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青色クラブの存在を振動で感じるタイアップやります
こんにちは、藍上アオイです!
VRChatで「青色クラブ」というイベントのオーナーをしています。
今回はとあるウェアラブルデバイスと青色クラブがタイアップ企画をすることになったのでご紹介いたします。
音を身体に刻むデバイス「Hapbeat」とは
![](https://assets.st-note.com/img/1725441233-4WExojfPTkHpZqlG89UAwgu2.jpg?width=1200)
そのデバイスとはベンチャー企業であるHapbeat合同会社さんが開発した「Hapbeat」です。
言ってしまえば「低音域に反応して振動するウェアラブルデバイス」です!
公式サイトから引用します。
Hapbeat は音の振動を体に直接伝えることで、普段聞く音楽をライブやクラブのような迫力と臨場感で体感できるウェアラブルデバイスです。そのコンパクトな見た目からは想像できないほどパワフルかつ繊細な音の振動を表現し、新次元の鑑賞体験を実現します。もう「物足りない」とは言わせません。
VR専用とかではなく、オーディオジャック出力のあるデバイスであればPCやスマートフォン、VRMHDなど何でも使用可能です。イヤフォンとデバイスの間にHapbeatを挟んで中継するイメージというとわかりやすいでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1725363048-LU0dhINqeP39pHCsx5tK7mrE.png?width=1200)
大きさは一般的なマウスくらいで、首にかけるタイプのデバイスです。本体がバイブレーションするのではなくストラップが引っ張られることで振動します。想像以上にちゃんと振動します。(振動レベルは調整できます)
低音にあわせてデバイスが振動することで日々の音楽鑑賞や動画視聴はもちろん、VRChatでのクラブイベントなんかがより一層楽しくなるぜ!!
とうことで、2024年8月20日に発売した最新機種の「Hapbeat Duo 2」とVRChatイベント「青色クラブ」がタイアップ企画を実施することになりました!
青色クラブのコンセプトである「バーチャル上に存在する手触りのある居場所」をより加速させてくれるデバイスだと思ったので、Hapbeat合同会社さんに声をかけさせていただき実現いたしました。
Hapbeat合同会社さんは東工大発のベンチャー企業で、主に代表山崎さんがひとりで活動されています。山崎さんが大学時代に発明された振動機構を活用して触覚技術の利用拡大を目指されているそうです。
青色クラブはリアルと現実の連携に今までも(些細なことですが)チャレンジしてきました。今回の音のハプティックフィードバックは特にやりたかったことなのでこのデバイスの登場、タイアップの機会は本当に嬉しいです。
(ちなみに物品提供を受けたりキャッシュバックをもらったりしているわけではありません。通常通り購入して、こちらから青色クラブでの「バーチャルの存在の体験」にチャレンジしたいので何かしらタイアップしてください、お願いします!とずうずうしく連絡して実現しました)
青色クラブが目指している、今までやってきたリアルと現実の連携についてはこちらの記事を御覧ください。
タイアップキャンペーンの内容
1)「Hapbeat Duo 2」の無料レンタルキャンペーン
青色クラブにご来場いただける方向けに「Hapbeat Duo 2」の無料レンタルキャンペーンを実施いたします。VRChatイベント「青色クラブ」は第一第三金曜日の22:00から営業しています。以下の合計4回の営業にあわせてのキャンペーンとなります。
①青色クラブ 9月20日(金)営業週のレンタル
9月14日(土)発送〜8月22日(日)までに発送で返却
②青色クラブ 10月4日(金)営業週のレンタル
9月28日(土)発送〜10月6日(日)までに発送で返却
③青色クラブ 10月18日(金)営業週のレンタル
10月12日(土)発送〜10月20日(日)までに発送で返却
④青色クラブ 11月1日(金)営業週のレンタル
10月26日(土)発送〜11月3日(日)までに発送で返却
レンタル期間内であればもちろん青色クラブ以外のイベントやPCやスマートフォンなどで楽しんでいただいて問題ありません。
応募条件としては、
レンタル期間の青色クラブにご参加いただける方
※ VRChatのPCVRイベントです。参加方法等は公式サイトを御覧くださいクリックポストが届く日本国内の方
フォーム内の借用条件を遵守できる方
となります。
①〜④の各レンタル期間でそれぞれ5名様の抽選となります。
応募フォームは以下となります。応募方法や応募締切やルールなどはこちらですので必ずお読みいただいた上でご応募ください。
↓↓↓↓↓↓↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf5MSxAkCvxy_dkWZK_PgfAAbl6S8cKLmphWIOTH35tgHPctA/viewform
2)「Hapbeat Duo 2」の1000円引きクーポン配布
上記期間内の青色クラブのワールド内に1000円引きクーポンコードを設置いたします。クーポンコードは翌日の土曜日の22時まで、また、先着10名までご利用いただけるようになっています。レンタルして実際購入したくなった方、気になっている方、ちょうど買おうと思っていた方はぜひ青色クラブにいらしてください。クーポンコードの写真撮影しての共有はNGです。
