言葉の力は偉大なり
94歳の義祖父(=おじい)は、体調を崩しても不死鳥のように舞い戻って来ます( ´艸`)
生への執念を感じるときもあるほどなのですが、ここ1週間ほどは体調不良の日が続いていて、心配はしつつも、ショートステイに行ってもらうことでお互いの安心と、私の心身の自由を手に入れています。
在宅介護のサポートをしてくださる方々には、感謝しかありません。
しかしながら、我が家の(高校の寮に入っていた長男の退学に伴う)生活の変化や、次男の受験もある為、在宅介護の限界を感じ始めていて、、、
途方に暮れているように見えたwおじいの暮らしを、支えるのが下の世代の役目、と私は信じていたので、こちらでのサポートや同居を、覚悟を持ってしてきたのですが、私以外の親族は、最初から施設に入ってもらえばいいと思っていたようです。
いよいよ施設に入っていただかなければならないかもしれない旨と、今後サポートしていただきたい内容を共有するために、親族の皆さんに集まっていただいたのですが、その席で娘さん(義理の叔母)から言われたのは
「あんたが勝手に可哀想だからって面倒みるって言ったんでしょう?あたしは最初から施設に入れろって言ったし、大変になるのなんか最初からわかっていたでしょう??」
頭をグーで殴られたような衝撃と、お腹にも強烈な1発を喰らったような感覚になりました(^◇^;)
まさか、おじいと暮らしたことで、こんな思いをするとは思っておらず、かなり動揺してしまいましたが、その後も止まらぬ【父親の面倒を見ない理由】を聞いて、私の軽率な行動により、親族全員が傷付くだけになってしまったことへの反省をしたのでした(^◇^;)(半分嫌味w、半分本気)
娘さんのお話を聞いて、物語の中の話のようなことが、現実世界にもあるのだということを実感し、こんなにも可哀想(という感情は、ご本人からしたら腹立たしいかもしれませんが)な人が本当にいるのだな、、、と。
その出来事が起こった時に、私が今の経験値を持ったまま近くに居てあげることが出来たならば、気持ちを軽くしてあげられたかもしれない、、、などと、随分偉そうな考えが浮かんでしまいました(^◇^;)w
たとえ理由があっても、私に対するこの発言は100%は納得出来ないんですけどね、やっぱりw
ただ娘さんにとっては、私は加害者のケアをしている人、の感覚に近いのかな、と思ってみたり。
私は実は娘さんからの「ありがとう」が欲しかっただけだったのですが、そのこと自体が間違いであったと、思い知らされたのでした。
私は「ありがとう」には、力があると思っていて、なるべく感謝した時には、口にするようにしているのですが、求めてはいけないのだな、と。
毎日勉強、日々修行( ´艸`)
まだまだ成長するために、こんな経験もネタに変えて、今日も生きるっ!!