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就活で苦労した話



働き始めて半年と少し。早くも仕事したくない(というか最初から働きたくなかったかも。社会人こわい)私ですが、仕事を辞めるわけにはいかないので、自分を奮い立たせるために、苦労した就職活動を思い出します。


そもそもなんで就職したのか、ということに対しての答えはシンプルで、“大学を卒業したから”です。

当然のように大学に進学させてもらった私は、当然のように単位を取り、一度はとある夢を追いかけたため一般的な就職活動はしないかも、と思いきや夢を断たれたため、それなら就職しなければ、と、結局当然のように就活をしました。

ただ、こんなふわふわした感じで始めた就活はなかなかうまくいかず、当然のように落ちまくります。

面接で落ち続けるのは本当につらくて、“働きたくもないのに、なぜこんなつらいことをしなければいけないのか”と思っていました。

コロナ禍で大学に行けなかったし、友達もいないから孤独な就活でした。

就活を始めて序盤の頃に落ちたときは、“面接で10分〜30分話しただけで私の何が分かるのか💢”という思いがあったのですが、お祈りメールが増えていくうちに、
“たった10分〜30分の面接ではあるけれど、今までのいろいろな経験が今の私を形成していて、そんな私がこの企業を志望し、自分をさらけ出して話しているのだから、落ちるということは過去の私のことも否定されたということだ”という思いも湧き上がってかなり落ち込みました。

それに、世の中に企業はたくさんあるのに、“落ちた=社会に必要とされていない”と単純な思考にも陥ってしまって、内定(仕事)がほしいのに落ちるのが怖いからエントリーができないような時期もありました。

今振り返ると、面接ごときでこんなに、、、と思うんですが、
就活生と情報共有ができない、コロナ禍で選考スケジュールがガタガタ、新卒カードを逃してはいけない、自分は社会に求められていない、という不安と焦りから、思いつめてしまうことも多かったように感じます。


このように苦労した就活なので、「どこでもいいからとにかく社会に求められたい!」という思いが強かったです。

就職した今の会社は、正直“どこでもいい”で選んだひとつでした。
受かったから就職したまでです。

しかし、選考を受けるにあたってこの会社を調べていくうちに、惹かれるものもありました。
私がただ漠然と、「こんな社会になったらいいなぁ」と思い浮かべていたことを、実現できそうな感じもありました。

なので、選考は本気で受けたし、内定をもらったときは本当に嬉しかったです。
“求められる”ということが、こんなに嬉しいことなのか、とも思いました。


そして、4月から働いています。

立派な目標をもって就活をしたわけでもなく、社会のレールに乗って就活をして就職したわけですが、企業理念に共感できて、私の可能性に期待してくれる会社に出会えたのは運が良かったです。
(ただ、配属された現場と、採用してくれた人・本部との乖離を感じます🤫)


毎日つらいですが、大変なときは、やっと内定を獲得できた企業で働いているということと、社会に求めてもらえる嬉しさ、期待してもらえる嬉しさを思い出して頑張ります。


伊崎やしまるでした。