彼との関係性を構築していく筋力をつけたい
彼と喧嘩した、というか一方的に私が怒った。不安定になった。
同時並行で、職場で、理不尽な仕事を押し付けられた。抗議しても良かったんだけど。もういいや、と思って、自分でやっちゃった。
わたしの基本スタンス。この人分かり合えないなと思ったら上辺だけ合わせる。おかしいなと思っても、一度「もういいやこの人」となったら、心の中で、切ってしまう感覚。一線を画す感じ。自分自身の人との関わり方って、ドライなんだな〜と、最近あらためて思った。
もちろん、職業柄、目の前の子どもたちには真摯に向き合う。
でも、同僚はどうだろう。「いくら言っても無駄だな、この人。」と、一度諦めてしまうと、割ともういいや〜ってなっちゃう。「反論しなよ、おかしいって言えばいいのに〜」って言われても、難しい。もう過ぎたことだしいいや、って。
これまでの人間関係を振り返ってみても、自分の中で「分かり合える人」としか関わってこなかった気がしている。もういいやと思えば、そこから徐々に心の距離ができていく。そして、いつの間にか疎遠になる。
この距離の取り方、処世術としては、大切だと思う。自分を蔑ろにしたり傷つけたりする人のことは避けられるのでリスクヘッジにもなる。でも、果たして、このような人との関わり方を続けてきたわたしには、ちゃんと目の前の人と向き合い、関係性を構築していく筋力があるのだろうか。
おかげさまで、わたしの周りには、本当に尊敬できて大好きな友人がたくさんいるし、家族にも周囲の人にも恵まれていると思う。
でも、その功罪として、価値観をすり合わせるとか、自分のあれ?と思う違和感を伝えることとか、そう言うことが本当に苦手。
今までは、それでも良かった。でも、今年、30歳の秋。そうは言っていられない状況が訪れているなと感じた。それが今回の彼との喧嘩。
お互い違う人間なんだから、伝えないとわからない。特に、お見合い?紹介?での出会いだから、まだまだお互い知らないことばかりだし、すり合わせなきゃいけないことが多い。
詳しくは書かないが、今回は、彼の言動に対して、わたしが一方的に不安になって怒って悲しくなって。お互い中距離で離れて暮らしているし、彼の仕事が忙しくてなかなか会えないし、連絡もマメじゃない彼なので、「あ、もう無理かも」と。ネガティブスパイラルに陥り、一線を画したくなった。
でも、「結婚前提」と言ってくれているし、、と思いとどまり、ひとまず自分の思いを伝えてみることにした。ネガティブな感情を伝えることに対して、とにかく腰が重かった。
意を決して、彼を前に、自分の気持ちを話した日。すごいドキドキした。緊張した。カンペまで作った(笑)これで、伝わらなかったら、それまでだな、って思いながら話した。結果、わたしが思っていた以上に真摯に向き合い、謝ってくれた。「伝えてくれてありがとう」と感謝してくれた。すぐに改善してくれた。
「あ、私の気持ち、ちゃんと伝わったんだ」と安心した。自分が勇気を出して伝えたことが、相手に「伝わった」と感じる瞬間ってこんなにうれしいものなんだと思った。この人になら、これからも勇気を出して、思ったことは伝えていきたいと思った。良いことも、悪いことも。
もちろん、配慮が無くなり、なんでもかんでもズケズケと言おうとは思っていない。これから長く一緒にいる中で、きっと彼に対して、時には言いにくいことも、伝えていかないといけない場面がたくさんあると思う。それは逆も然りだと思う。私が直さなきゃいけないことも絶対ある。
これまでの自分だったら、正直、傷つきたくないし、自分が我慢して良好な関係が築けるならまあいいか、と話し合いからは逃げてきた。特に、恋愛関係において。そして、我慢しきれなくなると、関係を終わらせてきた。
これまで怠けていたから、すぐに上手くなるわけではないだろう。でも、ちょっとずつちょっとずつ、自分の考えを伝えたり、相手との違いを理解したり、話し合いができる筋力をつけていきたいと思う。
元彼たちとの関係もわたしの在り方次第では違っていたのかもしれない。同じような間違いは繰り返したくない。
どうして、今回、ちゃんと伝えてみようと思えたかと言うと、やっぱり、ちゃんと彼との将来を考えているからだと思う。少しずつ、自分の中で、彼の存在は大きくなっていることに気づけた。
アドラー心理学の『幸せになる勇気』の中で
「目の前の人とダンスを踊る」という言葉がある。
目の前の人が、「運命の人」かどうかなんてわからない。でも、勇気を持って、分かり合えないことをベースにしつつ、少しずつ彼との関係性を構築していきたい。「運命」と呼べるだけの関係性を、果たして作っていけるだろうか。
その努力はしていきたい、そんなことを考えた、最近でした。
なんか、終始まとまりのない内容で・・・💦
最近の彼との出来事から感じたことを言語化しておきたいな、と思った勢いで書きました。
お読みいただきありがとうございます。
おしまい。