【転職】アラサーで未経験エンジニアデビューしたわけ
いつも、漠然とした目標と気の向くまま人生の選択をしてきたように思う。
ただ軸になっている言葉がある。
進路に迷っていた18歳の時、進路相談でカウンセラーから言われたこと。
『20代は色々なことに挑戦
30代は挑戦したことの中から何かを極める
40代はその道の達人』
ざっくりとした目標だけど、当時の私はこの言葉で心がとても軽くなって
見切り発車しがちな調子で、
20代は色々なことに挑戦してきた。
好きなことを仕事にしたくて、
音楽に携わりたかったことと、
「作品のCDとかエンドロールに自分の名前載せたいなあ」
「レコード会社と音楽スタジオで働きたいなあ」
「全国ツアーまわりたいなあ」etc...
ってな具合で「ああ、温泉でも行きたいな〜」と同じ温度感でゆる〜く抱いた気持ちたちは全て実現された。
29歳の時に、憧れのキャリアと年収を手に入れようとしたとき、
「自分は何を極めたいのか?」と悩んだ。
「会社の名前でなく自分の名前で胸を張りたいし、
新しい音楽ビジネスに携わってわくわくしていたし、30代になると子供もほしいし」
ってな具合で悩んでいたら、
宇多田ヒカルさんのライブ映像をVRで視聴できるというニュースをみた。
「何だか面白そう」といつもの症状が出て、
色々調べてみると、VR会社があってVRエンジニアという職業があった。
ということで、キャリアも女性としてのライフスタイルも、両方実現達成できる気がしたIT業界にジョブチェンジしよう!と思い、
転職者向けのITエンジニアを育成してくれる会社に転職することにした。
29歳で新卒時代の年収で再スタート。
母親の「勉強や新しいことをするなら1日でも早い方がいい」という言葉に背中を押された。
半年間研修(VRにも触れた)をし、遂にエンジニアデビュー。
そこから約1年SIerに客先常駐した。
インフラからWEB制作と色々な技術に触れることができた。
休日や就業後は、IT×音楽関連のセミナーやハッカソンに参加し、
とてもわくわくすることや
世界が広がり、
この道を選んで良かったなあと思いつつ、
SIerの現場で技術のキャッチアップに必死だったが、このままではまずい気がしていた矢先、ハプニングが起こった。
(続く)