青色クラブのSpotifyプレイリスト公開
前々から「青色クラブのオリジナルプレイリストが欲しい〜」という声が多かったのですが、今回のタイミングは良いきっかけなのでSpotifyのプレイリストを公開しようと思います。来週あたりに公開予定です。いつも通り自分の趣味全開ですが、青色クラブでお馴染みの曲もいっぱい入れる予定ですのでお楽しみに!Hapbeatを使うとより気持ちよくなれる感じの選曲です。感受性豊かな人は振動も相まって涙がちょちょぎれるかもですね、そしたらお友達。
今回のタイアップのきっかけ
2024年1月26日(金)にビッグサイトで開催していた展示会に遊びにいった際に出会うことができたのがHapbeatでした。
ビッグサイトで開かれる「TOKYO XR・メタバース&コンテンツ ビジネスワールド」、26日(金)にぶらりと行きます
— 藍上アオイ (@aiue_aoi_) January 22, 2024
起きたら…ここどこそす? pic.twitter.com/0wtt2Ydeiu
— 藍上アオイ (@aiue_aoi_) January 26, 2024
(ろくな写真やツイート残ってなかった…)
Xでは以前から見かけていて気になっていたHapbeatですがついに実機に対面!
そのときは何かしらの楽曲(忘れた)とゲーム実況の映像を見ながらHapbeatを体験しました。ジャケットタイプのハプティクスフィードバックの拡張デバイスは体験したことがあったのですがHapbeatは首から下げるだけでかなりお手軽。FPSのゲーム実況映像の発砲音と共にブルッと震えるのも面白い体験でした。バトロワ系のゲームだったのでダウンしたときの心臓音もリアルでしたね…
青色クラブに来たことある方や過去記事をご覧になったことがある方はわかるかもしれないのですが、自分はライブハウスやクラブに於いての低音の聞こえ方の変化に対してある種の執念みたいなものがあります。自分がクラブに通ってた頃のあの空間を再現したい…という気持ちスタートで青色クラブは生まれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1725428970-OfcCdnlNG2WHxJ0YXvUw8pQ6.png?width=1200)
例えば青色クラブの階段を降り始めるところでメインフロアである地下駐車場で流れている楽曲の低音が聞こえてきます(実際のところ、Hapbeatはここから震えだします)。階段を降りていくと低音のボリュームはあがっていき、バーエリアに入ると一気に音圧が上がってハイとミッドも少しだけ戻ってきます。地下駐車場に飛び出るとハイとミッドが完全に戻ってきてリバーブが掛かった音が鳴り響きます。
こういった音の遷移にこだわりがあるのですがHapbeatというデバイスはその体験を更に深めるのでは!と妄想していたところ、展示会で実際に触ってみて…「ぎゃ〜絶対おもしろい〜青色クラブで使ってみたい〜!」となり、その場にいらしたHapbeat合同会社の山崎さんにご挨拶。帰宅後に即メールしました。
その後少し時間は空いて、ついこの前、2024年8月20日に「Hapbeat Duo 2」が発売したのでひとまずレンタルしました。
長らくお待たせしておりました、Hapbeat Duo 2 の販売を開始致します!ぜひご検討ください。
— Hapbeat (@hapbeat__) August 20, 2024
ご購入:https://t.co/3kCiteC12r
レンタル:https://t.co/dDEQt58Nkv
また Duo 2 が前モデルからどう変わったのかについて紹介記事を執筆いたしました。ぜひご覧ください !https://t.co/FlUCtEXuMU
レンタル後、YouTubeや映画をみたり、Spotifyを聴いてみたり、VRChatでクラブイベント行ったり青色クラブに行ってみたりしながら色々試してみました。
手軽に音を身体で感じられてとても楽しい体験だったのでレンタル期間終了後にすぐに購入したのです。
そして、青色クラブに遊びに来てくださるみなさんにもこの振動をぜひ体験してほしい…青色クラブで表現したいことを更に加速させたい…ということで山崎さんに相談して今回のタイアップの実現にいたりました。ありがとうございます。
使い方
公式サイトでも案内がありますが、こちらでも紹介いたします。
開封と中身
![](https://assets.st-note.com/img/1725357088-5ta1FVuGnPEk8JKsHjv2ewfM.jpg?width=1200)
レンタルもしくは購入するとシンプルな包装で届きます。
本体一式のプチプチ梱包と説明書などの紙資料です。
![](https://assets.st-note.com/img/1725357171-8pXuSGQAK20REVoMbeIsTmDW.jpg?width=1200)
プチプチの梱包を開くと本体とネックストラップ、オーディオケーブルが入っています。同梱されていないものは次の大項目を御覧ください。
各種ボタンやジャックの説明
![](https://assets.st-note.com/img/1725361687-V1dXUH0KPDpejBNQfgh8cAtW.png?width=1200)
画像を用意してみました。注意すべきは入力と出力です。逆にすると当然音は出ません。お気をつけください!
