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お気に入りの本をパクられたクソ #マッチングアプリ録

一晩寝たら忘れるだろうと思っていたが
結構根に持っているようなので、ネタにして葬り去りたい出来事。



🦍

今回も今回とてマッチングアプリネタである。

結構まじめな、ちゃんとした人とマッチした。
アプリをするのは日々出会いがなくて、
職場のひとは論外(職場の人間、となると恋愛対象から外れるの意)
だからだという。
社会人になると出会いなんてないよねと話した。

何度か電話を重ね、趣味のはなしなどで盛り上がる。
お互いわりと読書をする人間で
おすすめの本を紹介しあった。

わたしは目には見えない格差やこじらせた若者のはなしが刺さる。
青春を生きる年代のはなしが妙に響く。

それに伴い偏った思考を持っているが
彼には電話でそれをさらけ出せた。
そういう気分だったというのと、全然知らないひとすぎて格好つける必要がなかったからか。

かなり重めの持論を展開してしまったが
彼はおもしろがってくれた。

そうして会うときに本の貸し借りの約束をする。


はじめての逢瀬。

その辺の居酒屋でご飯、飲み。
そこまで盛り上がらなかった。

わたしの調子がよくなかったか
お互い人見知りが出てしまっていた。

とりとめのないはなしはできていたが
間をつなぐだけの会話、といった風。

とりあえず本は持ってきていたため貸す。
受け取ってはくれたが、
全く脈は感じられなかった。
そんななかで物を貸すというのは、次の約束をしてしまったようなもん。
めちゃくちゃ申し訳なくなる。
お荷物になってしまったのではないか。。

その後の会話では「ありがとうね!」と好意的なメッセージはきたが
もう絶対ナシだなと感じていたため
わたしのモチベは下がる一方。

メッセージのやりとりは少なくなり盛り下がっていたが
ちょうど帰省だなんだのタイミングでどうせ会えなかったから、
まあしかたない。

とはいえ本は返してもらわないといけないし
形式的ではあるが次のご飯の予定もたち始めていたため
とりあえず二回目。

彼の仕事終わりに #新宿にて
お店の予約もしてくれていて、
絶対に脈なしだと思っていたが、話しているとなんだかそういうわけでもなさそう、、?
ただの人見知りなのかもしれない
と思うのはうぬぼれすぎか。

今回もあまりはなしがバカ盛り上がるなんてことはなかったが
ぽやーっと適当なことを話す。

3時間ほどで一旦退店。
わたしは帰るつもりであったが、「もう少し散歩しない?」と。

今回すべて返してもらうつもりだった本も、
1冊しか返ってこなくて
「読めていないから次返すね」と。
また次がある模様。

あれ、脈なしではないのか、、!?

とりあえず新宿の街を散歩する。
金曜夜のひとの多さ。歌舞伎町という治安の悪さ。
はじめて入る歌舞伎町タワー。
クラブのような雰囲気で、そこらで外国人が踊っていた。コワ

エレベーターで上まで登ってみる。
なんだか距離が近くなる。時折腰に手がまわる。

脈ありなのか、、!?

上から夜景なんかを眺めながらお話する。
気づいたらわたしの終電2分前。

わ、やっちまったと思いつつも
まあなんとかなるっしょマインドのわたし。

そして妙に落ち着いている彼。
はじめからそのつもりだったのか、、????

うち来るかホテル泊まればいいんじゃん?
と。

とりあえずもう少し歩くか、どうせ帰れないし
ということで散歩続行。

すぐにホテル街に迷いこむ。
もう泊まっちゃうか~ということで
ご宿泊。

とりあえずことわっておいた。
「ほんとにわたしは寝るからね?」
承諾は得る。


久しぶりに来たホテル。
純粋に宿泊施設が好きなわたしは楽しくなる。

夜も遅くなったため
とりあえずシャワー。寝床へ入る。

わたしは普通に眠くて、寝る。

はじめは離れて寝ていたダブルベッド。
そのうち彼が近づいていた。

「ねえ本当に寝ちゃうの?」
「え、うん」

「もう寝た?」
「うん寝た」

かわいく断るでも
もう少しお話するでも
なにかわたしも他の対応ができたのではと反省するが
そのときはもう面倒くさくって、どうでもよくって、
塩対応。

でも少し震えた声で
「アプリのひととこうなったのはじめてなんだよね、、」
と抱きついてきたのは少しかわいかった。

童貞かよ!不馴れかよ!かわいいじゃん年上おにいさんだけど!

相変わらずわたしは無反応塩対応であったが
その点は良かった。

というプラスの言動もあり
流れにまかせてしまった。

そうして最中、まさかの深夜2ごろにわたしのスマホに着信がはいる。
「こんな時間に電話かけてくるやつ、ろくなやつじゃないじゃん」
そりゃそうだ。
そして普段こんな時間に電話がかかってきたことはない。
なぜこのタイミングで。今日に限って。。

そんなこんなで ほどなくして情事は終わる。
賢者タイムにベタベタしにいくおんなほどうざいものはないと学んだわたしはそっと寝る。
本当はおしゃべりしたいんだけど
ひとによればクソうぜえらしい。
はじめましての人だからどういうテンション感なのかわからない。
そっと寝た。


翌朝起床。
ほとんど会話も交わさずチェックアウト。
準備をするあいだ、チェックアウトまでの時間、
彼はスマホをいじりこちらを見ることはほとんどなかった。

気まず。空気悪。

駅まで送る。
とりあえずバイバイ。

わたしはその後用事があったので夕方帰宅。
自宅でアプリを確認すると、
彼のアカウントはなくなっていた。
(ラインの交換はしていなかった)



、、、、、、まじかよ!!!!!!!!!!

ブロックされてんじゃん!!!!!!!!!!クソ


もう会わないとか無理とかはどうでも良いんだけど、
いや本返せよ!!!??!?!?!?!?!?



お気に入りの本って伝えたじゃん。
なんで返さねえのよ。
盗まれた、、、、💢💢



たぶんやる前までは次はあったんだと思う。
やって、無理ってなったんだろうな。

いやそっちが誘ってきたんじゃん。
わたしの対応が悪かったのか
身体が無理だったのか
無駄に慣れているホテル入店と深夜の電話、遊んでいると思われたのか
なにか他に原因があったのかしらんけどさ

というかわたしが無理でもう会いたくないってのはどうでも良いんだけどさ
いや本返せよ。まじで。


連絡はアプリだけだったから
ブロックされるともうどうしようもなく。

ある程度の個人情報は揃っていたから
他のSNS特定してやろうかとも思ったけどやめた。

まっっじでむかついて
お気に入りの本がもう返ってこないということに悲しくて
ちょっとまじ無理だった。

寝れば忘れるかとも思ったが
数日経った今でも時折思い出してイライラする。

だからこうしてここに記す。
一生呪う。



とりあえずアプリ上で運営に通報しといた。




終。


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