださっているかたはご存じかもしれませんが、私は昨年休職→転職を経験しております。休職する直前には心が削れて何にも感動しなくなる期間もありました。
身体は動かせる。でも心は動いていない。まるで生きていないみたいでした。
そんな日々も乗り越えて、自主公演を迎えることができた。
そして、そんな日々の中支えてくれた方々に感謝の気持ちを自分の音楽で届けることができた。
自分の人生を心から肯定したいと思います。
自分の人生を誇りに思います。
本当にありがとうございます。
そして人生は続いていきます。
私も、誰もわからない何かが待っています。
ココロをオドらせながら、生きていきます。
さあ、何をしよう。