![](https://assets.st-note.com/img/1725357531-Fy5Cpwug8Rds2kqavPe6JThK.jpg?width=1200)
ストラップはこのように取り付けます。
各種接続(iPhone)
![](https://assets.st-note.com/img/1725357598-feE5hNr90mSk1vUY8dW2Zjg3.jpg?width=1200)
自前のイヤフォンやLightning - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタを接続します。ストラップを首にかけて電源をオンにして音源を流せば振動します。
各種接続(VRHMD)
Meta Quest 3の場合はこんな感じで接続します。
![](https://assets.st-note.com/img/1725425927-z9w0vGam2AhVg6jpN47okuKf.jpg?width=1200)
変換はいらないので直挿しでOKです!
ちなみに自分は普段Meta Quest Proを使っていまして、自分の場合はちょっと特殊な接続なので最後の方に記載しました。
同梱されていないもの
有線イヤフォン
最近はワイヤレスイヤフォン使っている人も多いと思うのですが有線イヤフォンが必要です。一緒に入っていないので用意をお願いします。
Lightning - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ(iPhoneユーザー限定)
iPhoneユーザー限定ですが3.5mmヘッドフォンジャックが刺さらないので変換器が必要です。自分は持っていなかったので純正のこちらを購入しました。https://www.yodobashi.com/product/100000001003244852/
充電ケーブル(TypeC)
充電するためのケーブルが必要です。3000mAhのバッテリーです、電池式ではありません。TypeCなので何かしら家にある人も多いのではないでしょうか。 公式サイト引用→ USB-C 15 W(5V/3A 満充電まで約1時間)
音源となるデバイス
これはもちろんなのですが音を出力するPC、スマートフォン、VRHMDなどは別途必要です。3.5mmヘッドフォンジャックが刺さればなんでも大丈夫です。HapbeatはVR専用とかそういうものではないです。
個人的におすすめなポイント
振動のレベル調整は低めに
振動出力をあげるとめちゃくちゃ暴れまわります!これはこれで楽しいのですがバイブレーションがメインになってきてしまって気になっちゃいます。マッサージマシンみたいになっちゃいます。音楽が主役なので、お好み次第ではあるのですがちょっと抑えめにすることをオススメします。あくまでも音を体感するためのハプティックフィードバックという匙加減で…抑えめの設定でも低音主張が激しい楽曲が流れると結構震えますよ!
ストラップの長さは長めが良いかも
「Hapbeat Duo 2」は本体が揺れるのではなく、首にかけているストラップを揺らすことで振動を表現しています。なので、ストラップの長さをマックスにすることで身体とストラップが接触する面積が増えるのでより振動を感じることができます。おすすめです。
ステレオの振動を楽んでみよう
実は振動、ステレオ対応しています。低音の左右パンがわかりやすい音源がなかなか思いつかないのですが、VRChatで3D音声を聴くとわかりやすいです。頭を振ると音が左右に移動しますが振動も併せて移動します。
注意点
入力と出力のジャックの差込口
デバイス本体に書いてないのでわかりにくいのですが、音源の入力はド真ん中のジャックです。イヤフォンへの出力は端のジャックです。お気をつけください。ちなみに電源は入力のジャックが差し込んでないとオンにならないようです。本体側面の電源スイッチだけだとオンにならないので注意です。
電源オンはジャックを差し込んでから
電源オンのままジャックを抜き差しすると大きく揺れて結構びっくりします。抜き差しに伴うノイズに反応しているんだと思います。ジャックを差し込んでから電源オンにしましょう。
気になるところ
タイアップではあるのですがちょっと気になるところも書いておこうと思います。
ケーブルが少し気になる
既にシンプルな構成ではあるのですが普段のワイヤレスデバイスに慣れてしまうとケーブルが気になってしまうというのはあります。自分がVRHMDがワイヤレスだからより一層…なのかも。VRは身体動かしますし!
(特にVRChatだと)意図しない場面で振動する
オーディオジャックから流れてくる音の低音に対して振動するので、人の声とか環境音にも普通に反応します。理想であればVRChatで流れている音楽のみに反応して欲しいところですがそれは無理な話なので、音楽を楽しみたい時は他のプレイヤーボイスのボリュームを下げる、イヤーマフモードをオンにするなどで対応する形になります。これはVRChatで実際にクラブイベントにいってみるまで盲点でした。環境音にも反応するので川の音のSEがあると結構揺れます!
Appendix:自分の使い方
自分はMeta Quest ProにGlobular Cluster ステレオVRヘッドフォンを取り付けています。イヤーマフです。もともとIndexを使用していてイヤーマフタイプに慣れてしまったのでMeta Quest Pro対応のものを探して購入しました。
【朗報】メチャイイ pic.twitter.com/n5kU4axG0U
— 藍上アオイ (@aiue_aoi_) February 13, 2024
(密閉型のイヤフォンつけてると喋りにくいんですよね…この辺の議論はよくXで見かけますね)
Hapbeatを使用する際に色々付け替えたりが面倒だと億劫になってしまいます。うおーーーー!せっかくVirtual Desktopで無線環境にしてるし普段のこの環境のままHapbeatを使用したい!
Hapbeatを入出力の中継で挟むと、せっかくVRHMDのLRとヘッドフォンが短いケーブルで繋がっているのに複雑になってしまいます。
そこで思いついたのは、オーディオケーブルの分配器をLRどちらかの出力にかますことです。自分はエレコムのこちらを購入しました。
分配器の二股の片方は普段通りヘッドフォンに、もう片方はHapbeatの入力へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1725426280-v3eJn7EdhsPuSLKB9wY0j8Mx.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725426205-b7uT4ygYViLkjPmdNUJzFoO1.jpg?width=1200)
これでどうなるかというと、普段は分配器の二股の片方は何も挿さずに利用できて(これ重要)、Hapbeatを使うときは分配器の空いている方にHapbeatの入力を挿せばいいのです。更に良いポイントはHapbeat側の出力にイヤフォンを挿す必要はないのでケーブルまわりがとてもシンプル!密閉イヤフォンでないと振動でストラップが震える音が聞こえやすいという話でしたがあまり気にならず、デメリットは特に感じられませんでした。ステレオ振動も生きていたし。最高!
同じ状況の方はあまりいらっしゃらないかもしれないのですがよかったら参考にしてください。
さいごに
今回のタイアップは青色クラブをより楽しんでもらいたい、青色クラブで自分が実現したいことに一歩近づくなと思って企画しました。無料なのでもしよかったら気軽にキャンペーン応募してみてください。キャンペーン以外の普段でも600円でレンタルしてます(ほぼ送料分のみだ…)。
そういえば、青色クラブ3.0はぼちぼち進めています。
ケーブル性癖の人たちを想って
— 藍上アオイ (@aiue_aoi_) August 23, 2024
丹精込めて一本ずつ配線してます#aoiro3_wip pic.twitter.com/BljUhpHKLb
えるいーでぃーうぉーる #aoiro3_wip pic.twitter.com/i1AbiyToU4
— 藍上アオイ (@aiue_aoi_) August 24, 2024
時間とメンタルと戦ってます。年内…には…どうにか…(?)
…そのうち完成するので!責めないで!!
青色クラブの世界観のゲーム!!! pic.twitter.com/Mu7Y6iWqIJ
— 藍上アオイ (@aiue_aoi_) August 30, 2024
ちなみに気分転換で作ったこちらのなんちゃってTPSゲーム画面、青色クラブの世界観に則った内容になっています。「ITO」「ARIMA」「浅い地上」等、早くみなさんにお見せしたいです。
それでは!藍上アオイでした。
また地下駐車場でお会いしましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1725356199-AZcmKYhB96xPWtsuGR21Hdpf.png?width=1200)
Written by 藍上アオイ
https://twitter.com/aiue_aoi_